【進撃の巨人】第115話『支え』考察・解説・感想【ネタバレ】

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進撃の巨人115話『支え』のあらすじ

ジークの回想(842年〜854年)

ジークが死ぬ間際に見た走馬灯(回想)。
842年、ジークはクサヴァーから獣の巨人を継承する。
クサヴァーは安楽死計画を実行するために「不戦の契り」を打ち破る方法を伝えた。

ジークは、裏で準備を進めていた。
イェレナと共に、反マーレ派義勇兵を組織する。
更には、異母兄弟のエレンとレベリオで対話をして、安楽死計画の協力を要請する。

現在(巨大樹の森)

一度は死んだジークが、謎の少女の力で蘇生する。
フロックは、ジークと共にシガンシナ区へ向かう。
ハンジは、雷槍で傷を負ったリヴァイを抱きかかえて、川に逃げ込む。

現在(シガンシナ区)

エレンはガビに「ファルコを助けたかったら、マーレ国の侵入者を探すために協力しろ」と命令する。
しかし、そこに侵入者ピークが現れ、見張りの兵士を殺害。エレンを脅す。

進撃の巨人115話『支え』で発生した伏線・謎

Qエレンの発言「親父の記憶が開いた」
(29巻115話)

A
(30巻121話)
Qジークがエレンに接触しないでボールを投げる
(29巻115話)

A
(30巻120話)
Qジークを復活させた謎の少女は?
(29巻115話)

A
(30巻120話)
Qハンジの発言「リヴァイは死んだ」
(29巻115話)

A
(31巻125話)

関連進撃全話の伏線・謎まとめ

残された謎

Q
(29巻115話)

A
(巻話)

進撃の巨人115話『支え』で解決した伏線・謎

進撃の巨人115話『支え』の表現・対比

進撃の巨人115話『支え』の考察・解説

進撃の巨人115話『支え』の考察・解説動画

サブタイトル『支え』の意味

ジークにとって「安楽死計画の実現」やクサヴァー・エレンの存在が人生の支え。
関連進撃全話のサブタイトルの意味を考察

 

ジークとエレンの疑心暗鬼

ジークとクサヴァーさんの回想でクサヴァーさんが遺言で「始祖の力を使えるのは君じゃない」「その決定権は始祖の保有者に委ねられる」「いわば君の役割は鍵だ」「誰か…」「信頼のできるものに始祖を託すんだ」「君ならきっと見つかる」と言って死んでいく。

ジークはエレンが安楽死計画に賛同してくれると思ってエレンに近づく。この時のジークの複雑な気持ちっていうのが見所。安楽死計画という目的のために「エレンっていう人物、始祖の巨人を持っているエレンに協力して欲しい!」という打算がある。さらにグリシャへの恨みをジーク自身は持っていて、兄弟であるエレンと分け合いたい、みたいな感情的な所もあるはず。

エレンのことを理由を持って信じているというよりも「エレンを信じ”たい”」という気持ちがあるはず。

その辺りの感情の動きがエレンがジークに語る「そうだろ?兄さん」っていう発言でちょっと涙ぐむ感じからも垣間見える。

 

エレンを信じたいジークなんですけれども、それが簡単にいかないっていうのがジークの面白いところですね。

なぜならジークの生き方の根本っていうのは「裏切り」でもあるからです。

マーレ国に敵対するエルディア復権派だが、マーレを尊敬してるフリをして育てられました。そして結局両親を裏切って告発しました。その後、マーレ国側として活動しているんですけれども実はマーレ国を騙し、裏切った。そして反マーレ派義勇兵を結成してパラディ島に来た。しかし、反マーレ派義勇兵すらも裏切っていた、というようにジークの生き方はよく見返すと裏切りだらけ。

そんな人間ゆえにやっぱり「相手が裏切る」前提で考えるっていうのが普通だと思います。

嘘をつく人とかが相手も嘘をつくんじゃないか?と思ったりだとか、相手を騙していたらやっぱりこう自分も騙されるんじゃないか?って思うのが人間の自然な感情でしょう。ジーク自身もこのエレンを信じたいけれども裏切り前提でやっぱり考えていたんじゃないかなと思う。

