【進撃の巨人】第110話『偽り者』考察・解説・感想【ネタバレ】

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進撃の巨人110話『偽り者』のあらすじ

巨大樹の森にいるジークは「ガス兵器でラガコ村の住人を巨人化した」とリヴァイに話す。
イェレナはエレンと密会したことを認める。ピクシスはイェレナがまだ嘘をついていると見抜き、会話の詳細を尋ねる。
ハンジはオニャンコポンを信用し「マーレ軍捕虜が働く場所を探りはじめる。

アルミンとヒッチはアニの元を再び訪れる。
ヒッチは、市民たちの暴動を抑えるために、仕事に戻る。
アルミンは、ザックレー総統に、エレンとの面会を申し出るが却下される。

アルミン達が部屋を出た後、ザックレーの部屋が爆発し、ザックレーが死亡。
更には、エレンが脱走。同じく懲罰房から逃げ出したフロック・ルイーゼたちと合流する。

壁内の状況が変化する中、ピークがパラディ島に潜入していることが判明する。

【時期】854年
【場所】パラディ島

進撃の巨人110話『偽り者』で発生した伏線・謎

Qイェレナのマーレ兵捕虜への扱いが変わっている(殺害もやむなし→仕事をもたせるよう交渉)
(27巻110話)

A
(28巻111話)
Qピクシスの発言「うまい嘘の付き方は、時折事実を織り交ぜて喋ること」
(27巻110話)

A
(28巻112話)
Qアルミンがまたアニのもとへ通う
(27巻110話)

A
(33巻131話)
Qピークがパラディ島に潜入している。新聞を読んで情勢を確認している
(27巻110話)

A
(29巻115話)

関連進撃全話の伏線・謎まとめ

残された謎

Q
(27巻110話)

A
(巻話)

進撃の巨人110話『偽り者』で解決した伏線・謎

進撃の巨人110話『偽り者』の表現・対比

進撃の巨人110話『偽り者』の考察・解説

進撃の巨人110話『偽り者』の考察・解説動画

サブタイトル『偽り者』の意味

ジークは脊髄液と巨人化に関して嘘を付く。
イェレナはピクシスに嘘を付く。
ザックレーはエレンの扱いについて嘘を付く。
関連進撃全話のサブタイトルの意味を考察

ポイント

このサブタイトル、今回明らかになったのってイェレナが嘘をついていることです。しかし、これ後に分かりますが、ジークも脊髄液入りのガスをラガコ村に流したと言っていて、これが嘘だったということがわかるところで吸った直後に体が包着するという嘘を使っていた。偽り者というタイトルは実はこのイェレナ一人じゃなかったという伏線回収的な醍醐味があるタイトルがこの偽り者というタイトルです。イェレナの嘘と本当と瞳というところで少しややこしいですが、イェレナとエレンこのように会っていたということが判明します。イェレナの嘘としては最初にエレンに会ってないと語っていました。マーレを打ち砕く希望が基礎である。も嘘です。安楽死計画を共有したと告げていないし、エルディアを持ってのことかというのも嘘このイェレナとピクシス司令の会話をもう一回見返してみてください。一方でイェレナ本当のこともいくつか言っています。エレンイエーガに私を知ってほしいとか、ジークが我々に希望を見せてくれた。エレン自身に主体的な思想を求めたところでエレンとかジークに対する思いというところは全部本心のように思います。二人の兄弟によって世界は生まれ変わります。私はそれを彼らの近くで見ていたいだけなのです。本音です。本音と嘘を見分けるポイントがあるかなと思っていて、このイェレナの瞳が少し参考になるです。この時なんかこう目をキラキラさせて言っています。一方で嘘ついてる時とか、感情がない時って完全に黒で塗りつぶしたような瞳そこらへん注目です。ただこれ全てではないですが、例えば、ただイェーガーに私を知って欲しかっただけでという時には目がキラキラしているという感じ。ただこれなんか微妙です。少し光ってるようにも見えるけれども、私の行動の全てはエルディアを思ってのことですは少し嘘に思えるので、全てではないけど瞳というのも少し注目してみるといいのではないです。次、心臓を捧げようという言葉です。一般市民たちが心臓を捧げようと言って、新生エルディア帝国に勝利をもたらせと語るのです。元々は調査兵団を鼓舞して、良いものとして扱われていた言葉です。この言葉は逆転する、見方が逆転するが面白いポイントです。その109話でもルイーゼが心臓を捧げるポーズをしていたりしたのですが、この狂信的な感じを見ると冷静に見ることができます。集団のために自分を捨てろがこの言葉の本質であり、戦時中の日本を少し彷彿とさせるような言葉ですその言葉に酔いしれていた読者である自分もいるみたいなところもあったりして、歴史は繰り返しであったりところも思い浮かびますし、非常に難しい扱いの言葉です。この人々は、エルディア復権派とかマーレとかが語った、敵と味方を分けて迫害する思想を持っています。民衆たちも、エルディア人はマーレの被害者で、世界の歴史はマーレの作り話だって。どっかで聞いたことあるなって思ったら、マーレ国での教育です。さらにはエルディア復権派、グリシャが自粛に受け継いだ教育です。最後小ネタです。イェレナの企みの伏線イェレナが、このように銃を向けていたということが明らかになって、一方でそのマーレ人を、立場をしっかりと主張していたのですが、これは捕虜にして極力殺さないようにした。それはレストランでジークの脊髄液入りワインを、できるだけ多くの人に飲ませるためということです。オニャンコポンにすら内緒でジークと安楽死計画を立てていたということも明らかになっていきます。フロックたち、新生エルディア帝国派。フロックたち、ひどいこと色々やっています。民衆に情報を流したり、エレンと落ち合うように連絡したり、ザックレー爆弾で吹っ飛ばしたり、懲罰房から脱走したりです。このイェーガー派は、兵団と対立すると。調査兵団からも裏切られている。この注目が、フロックとエレンの会話です。このエルディア帝国を救える奴はお前しかいないのにな、エレン・イェーガーとフロックが語るのですが、エレンの回答はジークの居場所を特定する、それだけだところで実は会話が成立していないというか、フロックとエレンってどこまで一つできているのかなが微妙なです。さらにはこのジークの居場所の特定というのも、エレンとジークは実は落ち合う場所を決めていたりしたので、居場所の特定本当に必要だったのです。ジークを救うために行ったのかもしれないですが、そのあたりも少し気になるところです。最後、アルミンの視線です。アルミン、調査兵団の新兵を疑っています。言葉でも言ってるし、「…」って何か考えているように見ていたりもします。調査兵団の新兵がザックレーを相当殺したのですが、それにアルミンはすぐ気づいたのです。アニの女型の巨人発覚の時の目線もそうです。アルミンの目線は、ここまでだとこの2つですし、この後も注目ポイントです

進撃の巨人110話『偽り者』の感想・ネタバレ

進撃の巨人110話『偽り者』の感想動画

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