【進撃の巨人】第112話『無知』考察・解説・感想【ネタバレ】

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進撃の巨人112話『無知』のあらすじ

レストラン

レストランにイェーガー派が現れて、フロックがハンジを連行する。

エレンは、アルミン・ミカサ・ガビと話をし始める。
エレンの意図が理解できないまま会話が続く中で、「ミカサ お前がずっと嫌いだった」とエレンが告げた。
ミカサは涙する。アルミンは怒って殴りかかるが、エレンに反撃を食らう。

巨大樹の森

一方その頃、巨大樹の森では、ジークがリヴァイから逃亡を図る。
ジークの「叫びの力」で、監視する調査兵団兵士は、リヴァイを除いて全員が巨人化してしまう。

【時期】854年
【場所】パラディ島

進撃の巨人112話『無知』で発生した伏線・謎

Qエレンの発言「それはオレの自由意志が選択したものだ」
(28巻112話)

A
(34巻139話)
Qエレンがアルミンに「お前の一部はベルトルトになった」
(28巻112話)

A
(34巻139話)
Qエレンの発言「ミカサ お前がずっと嫌いだった」
(28巻112話)

A
(34巻139話)
Q
(28巻112話)

A
(巻話)
Qジークが動き出すタイミングがレベリオ襲撃から1ヶ月後
(28巻112話)

A
(33巻132話)
Qリヴァイが巨人化していない。「ビビ」と電流が走る
(28巻112話)

A
(34巻138話)
Qミカサの頭痛
(28巻112話)

A
(34巻138話)

関連進撃全話の伏線・謎まとめ

残された謎

Q
(28巻112話)

A
(巻話)

