【進撃の巨人】第93話『闇夜の列車』考察・解説・感想【ネタバレ】

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進撃の巨人93話『闇夜の列車』のあらすじ

中東連合との戦争に勝ったマーレ国は、巨人の力が科学力に劣る時代の到来に備えて、始祖奪還を急ぐ。
艦砲射撃を食らい、疲れ果てていたライナーが目を覚まし、戦士の仲間2人と会話を交わす。
ポルコ・ガリアードは、104期生ユミルを食べて「顎の巨人」を継承した男性。
ピーク・フィンガーは、四足歩行の「車力の巨人」を継承した女性。

戦いに勝って、日常に戻ってきた戦士候補生は、兄貴分であるライナーと街をめぐる。
その夜、マーレの戦士・戦士候補生・一般兵士たちは、故郷のレベリオの帰路につく。

【時期】854年
【場所】マーレ国

進撃の巨人93話『闇夜の列車』で発生した伏線・謎

Qカルヴィ元帥の発言「羽の生えた巨人はいなかったか?」
(23巻93話)

A
(34巻135話)
Q「王家の血」に関してコルトが訪ねた時、ジークの眼鏡が曇る
(23巻93話)

A
(26巻105話)
Qジークの発言「ケツの吹き方が独特」
(23巻93話)

A
(34巻137話)
Q3年間で駆逐艦を含む32隻がパラディ島に消えた
(23巻93話)

A
(26巻106話)
Q右腕に腕章をつけた謎の男がライナーと戦士候補生を遠くから見ている
(23巻93話)

A
(25巻98話)
Qライナーの発言「真っ暗な俺達の未来」
(23巻93話)

A
(24巻97話)

関連進撃全話の伏線・謎まとめ

残された謎

Q巨人化学の副産物アッカーマン
(23巻93話)

A
(巻話)

進撃の巨人93話『闇夜の列車』で解決した伏線・謎

進撃の巨人93話『闇夜の列車』の表現・対比

進撃の巨人93話『闇夜の列車』の考察・解説

進撃の巨人93話『闇夜の列車』の考察・解説動画

サブタイトル『闇夜の列車』の意味

中等連合との戦争を終えたマーレ兵士は、闇夜の列車に乗って、故郷に帰る。
ライナーとファルコの話から先行きの見えない暗さや、一本道の未来も示唆している。
関連進撃全話のサブタイトルの意味を考察