 

エレンがジークについた2つの嘘

マーレに潜入してジークと会った時、「4年前、父親の記憶が開いた」とヒストリアと接触した時のことを言っていました。レイス家を殺したおかげで自分は生きている。しかし、これは間違いだったと語ります。

それから「エルディア人が生まれてこなければ良かった。安楽死計画に賛成している」という風に語ります。4年前、父親の記憶が開いたっていうのは本当だがレイス家を殺したのは、自分の命令であり、安楽死計画にももちろん賛同していません。エレンは「この世に生まれないこと、これ以上の救済はない。俺はやる俺の手で」と、嘘を清々しい顔で語るのです。

ただ「巨人が支配した二千年の歴史にケリを付ける」という目的自体は本音だったでしょう。

エレンは1巻の1話の頃から「巨人を駆逐してやる」という気持ちをずっと持っている人物です。なのでその目的自体は恐らくぶれていないでしょう。ただその手段として安楽死計画には賛成していなかったと思われます。

 

ジークとエレンが握手しない理由

ジークは「今俺達が接触するのはまずいよな」「代わりにこれを受け取ってくれ」と、クサヴァーさんからの意思の象徴であるこのボールを投げるけれども、エレンは受け取ってくれませんでした。

この場面で実はお互い信じきれていなかった、嘘をついていた関係が明らかになります。

 

マーレ国に行った時にエレンとジークは何で握手しなかったんだろう?と疑問を持ってる方もいると思います。

ジークとエレンの仮の共通の目的は安楽死計画だが、一応エレンの目的としてはこの安楽死計画だけじゃなくパラディ島の人を守ることがありました。それは本心でもあったしジークにも伝えていたはずです。なのでマーレ国で握手をして地鳴らし発動してしまったり、安楽死計画発動してしまったらパラディ島を守ることが困難になる。一旦、二人でパラディ島に帰って壁内巨人を制御できるような状況にして二人で握手をしようと計画されていたはずです。

そしてイェレナ自身もこの地鳴らし抑止力は使うと明言している。そこに関しては従来通り、地鳴らしの抑止力を行使できるよう始祖と王家の継承維持が不可欠なままであるため恐らく本音であり、安楽死計画+地鳴らしの抑止力を使う計画だったということが分かります。

 

ジークの死と花描写

ジークは死ぬ間際、花を見ています。これは諫山先生がアニメに関する変更点についてブログで言っていました。

「その一つは花のシーンです。アバラの外の地面は榴弾で焼け焦げているのにアルミンとミカサのいるアバラの内側にある花は花びらさえ散っていないという意図の演出です。目に見える物理的な力以上の不思議なことが起こっているように見せたかったからです」

なのでこの花というのは超常現象が起きているということ。実際、この後でジークは復活するのである種の予兆だったことが分かります。更にこのジークの死の描写が細切れに、だんだん意識が遠のいていく感じなのは、ユミルが死ぬときの描写とも重なりますね。

結局この時はユミルは死んで、ジークもやっぱり一回死んだっていうことを表しているんじゃないかな。最終的にこの謎の無垢の巨人の体に入れられてユミルがこう道の世界で、ジークの体をコネコネしてくれたおかげで奇跡の復活を遂げます。

この辺のその漫画的な演出も見所でこう光が差している中でジークがおもむろに立ち上がって行き、更にこのジークが見た光景にも光が差しているというところでまさにキリスト教的な復活をモチーフにしているんじゃないかなという感じがします。一度死んでもう一回蘇る奇跡の人、という感じですね。

イェレナは「ジークは世界を救う神でありますので」「罰が下ることでしょう」と語っています。実際、この「神」っていうような表現もこの後のジークの復活描写、キリストの如く復活する描写と非常に重なっている感じがします。

 

