この記事の目次
進撃の巨人特別編『イルゼの手帳』のあらすじ
848年(第34回壁外調査)
壁外調査に参加した調査兵団イルゼ・ラングナーの物語。
無垢の巨人に遭遇し、会話を交わしたことを、手帳に残し死亡した。
849年(第49回壁外調査)
壁外調査に参加したハンジ&リヴァイは、イルゼの手帳を発見する。
「巨人がユミルと発言したこと」を知る。
進撃の巨人特別編『イルゼの手帳』で発生した伏線・謎
(5巻特別編「イルゼの手帳」)
Aイルゼが遭遇した巨人の正体は、104期生ユミルのお付きの人物が巨人化した姿だった。巨人化前の記憶が影響し、104期生ユミルに姿が似ているイルゼ・ラングナーに対して「ユミル様」と言ったと思われる。
(22巻89話)
(5巻特別編「イルゼの手帳」)
A104期生のそばかすの名前が「ユミル」と判明する。ハンジはイルゼの手帳を読んでいたため「ユミル」という名前に反応し、驚いた。
(9巻37話)
残された謎
進撃の巨人特別編『イルゼの手帳』で解決した伏線・謎
進撃の巨人特別編『イルゼの手帳』の表現・対比
進撃の巨人特別編『イルゼの手帳』の考察・解説
進撃の巨人特別編『イルゼの手帳』の考察・解説動画
サブタイトル『イルゼの手帳』の意味
第34回壁外調査で巨人と会話後、死亡したイルゼ・ラングナーが残した手帳
関連進撃全話のサブタイトルの意味を考察
ストーリー解説
今回、初登場した女性兵士がイルゼ・ラングナーです。彼女は単独で行動している途中、巨人と遭遇します。そして、その巨人は「ユミルさま…」と喋りお辞儀をします。この理由は巨人が「ユミル様」と「イルゼ」を見間違えている、ということです。 この詳細は、22巻89話「会議」で104期ユミルがヒストリアに渡した手紙で真相がわかります。
104期ユミル
104期ユミルはマーレ国の出身です。彼女は、幼少期「ユミル」と名付けられて、宗教団体に信仰されていました。しかし、その嘘がバレて団体関係者のほとんどが楽園送りとして、パラディ島で巨人化させられました。
喋る巨人
104期ユミルを取り巻いていた斎女がこの髪の短い人物です。この女性が先ほど出てきた喋る巨人である、ということです。なぜ104期ユミルとイルゼを間違えたのかというと、そばかすと黒髪が似ていたから、ということです。アニメでは瞳の色も似ています。104期ユミルについての解説はこちらの動画で解説しています。
ユミルという名前
104期ユミルはずっと名前が明かされないままでした。名前が判明したのは9巻37話「南西へ」です。そして、ハンジさんが彼女の名前を聞いて驚くシーンがありますが、その理由はこの「イルゼの手帳」にある「ユミル」という名前を知っていたからです。
細かい描写
希望から残酷へ
イルゼの「私は屈しない…」という覚悟を決めた直後に巨人が現れる、という流れが恐ろしく残酷です。
巨人の葛藤
巨人はイルゼに問い詰められ、苦悩しています。人を食うという本能と崇拝するユミル様を食ってはいけない、という気持ちに葛藤しているように見えます。葛藤の末、巨人はイルゼを捕食してしまします。その巨人の表情は悲し気であり、血が涙のようにも見えます。
花
諫山先生は「不思議な現象が起きているシーンで花を描く」という演出をされています。今回、イルゼが捕食されたシーンとハンジたちが手帳を見つけるシーンで花が印象的に描かれています。
アニメ版「イルゼの手帳」
この作品はアニメでも映像化されていて「進撃の巨人(OAD)」で見ることができます。詳しい視聴方法はこちらをご覧ください。
アニメ追加描写のハンジさんが巨人を捕獲する場面は本編ともつながるシーンです。戦闘シーンや巨人の描写も迫力がありますし、巨人がイルゼの遺体を巨大樹の洞に祀っているシーンは衝撃的です。
進撃の巨人特別編『イルゼの手帳』の感想・ネタバレ
進撃の巨人特別編『イルゼの手帳』の感想動画
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特別編『イルゼの手帳』 | |
19話『まだ目が見れない』 | |
20話『特別作戦班』 | |
21話『開門』 | |
22話『長距離索敵陣形』 |