【進撃の巨人】第47話『子供達』考察・解説・感想【ネタバレ】

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進撃の巨人47話『子供達』のあらすじ

調査兵団が迫ってくることを察知したライナー達は、エレンを連れて逃走を試みる。
追っ手の中にクリスタがいると察したユミルは、クリスタを連れてくる作戦を提案する。
ライナー達は「協力する」or「邪魔される」の二者択一の末、ユミルの提案に渋々乗る。
104期生たちの前に現れたユミルは、クリスタを口の中に入れて逃走。ライナーたちと壁の外を目指す。

【時期】850年
【場所】パラディ島

進撃の巨人47話『子供達』で発生した伏線・謎

Qライナーの発言「俺たちの探している座標がエレン自身でなければ」の意味
(12巻47話)

A
(14巻57話)
Qエレンの「座標」とは結局何?
(12巻47話)

A
(22巻88話)
Qライナーの発言「先の短い殺人鬼同士だろ?」
(12巻47話)

A
(22巻88話)
Qベルトルトの発言「覚えてないのは仕方がない。僕らのときもそうだった」
(12巻47話)

A
(14巻57話)
Qライナー達がユミルを信用する理由は?「マルセルを食った」とは?
(12巻47話)

A
(19巻78話)
Qユミルの発言「壁の外を60年さまよっていた。終わらない悪夢のようだ」
(12巻47話)

A
(19巻78話)
Qベルトルトのアニへの恋心
(12巻47話)

A
(22巻88話)

関連進撃全話の伏線・謎まとめ

残された謎

Q
(12巻47話)

A
(巻話)

