【進撃の巨人】第139話『あの丘の木に向かって』考察・解説・感想【ネタバレ】

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進撃の巨人139話『あの丘の木に向かって』のあらすじ

地鳴らし3日目(アルミンの回想 / パラディ島〜オディハ)

パラディ島からオディハに向かう船の中で、アルミンは「道の世界」に呼ばれていた。
エレンが死んだことで、アルミンはその時の記憶を思い出す。

エレンとアルミンは、子供の頃夢見た「氷の大地、炎の水、砂の雪原」を巡る。
エレンは自分の気持ちをアルミンに語る。

「アルミンたちを英雄に仕立て上げるために行動していた」
「地鳴らしで人類の8割は殺される」
「始祖ユミルはフリッツ王を愛していた」
「ミカサがユミルを開放する」
「地鳴らしを何でかわからないけど、やりたかった」
「ミカサに男ができるなんていやだ」

そして、最後に別れを済ませ、アルミンに人類を救うことを託す。

地鳴らし4日目(スラトア要塞)

エレンの死によって、104期生の仲間たちは「道の世界」に呼ばれて、エレンと話した記憶を思い出す。
またユミルの解放によって、巨人の力は消え去り、巨人と化していたエルディア人達は人間の姿に戻る。

リヴァイは、調査兵団の亡霊たちに「心臓を捧げよ」の姿勢で、別れを告げる。
ジャン・コニーは、微笑むサシャの亡霊が消え行く姿を見届ける。
ファルコは、人間に戻ったガビに抱きつこうとするが、照れ隠しに投げられてしまう。
ライナーは、母カリナからの謝罪を受け、愛情を感じ、涙する。

アルミンは、ミカサとエレン(の首)に別れを告げる。
そして、目の前で巨人化したエルディア人を信じきれないミュラー長官の説得を試みる。

ミカサは始祖ユミルに別れを告げて、エレンの首を抱えて一人パラディ島へ向かう。

天と地の戦いから3年後(857年)

リヴァイ、ガビ、ファルコ、オニャンコポンは、オニャンコポンの故郷にて暮らしていた。

パラディ島(エルディア国)は、イェーガー派が取り仕切る軍を結成する。
ヒストリアは3歳になった子供を愛し、幸せな家族生活を送る。

アルミン達は、和平交渉の連合国大使として、パラディ島に3年ぶりに帰還。
パラディ島では、ヒストリアとキヨミたちが、彼らの訪れを待っていた。

一方ミカサは、一足先にパラディ島に帰還。
木の下に小さな墓を作り、エレンの埋葬を秘密裏に済ませていた。
涙を流し、孤独を感じるミカサのマフラーを、鳥がそっと巻いて去っていく。
ミカサは一人つぶやく「エレン…マフラーを巻いてくれてありがとう…」

その後の世界の様子(単行本化筆)

ミカサは老衰し、死ぬ直前まで、エレンの墓を訪れていた。
エルディア国は年々発展を続けるが、その果てに待っていたのは戦争だった。
文明は崩壊し、人も住まないその地に、少年がやって来る。
見つめる先は、エレンの首が埋まる地で成長を続けた、一本の大樹であった。

進撃の巨人139話『あの丘の木に向かって』で発生した伏線・謎

関連進撃全話の伏線・謎まとめ

残された謎

進撃の巨人139話『あの丘の木に向かって』で解決した伏線・謎

進撃の巨人139話『あの丘の木に向かって』の表現・対比

進撃の巨人139話『あの丘の木に向かって』の考察・解説

進撃の巨人139話『あの丘の木に向かって』の考察・解説動画

サブタイトル『あの丘の木に向かって』の意味

丘の木で泣いているミカサのもとに、鳥となったエレンが訪れる。
世界を救ったアルミンたちも、パラディ島の丘の木に向かう。
天と地の戦いから長い時が経ち、丘の木は始祖ユミルが落ちた巨大樹のように成長していた。その丘の木に少年が訪れて…。
関連進撃全話のサブタイトルの意味を考察

ポイント

進撃の巨人139話『あの丘の木に向かって』の感想・ネタバレ

進撃の巨人139話『あの丘の木に向かって』の感想動画

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137話『巨人』
138話『長い夢』
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3 COMMENTS

T

ハルキゲニアが自らの生存のために人類と共生して来たのなら、
人類が理不尽に攻撃してきた時点で、手加減なしで反撃するんじゃ?

ハルキゲニアは特権モードで地鳴らしを単独で再開できるだろうし、
壁の巨人を動員してストッパーズを殲滅出きるだろうと思う。
#巨人システムをエミュレートしている存在ができない理由が
 あるようにはみえない。

怒ったハルキゲニアが9つの巨人を回収して、残りの巨人を
結晶化して去って、巨人は駆逐されました、一匹残らず、
て感じでしょうか。で、農夫がヒストリアの子を抱いて
「お前は自由だ」で終わり。

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人間

エレンの駆逐完了=野良巨人&自分&アルミンたち(知性巨人)が消えることだよね。もし光るムカデが死ぬことでの巨人の駆逐じゃなくて、自分の死。そして、ムカデ道ずれの巨人が消える。(巨人のちからがつかえなくなる、野良巨人が人間に戻る)そんな感じかな。  

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