フード描写で読み解くピクシスとイェレナ

食べ物をキャラクターがどう扱うかによってキャラクター性を描いているというような理論ですね。

・いい人っていうのは食べ物をバクバク食べる。

・正体不明者、何考えてるか分かんない人は食べ物に手を付けない。

・悪い人は食べ物を粗末に扱う。

というような理論で福田里香さんという方が考えた理論があるんですけれども、諫山先生はそれを取り入れているんですね。

ここでも食べている人々と食べていない人々がいます。イェレナ食べていないし、オニャンコポンも手をつけていないしピクシスも手をつけていないということで、お互いを信頼していないからですよね。

更にこのイェレナなんか食べ物を食べないことによって腹の底が見えない感じもします。ピクシスとオニャンコポンはこうお互い手を置くので、これも拒絶のポーズですよね。ボディランゲージの一つとして拒絶する時にこういうポーズをします。けれどもその辺で関係の悪さというか同じテーブルには付いているけれども、お互い全く信頼していない。

オニャンコポンすらもイェレナは何考えてるんだろう…っていう気持ちがあるので、信頼していないことがこの一つのシーンから分かりますね。

ポイント

最初、ジークとイェレナの騙し合い、疑心暗鬼という話です。ジークとクサヴァーさんの回想でクサヴァーさんの遺言がこのようにあります。「始祖の力を使えるのは君じゃない。その決定権は始祖の保有者に委ねられる。いわば君の役割は鍵だ。誰か信頼のできる者に始祖を託すんだ」と言っています。「君ならきっと見つかる」と言って、クサヴァーさんは死んでいきます。ジークは、エレンが安楽死計画に賛同してくれるという思いを持ってです、エレンに近づくと。この時のジークの複雑な気持ちが結構見どころかなと思っていて、目的のためにエレンという人物、始祖の巨人を持っているエレンに協力してほしいという打算がまずあります。それと、グリシャへの恨みをジーク自身は持っているので、それを、兄弟であるエレンと分け合いたいみたいな感情的なところもあるはずです。エレンのことを、理由を持って信じているというよりも、エレンを信じたいという気持ちがあるはずです。そこら辺の感情の動きが、このエレンが、ジークに語るそうだろうアニさんという発言で、少し涙ぐむ感じとかからも、会話見えます。ところでエレンを信じたいジークですが、相当は簡単にいかないがジークの面白いところです。ジークの生き方の根本は裏切りにあります。裏切り、これどういうことかというと、マーレ国の裏切り者としてジークは育てられました。そのマーレ国に敵対するエルディア復権派ですが、マーレをちゃんと尊敬しているふりをして育てられたのです。両親を裏切って告発しました。その後マーレ国側として活動していますが、実はマーレ国を騙していたと。マーレ国を裏切った。反マーレ派義勇兵を結成して、パラディ島に来たわけですが、実はその反マーレ派義勇兵すらも裏切っていた。というようにジークの生き方って、よーく見返すと裏切りだらけです人間ゆえに、相手が裏切り前提で考えるが普通だと。嘘をつく人とかが相手も嘘つくのではないかと思ったりだとか、相手を騙していたら自分も騙されるのではないかって思うのが人間の自然な流れだと思うので、ジーク自身もエレンを信じたいけれども、裏切り前提で考えていたと。それがジークにとっての予兆だったのが、この友好の証としてのボール、キャッチボールのそのボールをエレンに投げた時にエレンが受け取ってくれなかったのです。クサヴァーさんから受け継いだ意思の象徴、安楽死計画をやろうなという意思の象徴でもあるボールですが、それがエレンの手からこぼれ落ちるが30話であったのですが、この辺りでジークは無意識にエレンは裏切るのではないかって感じ取っていたと。それ故30話でエレンにかよエレンと語るのです。もう裏切る前提というか、裏切ったんだなエレン。信じてくれなかったんだな、安楽死計画に賛同してなかったのですというかよところでこのジークとエレンの騙し合い、疑心暗鬼というところです。エレンは嘘をついていたのです。マーレに潜入してジークと会った時の会話で、4年前父親の記憶が開いたんだってヒストリアと接触した時のことを言っていました。レイス家を殺したおかげで自分は生きている。