進撃の巨人47話『子供達』で解決した伏線・謎

進撃の巨人47話『子供達』の表現・対比

進撃の巨人47話『子供達』の考察・解説

進撃の巨人47話『子供達』の考察・解説動画

サブタイトル『子供達』の意味

ライナー・ベルトルト・ユミルたちの子供時代(幼少期)が一部明らかになる
関連進撃全話のサブタイトルの意味を考察

ポイント

ライナーとベルトルトの計画ですが、この時点でのライナーとベルトルトの考えは、まず最初ライナーにちゃんと戦士でいてもらうことです。もう一つがユミルを連れて帰る、エレンも連れて帰る、さらにクリスタを連れて帰るかどうかみたいなところでライナーと話しています。こんなコマがあり、ライナー君は今なんだと聞くんです。ライナーが俺は戦士だ、安心しろ。クリスタが可愛いって事以外にもこっち側に連れて行きたい理由はあるだろうという風なコマがあります。これは、進撃の巨人11話、前話で話があったライナーが戦士か兵士か問題です。ライナーは精神的に少し不安定ですが、今も完全に戦士に戻っているという感じです。クリスタを連れて行くかどうかという話ですが、なぜクリスタを連れて行くかというと、ユミルが欲する以外にももう1個理由があります。ライナーはこんな風に語ります。忘れたか。訓練所を泥付いている奴がアニがつけて調べたことがあったろう。クリスタを監視していた奴は壁の中身を知るウォール教の連中だった。クリスタはウォール教の一族の重要人物だ。つまり俺達の探している座標が…と喋るのです。クリスタに対するライナー、ベルトルトの現在の考え方は、まず最初、アニの尾行によってウォール教のことを知って、ウォール教の一族の重要人物は認識です。つまり、クリスタって実はレイス家の一員で、始祖の巨人を受け継いでいる一族で王家の血を持っているわけです。でもそのことは全然知らないです。とりあえずウォール教の一族の重要人物、そのぐらいの認識クリスタ絶対連れてこなきゃとは思っていないという感じです。アニが尾行していたことがこの話から分かるのですが、ウォール教って結構尾行されまくっているなぁのようなものです。ユミルもウォール教を尾行して、クリスタが実はレイス家の娘だということを知ったし、アニも尾行できていたのでウォール教の尾行は結構簡単だということが分かります。あとは24話97話で、アニがケニーを尾行しているというシーンもあります。アニは基本的に結構尾行を多くしているというか、そういう人物です。ケニーを尾行する時も、メガネとかかけて壁の方までたどり着けるかもという風な意識を持っていっていると。実際ケニーは壁の方にかなり近い人物だったのですが、実力が2倍ぐらいあって、スパイというか尾行されていることにも気づいたので、このアニの尾行は成功しなかったのですが、こんな風にアニは結構情報を得るために色々行動していたということがこの話から分かります。クリスタが王家の血を引くことを知らないので、とりあえず重要人物だけど情報源だなぐらいの位置づけです。中でこの12話で明らかになるのがライナー達の目的です。ライナー達の座標を探すと言っています。これ全体像としては、マーレ国は、始祖の巨人奪還作戦をやっています。その中の一部として、ライナー、ベルトルト達はパラディ島に来て始祖の巨人を探している。その始祖の巨人が座標というのとイコールです。つまり座標を探すは、始祖の巨人を探すという話です。ここでの気になるのはライナー達の作戦の優先度で、彼らにとって、彼ら様々な会話をしていて、ネタバレなしの状態というか、初めて読んだ時はどういう内容か分かりづらいのですが、ライナー達の作戦の優先度は。まさに始祖の巨人を持って帰る、これが一番大事です。始祖の巨人は誰が持っているかは不明です。その手がかりをずっと探していますが、分かっていない状況です。次の目標としてエレン巨人を持って帰る。これはエレンが知性巨人になったという姿を見ているので、エレンは必ずその9つの巨人という重要な巨人の中の一人かなと分かります。元々そのパラディ島に始祖の巨人が持っていかれた後に、巨人が持っていかれたのって進撃の巨人です。クルーガー、フクロウとフクロウことクルーガーがグリシャに隠して、グリシャが進撃の巨人をパラディ島に持ち込んだということはライナー達は知っているはずエレンは進撃の巨人を持っているのだろうなということを把握しているはずです。ただ始祖の巨人を持っているかどうかはこの時点では分かっていないという状況です。さらにユミルの顎の巨人を持って帰る。顎の巨人は元々あれ国のものだったけどユミルが手に入れてしまったというか奪ってしまったので、それを持って帰りたいという感じでエレンとユミルを持って帰るということを今計画しています。先ほど言ったようにクリスタというのも実は重要人物っぽいので、クリスタも始祖の巨人の情報を手に入れるために可能であれば持って帰りたいぐらいの優先度です。エレンが第一優先です。始祖の巨人はどこにいるか分からないのでエレンを持って帰る。ユミルもできれば持って帰る。クリスタは持って帰っても持って帰らなくてもいいかなみたいなそういう状況で動いているということが分かります。ユミルですが、次別の話です。ユミルですが、その調査兵団がエレンたちを奪いに来るのです。エレンたちというかエレンを奪いに来ると。中でその調査兵団の中に絶対クリスタもいるはずだってユミルは見抜くんです。あいつはもう自分のために行動するだろうということでユミルは見抜くんですが、ユミルはクリスタを奪ってこいというのですが、ベルトルトはその案を却下します。いやそれは成功する確率が低いよと言ってると。この時のユミルの心情とか優先順位ってどういう風になっているかというと、ユミルにとってはクリスタが一番です。クリスタを助ける。クリスタを助けるためにはパラディ島はもう将来的に滅ぶだろうからマーレに連れて行きたいと考えています。さらに心情的にはクリスタに会いたいという気持ちもあります。それとはまた別にその奪ってしまった顎巨人に返さなきゃなところでこの3つの感情。