進撃の巨人112話『無知』で解決した伏線・謎

進撃の巨人112話『無知』の表現・対比

進撃の巨人112話『無知』の考察・解説

進撃の巨人112話『無知』の考察・解説動画

サブタイトル『無知』の意味

エレンから見たアルミンやミカサの姿。
兵団はジークの脊髄液入りワインのことを知らなかった。
関連進撃全話のサブタイトルの意味を考察

ポイント

イェレナたち反マーレ派義勇兵が、兵団を無力化する状況です。第一回の調査戦からワインを積んでいて、そのワインの中にジークの脊髄液が入っていたわけです。それを飲ませるために、マーレ国民のパラディ島内での立場を安定させて、そこら中にワインを供給してくれる、自分の仲間を配置しておいたと。その彼らに、兵団組織の偉い人たちに優先して振る舞うように言っていたと。全ては、つまりイェレナが島に来た直後というか、その前から仕組まれていたこということが判明したのです。さらには、その情報を、実はフロックたちも知っていた、ジークの脊髄液ワインを飲まされてきたことを、このゲス顔でもってです、知っていたと。フロックのMVPの顔といえばこれかなが、思うところです。この112話の、ポイントはエレンの6つの嘘と、エレンの本心と伝えたいこという話です。エレンの6つの嘘ですが、エレン、アルミン、ミカサが3人で話したとき、ガビもいて、4人で話したときに、エレン嘘をたくさん言っています。この辺りに注目して、エレンの本心を見抜いていこうです。まず、ミカサたちに会いに来た理由の嘘ですが、最初に言った通りお前らがジークの居場所を教えるというなら、俺たちは争う必要はないとエレンは語るのです。ミカサとアルミンに。この2人はエレンに近い、幼馴染です。なので当然ながら重要な情報を知ってるわけがないし、もちろん知らされてなかったと。そのことをエレンが知らないわけ、想像つかないわけないです。さらにこの場所を聞くだけなら、ハンジを連れていけば済む。彼らと話す必要もなかったあえて2人と話しているのは、この会話自体に目的がある。情報を聞き出すとかじゃなくて、ミカサとアルミンと会話をすることで、何かまた別の目的があると考えるべきです。発言ではなくて、この行動に注目するべきかなが、この1つ目の嘘です。2つ目です、待ち合わせの嘘。エレンとジークって志願しなくて、約束の場所として待ち合わせをしていたわけです。しかしイェーガー派には、ジークの居場所を特定するそれだけだと言っていて、自分は1人で志願しなくて待機をしていました。ジークとの待ち合わせ場所は既に決まっていると。なのでそれをイェーガー派に伝えたかは少し情報が載っていないですが、イェーガー派を信頼していなかったかもしれないし、伝えていたとしたらジークが脱出できるように手助けをしていたからかなというところはありますが、この待ち合わせ場所はあったので、このジークの居場所を本当に特定する必要があったのかなが2つ目の気になるとこです。3つ目がそのミカサの頭痛の嘘力に目覚めたアッカーマンは突発性の頭痛を起こすことがよくあったらしい。本来の自分が宿主の護衛を強いられることに抵抗を覚えることで生じるらしいが、心当たりはこのようにエレンはミカサに語ります。頭痛のシーンですが、たくさんあるのですが、例えばこの第2話で彼らがダイナ巨人に食べられた時とか、第7話でエレンの死を聞いた後にミカサがガス欠で諦めかけた時です、女型の巨人にエレンが食べられるのを見た時とか、エレンがライナー達に連れ去られたと聞いた時、瀕死のアルミンを見た時です、この辺り見てわかる通り、本来の自分が宿主の護衛を強いられることに抵抗を覚えたことで生じるのは嘘です。明らかに嘘です。特に瀕死のアルミンを見た時の頭痛なんて、そうです。個人的な見解ですが、過去のトラウマに近いんじゃないです。自分の大事な人、エレンとかアルミンとかそういう人を、
失いそうになった時、自分の両親を失った時の、フラッシュバック的に頭痛が、出てしまうんじゃないです。また別の頭痛です。この第5話で、避難中のルイーゼとその母親たちを助けた時とか、この後の109話、導く者でルイーゼの敬礼を見た時とか、こんな時にも、頭痛を起こしていますが、そのルイーゼと母親ところで失った母親のことを、思い出して、頭痛になっているのではないかなとか、いうところで、頭痛が、嘘は、明確、明白です。さらには、このアッカーマンの他の人々です、ケニーとか、人々が、頭痛で苦しむ様子は一切描かれていないので、ミカサ固有のものだろうということが、分かります。エレンの嘘でしたと。4つ目、アッカーマン一族の嘘。アッカーマン一族の正体は、ユビルの民をいじくり回した結果ができた、道を通じて力が、得ることができる、人間たちだと。本当です。リヴァイが、ある時ある瞬間に、突然バカみたいな力が体中から湧いてきて、何をどうすればいいかわかると語っていました。宿主がいることで強くなるということも、進撃の巨人Answersという本に、ファンブックに、書いてあります。アッカーマン家には、主君に伝え、使えることで、力を最大限に発揮できる人たちが多いの、諫山先生自身言っています。ミカサにとっての宿主がエレンは、本当です。ケニーにとっては、ウーリ・レイスでしたし、リヴァイにとっては、エルヴィンが宿主だったと。その宿主ができることで、力が、増幅するは、本当なのではないです。ただです、ピクシス司令が言っていたように、良い嘘のつき方は、本当のことを織り混ぜることじゃ、ところで、嘘っぽいものが、色々とあります。例えば、エレンが語るように、あの時お前は死に直面する極限状態の中で、俺の命令を聞いた、戦えと、諸々の条件が揃うことで、アッカーマン一族の血に秘められた本能は、目を覚ますらしい、と言っていますが、これ少し、難しいなと思っていて、例えばケニーは、ウーリ・レイスを宿主と認める前から強かった感じします。