しかしこれは間違いだったと語るのです。エルディア人が生まれてこなければよかった。安楽死計画に俺は賛成していると語ります。結構嘘を言っています。4年前父親の記憶が開いたは本当だと思いますが、レイス家を殺したのは自分の命令だったところもありますし、安楽死計画にももちろん賛同していなかったというわけです。エレンはこの世に生まれないこと、これ以上の救済はない。俺はやる。俺の手で巨人が支配した二千年の歴史にケリをつけると清々しい顔で言ってるのですが、結構嘘を言っていたと分かります。この巨人が支配した二千年の歴史にケリをつけるという目的自体は本音なのではないです。エレンは1話の一話の頃から巨人を駆逐してやるという気持ちをずっと持っている人物その目的自体はぶれていないだろうと。ただその手段として安楽死計画は賛成していなかったと思います。さきほども語った後に明かされるこのボールです。今俺たちが接触するのはまずいよな、代わりにこれを受け取ってくれというクサヴァーさんからの意思の象徴であるこのボールをエレンに投げるけれども、エレンは受け取ってくれてなかったところで二人の、実はお互い信じきれていなかった嘘をついていたという関係が明らかになります。マーレ国にいた時にエレンとジークなんで握手しなかったんだろうという疑問を持っている方もいると思います。結論としてはジークとエレンの仮の共通の目的は安楽死計画ですが、一応エレンの目的としては安楽死計画だけじゃなくて、自分の島の人を守るというところがあったからです。それは本心でもあったし、ジークにも伝えていたはずです。マーレ国で握手をして地鳴らし発動してしまったりだとか、安楽死計画発動してしまったら、それは、パラディ島を守るが困難になるので、一旦、二人でパラディ島に帰って壁の巨人、壁内巨人を制御できるような状況において、二人で握手をしようという話です。イェレナ自身も、この地鳴らし抑止力は使うと名言しています。そこは従来通り地鳴らしの抑止力を行使できるよう、始祖と王家の継承維持が不可欠なままです。本音だと思いますが、このように言っているので、安楽死計画プラス地鳴らしの抑止力を使うという計画だったと分かります。次、ジークと花の描写です。ジークが、この死ぬ間際、花を見ていますが、これです、諫山先生がアニメに関する変更点についてブログで言っていました。その一つは花のシーンです。アバラの外の地面は油断で焼け焦げているのに、アルミンとミカサのいるアバラの内側にある花は花びらさえ散っていないという意図の演出です。目に見える物理的な力以上の不思議なことが起こっているように見せたかったからです。とブログで語っていました。この花は、長寿現象が起きているので、実際この後ジークは復活するのですが、そのの予兆だったなと分かります。さらにこのジークの死の描写ですが、このコマ切れに、だんだん意識が遠のいていく感じは、ユミルが、死とユミルが死ぬ時の描写とも重なります。このように花を見て、その後目を閉じていく。この花は、ユミルの方の花は少し表現として意味があるかなと思いますが、それは30話の時に語ります。この時ユミルは死んだわけです。ジークも一回死んだということを表しているのではないです。最終的にこの謎の無垢の巨人の体に入れられて、ユミルがこう未知の世界でジークの体をこねこねしてくれたおかげで、奇跡の復活を遂げるのです。この辺りの漫画的な演出というのも見どころで、光が射している中でジークが、おもむろに立ち上がっていくと。さらにこのジークが見た光景にも光が射しているところでまさに、キリスト教的な復活ところをモチーフにしていると感じがします。一度死んでもう一回生き返る奇跡の人。ジークを崇めるイェレナ達の状況ですが、イェレナが、ピクシス司令と色々と話をしています。全兵団にサガビの抵抗を禁じ、シガンシナ区に集結してくれました。と言っています。この布を話くのです。イェーガー派は白い布で、ワインを飲んだ兵団の裏切り者は赤い布で、ワインを飲んだ何も知らない人ピクシスたちは黒い布裏切り者ランキングところが分かると。イェレナは、ジークの安楽死計画を唯一知っていた人物です。ジークの狙いを完全に信じているし、賛成しているので、ジークは世界を救う神でありますので、罰が下ることでしょうと語ります。