ポイント

一つ目がそのコルトが会議に出席する理由です。は幹部候補生だからです。ファルコのアニのコルトが、実はこの会議に出席しています。ジークの後ろにいます。このコルトは獣の巨人を継承することがもう確定しています。獣の巨人クサヴァーさんジークと受け継がれてきて、コルトに受け継ぐ予定だったのです。ところでコルトって実は重要キャラクターです。そのマーレ国にとっては。で91話とか92話でも読み返すと分かりますが、マガトに選挙区をどう見るみたいに質問されていました。つまりその現場でマガトという隊長の偉い人の下で、お前はどういう風に考えると命令を聞かれているわけです。は自分が突っ込んでいくとかじゃなくて、どういう風に戦ったらいいと思うとこう戦略を尋ねられているわけです。なんかその企業なんかでいうojtみたいなオンザジョブトレーニングみたいなもんかなと思っていて、この後継承するというところで早めに、戦場に出させて、さらには自分が指揮するとしたらどうするというところです意識させているのではないです。その辺の延長戦場でこのね重要人物しか出られない回避にも、実はねこういる。ライナーはこの場にいないです。もうあのマガトという隊長と選手長であるジークです、はいるのにライナーはいないけれども、このコルトがいるというあたりも注目です。2つ目です、元帥とマガトの対比、小物感vs頭の綺麗とが、あのマーレ国の現状が語られます、このままでは軍事技術の発達についていけず負けてしまうと、主に空での戦いに負ける巨人は第一の悪魔だという話があります。中でこの元帥が、羽の生えた巨人はいなかったのかという、あのいう風に語るのです。この後のここまで冗談で言ったみたいな雰囲気が出てるのですが、本心でもあるのではないかなと、楽な道とか方法がないかという、気持ちで少し小物感があります。さらにはこのジークのことを一度だって疑ったことはないと脅威の子よと言います。一方でそれと対比されるのがマガトという存在です。巨人の力にアグラをかいてきたツケが回ってきたんだって言ったりだとか、あとはジークのことも疑っていたりします。さきほどの会議はうまくいったなジーク。20年以上お前を見てきたが、未だそこを知れぬガキのままだと言っています。ね明らかにカルヴィ元帥とマガト隊長を対比しています。あのマガトってどんな人物かというと、初登場した時に800人のエルディア人を犠牲にしろって言っていたので、少し嫌なやつというか、冷酷なやつだなって思えるのですが、一方で、この話なんかを読むと、実は非常に有能なキャラクターということがわかって、31話時点でも、生き残っているようなキャラクターになります。次にファルコの一言にライナーが過剰に反応した理由ところでライナーとの会話の中でガビを戦士にしたくないという本音が垣間見えてしまうのです。それにライナーが全力で脅します。コルトは獣の継承権を剥奪されるどころか、お前は親族と共に巨人兵器に加えられる、次に飛行船から投下されるのはお前ら無本人、グライス系一向だと巨人なんかついでどうなりますか、ガビが可哀想ですを、聞いたような、ファルコが言ったのをライナーが聞いてこのように全力で脅す。俺少し脅しすぎかなともと思いますが、24話で事実が判明します。それが何かというと、ファルコとかコルトはグライス一家です。グリシャをエルディア復権派に導いたグライス、彼の親族です。我々にはマーレ政府の内通者がいます、その者が言っていましたって言っていたね。グライスです。彼の親族であったために、マーレ国からすると、こいつは無本人の一家なのではないか、革命派で危ないのではないかって思われています。それをこう、いや自分たちは全然危なくないですよを示すために、戦士候補生に立候補したという状況があります。少年ら兄弟も家族を守るために戦士に志願し、彼のアニが獣の巨人の継承権を獲得したことによって、ようやくグライス家は安泰となったとです、語られているので、意外とこのライナーが、お前何言ってんだって言ったのは過剰じゃなかったのです。このグライス家は、サッカーでいうところでもうイエローカードをもらっているような感じです。だからもう一枚もらったらもう退場一家丸ごと殺されてしまうような状況ライナーがかばったところもあります。ただその、ライナーの考えとファルコの考えは一致していて、ブラウンさんが俺と同じ考えでエルディア人を戦争から解放したいんだとしたらところでこの巨人の力に支配されているマーレ国の状況、巨人の力を使ってです、他の国を侵略したりだとか、エルディア人が差別されているような状況は良くないと考えています。でファルコはエルディア人を戦争から解放したいという気持ちは、そのグライス一家、革命派の血を受け継いでいるからかなとか、あるいはその幼少期に、教育とかもあったところも、少し匂わせてきます。次です、ジークの考えところでジークのこの生涯を見ていくと分かりますが、結構、わかりづらいキャラクターですが、そのマーレ国の裏切り者という人物です。元々はその王家の血を引く母親のもとでマーレ国に生まれました。父親のグリシャを密告して、その際に、自分の血のこと、王家の血を引いているということは秘密にしていました。そのままです、忠臣を誓ってマーレ国の戦士となります。その中でマーレ国を裏切ってパラディ島に渡って、安楽死計画をするけれども失敗するは、ジークのです、流れです。この23話あたりで描かれているのは、この③と④の間、マーレ国の戦士として裏切るまでの状況が描かれています。ジークは裏切るためにずっと行動していましたと。この時も、始祖奪還作戦を提案しているのは、その裏切りの一部なのではないかなという感じもします。父親のグリシャを差し出したために、脅威の子として信頼されているけれども、王家の血を引いていることを申告していなかったということが明らかになります。まるで話に聞く始祖の巨人なら、どうしてジークさんは特別なんでしょう。王家の血を引いているわけでもないのにと、コルトかなり鋭いこと言っていますが、ジークは、タバコを加えたまま真意を明らかにしていないという描写があります。この前の話でグリシャがジークは全てを話すだろう、我々が捕まって王家の血を引いているということも話すだろうと言っていたのに、話してなかったところでジークに裏があるというところが伏線として描かれています。さらには月が出ていれば夜にだって動けるところでパラディ島でなぜ動けていたのか、月夜の巨人たちが動けていたのかところも判明します。