さらにディバイも、エルヴィンを宿主と認める前から結構強かった。少なくとも、スカウトされるとか、こいつは凄いって言われるぐらいには強かったので、必ずしもそれだけじゃないんじゃないです。さらにエレンは続けてこのように言います。要するに本来のミカサ自身は、救済を最後にしてあの山小屋に消えちまったんだよ。アッカーマンの本能に忠実なお前を残してな。このように語ります。ケニーの人格とかリヴァイの人格って消えてるの?と言うと、消えてないです。もちろん無自覚に影響は受けているのだろうけれども、ミカサ自身の人格が消えたとは思えないです。さらに、エレンが、ミカサにひどいことを言って、アルミンがエレンに殴りかかったときにミカサが止めるのですが、その後です、エレンが、お前はただそうやってアッカーマンの血が反応するままに生きてきた。お前はただそれだけだと語ります。それをアルミンが殴ろうとしたときにミカサは止めなかったのです。もちろんその1回目は無自覚に動いていたので、少し微妙なところではありますけれど、その後は殴るのを精悍していたので、本当に宿主の護衛を絶対しなきゃいけない状態だったのです。絶対しなきゃいけない状況であればこれも止めているはず、その辺りを考えるとです、嘘が紛れ込んでます。三難六方でいくと。1つ目が、エレンは自由、自由じゃない奴、奴隷、不自由な奴が嫌いだと。ミカサはアッカーマンであると。アッカーマンは奴隷である。ゆえにエレンはミカサが嫌い。三難六方ってこう人間は死ぬ、ソクラテスは人間である。ゆえにソクラテスは人間なので死ぬそれが三難六方ですが、エレンが語ったのも同じ三難六方です。エレンは奴隷が嫌いで、ミカサはアッカーマンである。アッカーマンは奴隷だから、エレンは奴隷であるアッカーマンが嫌いって話ですが、このアッカーマンは奴隷であるという、命題というか、この発言は嘘に思えます。エレンはミカサが嫌いはこの後語りますけど嘘だと。ミカサお前がずっと嫌いだったって言うのですが、これは言うまでもなく嘘です。ミカサをじゃあ助けたのは何だったんだと、マフラーを話いてあげたのは何で、何度でもマフラーを話いてやると言ったの、言ったんだろうみたいなところからあるので、ガキの頃からずっと嫌いだったはもう明確な嘘ですあとアルミンの話し合いの嘘です。エレンは、敵に肩入れする以前のお前は今みたいな甘い奴じゃなかった。今じゃ二言目には話し合おうだ、役に立たないとこう語ります。お前の脳はベルトルトにやられちまったって言います。アルミンがこうベルトルトに影響を受けたこと自体、これは本当です。アニの元に通っていて、ベルトルトのアニへの恋愛感情が影響をしているだろうと。敵国に肩入れしている、これも多重は影響があると思います。ただ、そのアルミンが話し合いをしようとしているこのスタンスは初期から1話しています。アルミンは駐屯兵団に、なんか話し合いを持ちかけましたし、あとはベルトルトです。ベルトルトとも話し合いをしようよと言っていたところでこの今じゃ二言目には話し合おうだは、今じゃじゃなくても前からそうだったのです。ところでここも嘘です。余談ですが、エレン自身が過去にアルミンがここで、もし俺は脅威じゃないって駐屯兵団に説得できるなら、俺はそれを信じて従うところでエレンが巨人化した、初めて巨人化した時に、他の人々に攻撃されそうになった時に、アルミンの説得を信じて、なんとか窮地を乗り越えたわけです。エレンは、アルミンが話し合いであったりだとか、説得というところで乗り越えた過去というのも知っているので、話し合いを、なんかベルトルトの影響を受けてからやろうとしているは嘘です。ところでエレンは、本当のことの中にいくつも嘘を入れているという感じがします。何故風にしているのかというと、これは少し私の想像ですが、エレンの本心と伝えたいことが何なのかところをお話していきます。一つ目が、俺のことを憎めということです。またエレンは、アルミンとミカサ以外にもガビを一緒に席に座っていたのです。この辺り、必然性がない行動なわけです。と似たような描写が、レベリオ収容区の襲撃の時です、この時もありました。ファルコをライナーとの会話に同席させたのです。もちろんこれ作戦上は全然必須じゃないです。このガビを座らせたことで、エレンという人物は、アルミンにとってもひどいやつだし、ミカサにとってもひどいやつだと。幼馴染にとってもこんな態度をとる、ひどいやつだと見えます。さらには、ミカサやアルミンにも今までのエレンの姿が壊れたと、嫌いになりかけたというところです。結果的にミカサはマフラーを話かずに戦いへ行って、自立というかエレン絶対主義から抜け出したわけですが、これが、ガビを座らせたこと、さらには毒づくようなことを言ったところが、一つポイントです。それは、俺のことを憎めとか俺のことを嫌いになれというところの、それ自体が目的だったということです。もう一つが、少し複雑な話ですが、もう昔のエレンはいないよを伝えようとしたと。エレン自身が、それはお前の意識か、それともベルトルトの意識かと言っていました。人を形成する要因に記憶が大きく関わりのなら、お前の一部はベルトルトになっちまったんだよ。敵国兵に恋心を抱く他の人の一部がお前の判断に影響を及ぼしていると語ります。どういうことかというと、その絵の具で考えるとわかりやすいかなと思っていて、元々アルミンという赤色の絵の具があったところに、ベルトルトという青色の絵の具が入ることで、それが混ざり合った結果です、紫色になるわけです。それは別に赤色の上に青色を塗ったからといって、もうアルミン自体が消えたというわけではなくて、アルミンとベルトルト、それがもう混ざってしまった人格なわけです。