実際この神という表現も、この後のジークの復活描写、キリスト教のごとくです、復活する描写とも非常に重なっているです。少しおさらいですが、パラディ島の中の勢力、元々です、ハンジ、リヴァイ、アルミン、ミカサ、ジャン、コニーという旧調査兵団がいて、兵団、ザックレー、ピクシス、ナイル、ローグとかがいる中で、ザックレーが死んでしまって、ピクシスが兵団を仕切っていますが、イェーガー派と反マーレ派義勇兵に脊髄液入りのワインによって、コントロールされてしまったという状況です。現状です。次、フード描写ですが、これ食べ物の描写です。フード理論というものがあって、私の動画を見てくださる方、何度も聞いたと思いますが、食べ物をキャラクターがどう扱うかという、その描写を通じて、キャラクター性を描いているという理論です。いい人は、食べ物をバクバク食べると、正体不明者、何考えているかわからない人は食べ物に手を付けない、悪い人は食べ物を粗末に扱うという理論、福田里香さんという方が考えた理論がありますが、諫山先生それを取り入れています。ここでも、食べている人々と食べていない人々がいます。イェレナは食べていないし、オニャンコポンも手を付けていないし、ピクシスも手を付けていないお互いを信頼していないからです。さらに、イェレナは腹の底が見えない、食べ物を食べないことによって腹の底が見えない感じもしますし、ピクシスとオニャンコポンはお互い手を組んで、これも拒絶のポーズです。ボディーランゲージの一つとして拒絶するときにこんなポーズをしますけれども、そのあたりで関係の悪さというか、同じテーブルにはついているけれども、お互い全く信頼していない。オニャンコポンすらも、イェレナ何考えてるのだろうという気持ちがあるので、信頼していないところが、この一つの絵から分かります。この風土描写でした。次、小ネタ。小ネタも少したくさんあるのでサクサクいきますけれども、一つ目、リヴァイ生存の根拠と新ビジュアル。この回でハンジがリヴァイをかばって川に飛び込むシーンがありました。フロックたちには死んでると語って、触らせないようにしていますが、この時点でリヴァイ生存確定だよなって多くの読者は思っていたはずです。一番の決め手は合理的なハンジがわざわざ危険を犯して、川にリヴァイを連れて飛び込んでいます。その時点でリヴァイが生きているからこそことをやったんだろうということが分かります。プラスアルファで単行本での書き直しみたいなところもあったのです。リヴァイが右目を切られているところでそれはリヴァイ復活後の新ビジュアルのためかな。リヴァイとハンジ、注目すると分かるのですが、リヴァイは右目に傷がついている。ハンジは左目が見えない眼帯がついているところで二人とも逆の目です。なので復活後のビジュアルとして、それぞれの目を補い合うような関係になるんじゃないです。二人で一人みたいな。そういうような復活の仕方になるんじゃないです。二つ目、道の世界で、始祖ユミルがこの話でついに登場したのです。そうか、あれが道なのかとジークが道を見たときに、ユミルが、ジークの体を作ってくれていました。さらには道の世界って104期生のユミルも顎の巨人を継承したときに、同じような風景を見ていたのです。さらに30話なんかでエレンが行ったりするが道の世界です。次、エレンが安楽死計画に賛同していた可能性を少し探りたいのですが、エレンとジーク同じ道をたどっていた可能性あるかなと読んでいて思いました。エレンは母親から承認を受けたので、今みたいに安楽死計画に反対する考えだと。王政編でヒストリアがエレンが自分なんていいよって言っていたときに、自分なんていらないって言っている子がいたら、ことないよって伝えに行きたいと語っていました。プラス母親のカルラが、生まれてきただけであなたは特別とエレンに無償の愛を提供したと。なのでこれによってエレンは生きることに肯定的になったと。生まれること、生きることに肯定的になったと。逆にこれがなかったら、ジーク同様に生まれることは否定していたということでしょう。次、ジークにとっての父親です。少しいい話で、ジークが、クサヴァーさんの眼鏡をつけて見つけてみせるよ、父さんと語ります。クサヴァーさんの遺品の眼鏡です。をつけて父さんとクサヴァーさんを言っています。