さらにはそのパラディ島側、謎に包まれたパラディ島には3年間で32隻が島に消えているということもわかったりして、何をしているかわからない恐怖が、この辺で描かれています。当然ジークの差し金というか裏で協力していますが、23話です、この伏線張られまくりが見ていて面白いです。次に面白いのがライナーの地獄です。ガリアード、ポルコは、ライナーが悪夢を見ているってわかった上で起こさないという少し意地悪なことをします。何故ガリアードがこんなにライナーのことを恨んでいる、憎んでいる、怒っているのかというと、ガリアードは、過去の巨人継承者に選ばれなかった。さらにはパラディ島に潜入したライナーたちがマルセルを見殺しにしたからです。もう1回その継承者の図ですが、元々その鎧の巨人、車力の巨人、顎の巨人、獣の巨人と女型の巨人、超大型巨人という6体の巨人がいて、鎧の巨人であるライナーの責任はポルコ・ガリアードが入る予定だったのですが、マルセルの妨害によってライナーが鎧の巨人を継いだと。その後に顎の巨人を継いでいたマルセルをライナーが見殺しにしたというか、マルセルがライナーを助けようとして死んでしまったという状況です。つまりポルコからすると本当にこの2つの理由で非常に怒っている、恨んでいるような状況です。あとはこの23話で104期生ユミルの最後というのも描かれました。全身のユミルという女のことは少しわかったところでエレンがヒストリアと一緒に地下道に行った時のようにこのように捉えられて、そこで無垢の巨人化してユミルのことを食べたと分かります。ガリアードはユミルの記憶からライナーの兵士時代を垣間見るのです。兄貴の真似して気取りやがってと言います。兄貴の真似事じゃねえかって。ライナーの細かい表情の描写があって、その通りだガリアードという、お前の言っていることは全て正しいと言われるのですが、24話でいうライナーは死んだマルセルが必要なら俺がマルセルになるからという、そのマルセルを殺してしまった罪悪感とか自分が信じていたものがもう何もなくなってしまって、マルセルの代わりという役目を演じたライナーがいたのです。だからこそ兄貴の真似事をかなり意図的にやっていたというところが後々分かります。ファルコとの会話なんかを見ると、過ごしてきた自分の人生に絶望しているところもです、分かります。お前がガビを救い出すんだ、この真っ暗な俺達の未来から、俺達の未来は真っ暗だとライナーは語ります。ガビを守りたいならお前がガビを超えるしかないところで彼らは継承者は13年で死ぬという呪いを受けていて、さらに始祖の巨人を奪還できたとしてもエルディア人は不要になってしまう、殺されてしまうのではないかところでタイトルにある通り闇夜の列車、未来が闇であるところが、このタイトルさらには絵から示されているというところです。ライナーの地獄が、徐々に読者にもわかってきます。小ネタ少したくさんあるんでサクサク飛ばしますけど、戦死候補生達の会話です、これ彼ら海を見る少年たちです。エレンたちが22話の最後で海を見ていましたが、彼らが見る海は外の国の自由ではない場所、敵の存在がいて、自由でない場所を見ながら語るというところが面白かったです。エルディア人が処分されるということはみんな考えないように、少し現実から目を逸らしつつ、話していたりだとかします。四足歩行のピークところで車力の巨人は四足歩行でした。人間に戻るのは2ヶ月ぶりところで車力の巨人は長時間巨人化していられる。元々この男性の予定だったって確かインタビューで言っていたので、そのピークが美少女というのにはみんな驚いたかな。エレンが実はすでに登場しているというのもこの話の見どころです。ライナーたちを見つめるエレンがこの時います。しかも、なんか髪の毛長いし、右手側に腕章があるしというところで伏線としてです、描かれています。25話で語られますが、彼らがこのように仲良くしている時に後ろからです、エレンをずっと追っていたというところがホラー演出です。さらにこのシーンからわかるように、この後列車に乗るのですが、列車に乗る前からです、エレンを尾行していたと分かります。次です、アッカーマンの謎が深まります。この時点で出ている情報としては、ミカサ、リヴァイ、ケニーって強い奴らがいるよって、アッカーマン強いよって。彼らは力が目覚める瞬間あったし、記憶の改ざんが効かない、始祖の記憶の改ざんが効かないということも分かっていたのですが、さらにプラスの情報として、巨人科学の副産物ということも分かります。巨人科学の副産物、アッカーマン一族と、王家の伝承のみの存在と思われていたらしいのですが、存在するということがわかりました。このアッカーマンは、31話以降でまた語られるので、まだ謎が残っていると思います。マーレ国は元々エルディアに支配されていて、エルディアの王様のカール・フリッツがパラディ島に逃げ込んだんです。その時にアッカーマン一族も一緒に行ったと思いますが、その辺の巨人の知識を持っているカール・フリッツ王が壁の中に行ったので、マーレ国には巨人に関する知識が全て残っているわけではないですところで王家の伝承のみの存在と思われていたとか、巨人科学の副産物という表現はこの辺の話から分かります。あとは捉えられたアニところでパラディ島勢力が巨人を持っているだろうと、女型の巨人は死んだかもしれないみたいなを、死んだかもしれないし、こっちの島では巨人化したものがいないので、捕まっているあるいは食べられているのではないかとジークは語ります。ところでアニが結晶化されていることはこのマーレ国側には知られていないです。あとガビの英雄願望ところでライナーが後にエレンに俺は英雄になりたかったと語っていますが、それと同じようにガビも英雄願望というものがあります。ガビガビとみんなに担ぎ上げられて、ありがとうのようなもので感動しているガビが、ガビはこの姿を見てわかるようにライナーのように英雄になりたかった。エレンのようにそのためなら外の奴らを駆逐するというか皆殺しにするという意識精神を持っています。ただ後の話を見てわかるようにエレンとかライナーが、特にライナーが味わったような地獄をどんどん味わっていくと、そのきっかけとしてはこのガビの英雄願望という部分もあったと分かります。

進撃の巨人93話『闇夜の列車』の感想・ネタバレ

進撃の巨人93話『闇夜の列車』の感想動画

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