この記事の目次
進撃の巨人単行本第34巻のストーリー・あらすじ
天と地の戦いが開幕。歴代の9つの巨人に調査兵団は防戦を強いられる。
窮地に現れたのは空を飛ぶファルコ巨人。ベルトルト、ポルコ、ユミルの巨人も、自らの意思を取り戻して、調査兵団に助力。
アルミンの説得で心が動いたジークは、自らリヴァイの前に顔を出し、その首を切られる。地鳴らしが止まり、マーレ戦士たちは家族との再会を喜ぶが、光るムカデの反撃で全員巨人化。
地獄絵図と化した戦場で、ミカサはエレンを殺す覚悟を決めて、エレン巨人の口の中に飛び込む。エレンを見つめながら、その首を切る。生首にキス。ユミルがその光景を微笑んで見ていた。
巨人の力が完全に消えて、アルミンはエレンと道で話した記憶を思い出す。
ミカサはエレンの埋葬をするため、一人パラディ島へ戻る。アルミンはエレンを殺した英雄の役割を買って出る。
3年後、イェーガー派が支配するパラディ島に、アルミン、コニー、ジャン、ライナー、アニ、ピークの6人は向かう。港ではヒストリアが待っていた。
パラディ島の丘の木の上でミカサは一人涙を流す。そこに鳥が飛んできてマフラーを巻く。ミカサは「マフラーを巻いてくれて、ありがとう」とエレンに伝えるのだった。
第34巻収録話一覧
第34巻の公式紹介文
パラディ島以外の土地を踏み潰し、次々と命を奪っていく「地鳴らし」。一方、エレンの攻撃目標地点を見定めたアルミンやミカサ達。敵、味方、かつての仲間、数多の命を失いながらもついにエレンに追いつくが……。
「進撃の巨人」ついに完結。
第34巻の表紙カバー解説
あの丘の木に向かって走るエレン・アルミン・ミカサ。
電子版では分からないが、裏には他の104期生の姿もある。
奥にはジャン・コニー・サシャの3人組。ジャンの隣にはマルコの姿も。
手前にはライナー・ベルトルト・アニのマーレ戦士3人組。
一番奥にはユミル・ヒストリア(クリスタ)もいる。
また、表紙全体が「山」に囲まれているだけで「壁」に囲まれていない。
もしも壁がない世界で、国の争いもなければ、共にかけっこをする仲の良い子どもたちになっていたのだろう。
進撃の巨人第34巻の収録話のストーリー・あらすじ
進撃の巨人34巻135話『天と地の戦い』
- ユミルの回想にて、豚を逃したのはユミル本人と判明
- オニャンコポンは飛行艇を無事着陸させる
- ピークはエレンのうなじを吹き飛ばそうとするが、戦鎚の巨人に阻まれる
- アルミンがオカピ巨人に連れて行かれる(ヌルマゴ)
- 超大型巨人(ベルトルト)も参戦し絶体絶命の調査兵団
- ファルコ巨人が空を飛んで助けに来る
進撃の巨人34巻136話『心臓を捧げよ』
- ミュラー長官とアニ父たちエルディア人が一触即発
- アズマビトの船は沈んだが、キヨミ達は避難船に乗り込む
- リヴァイ達はエレン殺害の覚悟を決めるが、ミカサは呆然
- ピークの車力は、巨人化と解除を繰り返し前線で戦う
- アニも前線に出てオカピ巨人からアルミンを救おうと奮闘
- リヴァイは、エルヴィンとの約束を思い出す独白
- アルミンは道の世界にいることに気づく、目の前にはジークがいた
進撃の巨人34巻137話『巨人』
- アルミンとジークが道で対話する
- アルミンは「かけっこ」、ジークは「キャッチボール」に生きた意味を見出す
- 絶体絶命の調査兵団を助けたのはベルトルトやユミル、ガリアード兄弟の巨人だった
- ジークの呼びかけで、グリシャ、クルーガー、クサヴァーの巨人も参戦
- オカピからアルミンを奪い返すことに成功
- リヴァイはジークの首を切り、地鳴らしを止める
- ジャンはエレンを殺すべく起爆装置を押す、光るムカデが出現!
- アルミンは巨人化して、エレンにサヨナラを告げる
進撃の巨人34巻138話『長い夢』
- 世界中の地鳴らし巨人が一斉に止まる
- マーレの親子の感動の再開、ミュラーとアニ父も戦わずに済んだ
- 光るムカデが煙を出してエルディア人を巨人化させる
- 残された戦力は、車力、女型、鎧、顎の4体とアッカーマンの2人
- ミカサは「帰りたい」と願い、エレンと道の山小屋で過ごす
- 覚悟を決めたミカサはエレン巨人の口の中に飛び込み、首を斬る
- ミカサは生首エレンにキスをする、ユミルがそれを微笑んでみていた
進撃の巨人34巻139話『あの丘の木に向かって』
- 進撃の巨人最終話
- エレンとアルミンの回想から始まる(オディハに向かう船の上)
- フリッツ王を愛していたユミルは、ミカサによる解放を望んだ
- 地鳴らしで人類の8割が死ぬ、パラディ島への報復はすぐにはできない
- エレンは「なんでか分からなかったけど、どうしてもやりたかった」と語る
- アルミンはエレンに貝を渡し、別れを告げる
- アルミン回想終了後、巨人の力は消えて、104期生も人間に戻る
- アルミンは立体機動装置を捨て「エレンを殺した」と自称する
- エルディア人を恐れるミュラー長官たちを説得する
- ミカサはエレンの首をパラディ島の丘の木に埋めるため一人旅立つ
- 3年後、パラディ島はイェーガー派に支配される
- ヒストリアの手紙を受け取った104期生はパラディ島へ向かう
- ミカサは丘の木の上で皆を待つ、そこへ鳥が来てマフラーを巻く
- ミカサは「マフラーを巻いてくれて、ありがとう」とエレンに伝えるのだった
以下、単行本で加筆された「その後のパラディ島の様子」
- ミカサはエレンの墓(丘の木)に、頻繁に墓参り。死ぬ直前まで続く
- ミカサ死亡、棺にはマフラー
- パラディ島では戦争が発生、朽ちた建物
- 長い時間が経ち、緑が生い茂るほど放置された丘
- 少年と犬が訪れて、巨大樹となった「丘の木」を見つける
さらに単行本の巻末恒例企画「嘘予告」では、進撃のスクールカースト(エンドロール)として、メタ的な言及がされている
- 映画館で映画を見るエレン・ミカサ・アルミン
- 感想の言い合いが始まるが、エレンは「お前らと見れてよかったよ」とまとめる
- 彼らが見ていた映画は「100年前巨人がいた頃の話。幼馴染3人が登場していた」らしい
- つまり進撃の巨人のその後の世界がスクカー世界だった可能性を残し、嘘予告は終わる
進撃の巨人第34巻の考察・解説動画
135話『天と地の戦い』 | |
136話『心臓を捧げよ』 | |
137話『巨人』 | |
138話『長い夢』 | |
139話『あの丘の木に向かって』 |
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