もちろんクサヴァーさんはジークにとっての本当の父親ではないですが、それぐらい大事な人物になったということです。自分にとっての育ての親というか、本当の父親みたいな気持ちだったと。なのでジークが眼鏡つけてるのは目が悪くないのにつけていますとかということもわかったりします。もう少し深読みすると、クサヴァーさんの気持ちを受け継ぐプラスクサヴァーさんと同じ目線で世界を見るというか、安楽死計画を考えたクサヴァーさん同様に、二人で同じ景色を見ていると感じもします。クサヴァーさんもクサヴァーさんで、亡き息子の面影をジークに重ねていて、親子関係、息子と父親になっていたという話です。一方でジークは、グリシャのことをあの父親と呼ぶんです。あの父親は生きていたみたいだというコマがあります。ここでこの眼鏡が一緒に映し出される父親は二人いるよと、海の父親と自分にとっての大切な父親、グリシャとクサヴァーさんという二人がいるよということが、このあの父親というセリフとこの眼鏡から分かります。本当あのという感じで、ハリーポッターなんかボルデモートのようなものです。名前を言ってはいけない例のあの人、あののようなもので、少し忌み嫌ってる言い方としてあの父親と言っています。ジークが復活したわけですが、これ多分回収されない謎なのではないです。ジークを復活させた巨人は、28話でも語ったのですが、ピクって動いていたこの巨人です。113話で平長と言っていたこの女性です。この女性が、無垢の巨人となって、そのジーク、死にかけのジークを、体の中に取り込んだと。さらにその無垢の巨人の力を使って、蒸気が吸い込まれるようにして消えたりしないと、イェレナとかフロックが言っていますけれども、ジークは、復活したのです。無垢の巨人の体を現実世界で取り込んだと。始祖ユミルが未知の世界で、こねこねしていたのです。何故こんなことができたのか。1回死んで、生き返るなんてできるの?という話ですが、これ多分もうそういうものだよ説明ないんじゃないです。さらに気になるのが、始祖ユミルがなんでジークだけ復活させたのかなみたいな。そこに何か理由があったら、整合性取れるかもしれませんが、これも謎です。例えばジークの特別性って何かというと、知性巨人はいっぱいいます。知性巨人はいっぱいいる中で、王家の血を引いているが1つポイントかなと思いますが、王家の血を引いていた人物、例えばフリーダです、人々は13年の呪いで死んでいますし、フリーダは、グリシャに、叩き潰されたと、食べられてしまったというところで復活できていなかったわけです。王家の血を引いているからといって復活できるわけでもない。なにかというと、仮説が3つぐらいあるかなと思っていて、王家の血を引くものなら、実は誰でもできたのではないかが1つ目。ユミルがジークの望みに賛同していたのではないかが2つ目。ジークが自分を助けろと、無垢の巨人に事前に命令をしていたのではないかが3つ目。正直、どれも根拠がないので分かんないですが、私の個人的見解としては、ユミルという少女が、この世の中を終わらせたかった、巨人を、毎日大量に作らなきゃいけない、無垢企業の労働状況だったので、その状況を終わらせたかった。そのためには、このジークの望みです、エルディア人がいる世界を終わらせるという安楽死計画に、賛成していたが想像しています。なので仮説としては、ユミルがジークの望みに賛同していたを、推したいです。あと、多分描かれないことで、クサヴァーさんとジークの会話で壁の王が、始祖の巨人を封じるために化した不戦の契り、これを打ち破る方法がある。打ち破る方法は、王家の血を持つ人と始祖の巨人を持つ人が別々にいれば、始祖の力を不戦の契りを使わずに、発揮できるよという話ですが、なんでこれクサヴァーさん知っていたんだろうが気になります。クサヴァーさんは、主に私の記憶研究に基づいてわかったことだが、周りには伝えていない情報になると言ってました。記憶研究って何?とか、記憶にしても誰の記憶?ところがあります。もちろんその始祖の巨人の記憶は、パラディ島側に行っていたわけこの辺り、多分謎のまま終わるんじゃない

進撃の巨人115話『支え』の感想・ネタバレ

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