ミカサも同様で、ミカサという人物がいて、アッカーマンの血の影響によって、ミカサでありアッカーマンである人物が今のミカサなわけです。つまり人間は様々な影響を受けて、様々な記憶であったり、ものによという人格が形成されていくよねという、このエレンの発言です。人を形成する容易に記憶が大きく関わるは真実です。この発言です。この発言によってミカサもアルミンもショックを受けていますが、実はエレン自身がその苦しみを一番味わっているのではないかなと私は思います。エレンの心情としては果たして俺は本当に俺なのかと、俺の考えは本当に俺の意思なのかと思っていると思います。エレンという人物はエレン自身、幼少期からのエレン自身がいて、そこにグリシャの記憶が入ってきます。さらには、22話あたりでこのエレン・クルーガー、グリシャの前任の進撃の巨人の継承者の能力が入ってきます。さらには、始祖ユミルです、始祖関連の記憶というのも入ってきて、最近だとヴィリー・タイバー、戦鎚の巨人の記憶というのも多少はあるでしょう先ほどの理論で言うとです、アルミンがこの赤色と青色で混ざった今が紫色だというのと一緒で、エレンという元々の色に様々な色が入りまくって、元々のエレンとは言えない人格になっているはずです。特にこの一番大きかったのは、ヒストリアと接触したときに、俺は俺、親父の記憶から未来の自分の記憶を見たとかところでエレン自身が大きく変わってしまったのです。エレン自身の考えていることは、色々な記憶に影響された自分は自由なのか、その自分が行う行為は自分の本当に自由意志によるものなのか、実は影響を受けた奴隷じゃないのかという自問自答が何度もあったはずです。風な苦しみであったり、自分がもう昔の自分じゃないということを思っているからこそ、アルミンにどうして単独でマーレを襲撃したの、ジークやイェレナに怪獣されたの?と聞かれたときに、俺は自由だという突然の発言をします。俺が何をしようと、何を選ぼうと、それは俺の自由意志が選択したものだと回答します。普通だったら、違うよとか、はいいいえで答えるものですが、俺は自由だと語っているのが少し意味深です。少なくともこれって、そう思いたい自分がいるのだと、完全にこれは自分の自由意志だと思い込みたいんだという、自分で自分に言い聞かせているような言葉に私は感じました。アルミン自身が何が言いたかったんだよ、ミカサを傷つけることが君がまとめた自由か、クソ野郎に、クシタ奴隷はどっちだよと聞いたときに、エレンが初めて感情を表にして、誰が奴隷だと語ります。エレン自身に葛藤とか迷いとか疑いがある、自分自身に、葛藤とか迷いとか疑いがあって、だからこそこの感情表現になったと、もう俺は変わってしまったんだと。様々な人格、様々な記憶を見て、それによって元のエレン・イェーガーというところから色々な情報を得て、別の、エレンという人格も持ちつつも、エレンという器には様々な人の記憶が入っている状態だと。しかし、自分が考えることは、全て自由意志だって思いたいのです。もう昔の幼少期の最初のエレンだけじゃなくて、様々な人が考えていることだけど、それでもなおそれは自分の自由意志だと思いたいと。ミカサとアルミンに、言っていた言葉、それはお前の意識か、それともベルトルトの意識か、要するに本来のミカサ自身は消えちまったんだよという言葉です。ミカサとかアルミンを責めているように見えて、実はブーメランのように自分自身に、エレン自身に帰ってきています。なので記憶がごちゃ混ぜになってしまった、自分は、もう昔のエレンじゃないんだよ、もうお前らの知っている幼馴染、エレンではないんだよところが、伝えたいことだったと。それに、自分自身一番悩んでいるし、それを、その二人に、しっかり知ってほしかった。もうお前らの知っているエレン・イェーガーはいないんだよを、伝えていたが、私の思っていることです。非常に長くなったのですが、このネタ3つほどです。一つ目、エレンはガビを憎んでいる。エレンが、サシャを殺したガキもだとガビのことを語ります。この後も、何度もサシャを殺したガキと、ガビのことを言っています。もちろん名前知らないからなんでしょうけど、これサシャのことを思っているからこそ出る言葉が、非常に切ないなぁと、思います。ただ、昔のエレンのように、ライナーとかに言ったように、復讐だとかふざけんなお前もうそういう心境ではないので、冷静に、憎しみを持って、憎しみだけじゃないかもしれないけど、サシャを殺したガキと、静かな怒りを持って言っています。2つ目、ジークの質問。どうして任務中に酒がいると、リヴァイが聞いて、その酒を、リヴァイの、そのマーレのメンバーは飲んでしまったと。調査兵、フロックとイェレナの共謀だったと。そのワインを飲んだかどうかを確かめるために、ジークは、ところでワインはもう残っていないのかと、聞きます。伏線で、無垢巨人化できないのか、できるのかという、認識です。みんなちゃんと巨人化できるのかという確認をするために、こんな質問をしていたところで、ジークは賢いなと。もう1つそのエレンの受け答え、さきほど言ったように、どうして単独でマーレ襲撃に至る選択をしたのか、ジークやイェレナに怪獣されたのかって、アルミンが聞いたときに、エレンが、俺は自由だと答えて、スクールカストでネタにしてほしいなって感じですが、就活の面接ならアウトです。あなたはなぜそういう行動をしたのかと聞かれ、しましたかと、過去の経歴で聞かれて、僕は自由だからですとか言ったら、もう完全にヤバい奴です

進撃の巨人112話『無知』の感想・ネタバレ

進撃の巨人112話『無知』の感想動画

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