クリスタを助ける、クリスタに会いたい、奪ってしまった顎を返して、この3つの感情がユミルの中では入り混じっているような感じです。優先順位って書いてあるのですが、ここが結構変われ変わるかなということです。ユミルにベルトルトがクリスタは助けられないよって言ったんで、ユミルは2人を信用できないと語るのです。なんでかというと、今割とクリスタが近い状況で助けられないって言ってるので、今回みたいにその助けられないとしたら、今回みたいにベルトルトたちが今後の作戦やる中で、またクリスタが回収できないんじゃないか、優先順位低くしてずっとクリスタ放っとかれるんじゃないかという心配があります。さらに今回ベルトルトたちと一緒にマーレ国に戻ってしまったら自分は必ず食べられるはずだと、顎の巨人奪ってしまった。顎の普通の悪いやつみたいな扱いなんで、食べられてしまうから、今回マーレ国に戻ってしまったらクリスタと二度と会えないクリスタをしっかりマーレ国に連れて行くためにも、さらに自分の心情的にももう1回くらい最後に会いたいなという気持ちのためにも、今クリスタを捕獲しろと語るのです。中でこの地形なら私が一番強いとユミルは語ります。超大型巨人とかって動きが大変ですし、鎧の巨人も動きはできるのですが、複雑な地形に強いわけじゃなくて、ユミルの持っている顎の巨人ってやつは素晴らしっこいので、森の中とかだとかなり強いのです。戦いやすいです。こんな風に語ります。今この場を支配できるのは私なんじゃねえかと思わないかとベルトルトに抱きついて言います。これなんかジョジョっぽいなと思いました。抱きついて触れる感じ、とてもジョジョな感じしませんかね。これはどうでもいい話ですけど。ユミルは今交渉を持ちかけるのです。ベルトルトに。これ交渉ですけど相手が断れない状況です。クリスタの抱っかに協力するか、あるいは今自分とエレンを失うか。ユミルはエレンを奪って逃走することもできるので、この2択どっちがいいかと聞くんです。これも当然ユミルとエレンを失うぐらいならクリスタ抱っかに協力した方がいいとベルトルトは判断するしかないので、クリスタ抱っかに協力する方向でいきます。具体的な作戦としてはもうライナーとかベルトルトが何かするわけじゃなくて、2人には待っていてもらってユミルが単独で調査兵団のもとに行ってクリスタをゲットしてくるという感じです。なのでユミルは104規制には味方と思われているから、一旦調査兵団のもとに行っても何もされないだろうと。何もされない中で実際何もされないで、キョロキョロとクリスタのことを探して、見つけて、パクって食べて戻ってくるという感じです。それに面白いのが104規制の反応です。ジャンは俺は別にあいつが味方だと限らないと思ってたからなって、アルミンも明らかに敵対的だ、ライナーたちに協力する気なんだって僕らを吹き寄せられていたと語ります。この時はアルミンとジャンだけ非常に冷静です。この2人は戦局をちゃんと見て冷静に判断、心情に流されるところはありますけど冷静に判断できるキャラクター。一方でコニーとかミカスはなんでなんでだみたいな顔をしているので、この辺のキャラのかき分けというのも上手いです。最終的にユミルはクリスタを何度かゲットしてライナーたちとまた合流しますという話が47話でした。47話は小ネタもいくつかあって、この珍しい事態が起きていて、今ってエレンが連れ去られてしまって、さらに人類の敵であるライナー、ベルトルトという超大型巨人と鎧の巨人が現れたそれに対抗するべく調査兵団はもちろんのこと、憲兵団と駐屯兵団もなり行きでですが、一緒に行動している珍しく3兵団一緒に攻撃しています。その中で憲兵団が結構食べられるシーンが目立っていて、例えば戦闘の目的ではないと言われている中で、また憲兵かとジャンがこう呟いています。これつまり憲兵がここに来るまでも結構食べられてしまっているなんでかというと調査兵団はもちろん歴戦の強者がこの時点ではまだ揃っているので、結構攻撃できていると。駐屯兵団も割とハンネスさんを中心として、今まで経験値が高い人たちがいるので大丈夫ですが、一方で憲兵団は経験値が少ないので、一気に殺されているという感じです。小ネタ2つ目ですけれど、ベルトルトのアニへの思いこの時点でベルトルトとかライナーはアニが捕まったことをまだ知らないです。ライナーとベルトルトの2人の会話が結構印象的で、ベルトルトが何を言ってライナーは見過ぎだ、俺じゃなくたってわかるくらいな。いいじゃねえか、先の短い殺人鬼同士だろう、こんなの俺たち以外に誰が理解し合えるって言うんだと言います。これお前アニのこと好きだろうとライナーは語っていますが、このセリフ結構面白いけど、先の短い殺人鬼同士だろうってなんで先の短いなんだろうというの、読んだ当時はわかんなかったのですが、このライナーとベルトルトは13年の寿命があります。でも受け継いでから何年か経っているので、もうあと何年かで死ぬということは確定しているということです。あとはアニへの恋心がここで明らかになるのですが、このアニへの恋心を超大型巨人を継承するアルミンが、その恋心も少し無意識的に継承してアニを見に行くという展開に繋がっています。それがこのベルトルトのアニへの思いという話でした。あと巨人の謎が徐々に明らかになっていくのがこの12話あたりです。例えばこのベルトルトとユミルの会話一つとってもそうです。ユミルが食べてしまった顎の巨人にお前らの仲間だったのか、そうかすまないな、覚えてすらいなくてと言っています。ベルトルトが僕も記憶とかあんまりないんだと語って、ユミルも記憶がないと言ってたんで、無垢の巨人でいる間って記憶がないですし、知性巨人を食べた直後というのも記憶が曖昧になるということがこの辺から分かります。あと何気に60年ユミルが彷徨っていたということもこの辺の話からわかったりして、

進撃の巨人47話『子供達』の感想・ネタバレ

進撃の巨人47話『子供達』の感想動画

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