【進撃の巨人】第41話『ヒストリア』考察・解説・感想【ネタバレ】

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進撃の巨人41話『ヒストリア』のあらすじ

ウトガルド城での戦いが続く。
巨人化したユミルは、クリスタ達がいる塔を破壊してでも、彼女らを守ろうとする。
しかし、多勢に無勢で、無垢の巨人たちに追い詰められる。
絶体絶命の状況で、エルミハ区から南下してきたエレン達が参戦。
無垢の巨人を討伐し、窮地を乗り越える。

【時期】850年
【場所】パラディ島

進撃の巨人41話『ヒストリア』で発生した伏線・謎

Qベルトルトが手を噛もうとしている
(10巻41話)

A
(10巻42話)

Qユミルの目的は?巨人の力や世界の真実を知りながら隠していた理由は?
(10巻41話)

A
(10巻42話)

関連進撃全話の伏線・謎まとめ

残された謎

Q
(10巻41話)

A
(巻話)

進撃の巨人41話『ヒストリア』で解決した伏線・謎

Qクリスタが隠している「元の名前」とは?
(10巻40話)

Aクリスタ・レンズは偽名。ヒストリア・レイスが真の名前。
(10巻41話)

進撃の巨人41話『ヒストリア』の表現・対比

リヴァイが登場したシーンと重なるミカサの登場。

進撃の巨人41話『ヒストリア』の考察・解説

進撃の巨人41話『ヒストリア』の考察・解説動画

サブタイトル『ヒストリア』の意味

クリスタが「ヒストリア」という本名を明かす
※キャラ名4回目 40話「ユミル」から続く題名。
関連進撃全話のサブタイトルの意味を考察

ユミルの巨人化

ユミルが巨人化した際にライナーが「お前は知ってたのか?」「ユミルが…巨人だったって…」と問います。クリスタは絶望した表情で「知らなかった」と答えます。

クリスタはユミルと3年間ずっと一緒にいたのにユミルの正体を知らなかったのです。

「嘘だ……そんなの…」「嫌だ」

クリスタのこの言葉はユミルが自分を嘘をつかれていた、騙されていた、裏切っていた、という気持ちです。

巨人は一般的に恐怖や敵という存在です。エレンだけは例外で味方ということが分かりましたが、基本的に人類を滅ぼそうとしている敵です。その観点から見ると、巨人の正体を隠していたユミルは敵に見えてしまっている状態です。

ベルトルトは「ユミルの目的は何なんだ…」と言っていますが本心は隠しています。

本音では「(あいつはマルセルを食った巨人、つまり顎の巨人じゃないか!?)」「(ユミルの目的は何なのか、こっちの敵なのか?味方なのか?)」という思いがあるでしょう。

コニーは「ユミルは何か…巨人の力を知ってた風だぞ」「あいつはどっちなんだ…」とユミルが敵なのではないかということを気にしています。エレンは巨人の力を知らなかったけれどユミルはそうではなし、危機的状況でも冷静でいたのは巨人の力を持っていたからではないか、と語ります。

クリスタはユミル巨人が無垢の巨人と戦う姿を見て気づきます。

「巨人の力を自分一人で逃げるために使うこともできたはず…」「今…ここでユミルが戦っているのは…」「私達を…命懸けで守ろうとしてるから」

クリスタはユミルが味方であると確信を持ちます。

クリスタのセリフ

引用:『進撃の巨人』(諫山創、講談社)

クリスタが塔の上から叫びます。

「何いい人ぶってんだよ!そんなにかっこよく死にたいのかバカ!!諸根が腐りきってるのに今さら天国に行けるとでも思ってるのか、このアホが!!」「自分のために生きろよ!!こんな塔を守って死ぬくらいなら」「もう、こんなもんぶっ壊せ!!!」

この言葉はユミルがクリスタに言ったセリフを今度はクリスタがユミルに言っているのが胸熱展開です。

今までのクリスタと明らかに言葉遣いが違うというのもクリスタが変わったということが分かります。

クリスタはバカとか、アホとかの乱暴な言葉を使っている所、「いい人振るな」「自分のために生きろ」という言葉はユミルがクリスタに言った言葉です。その言葉がブーメランの如くユミルに返ってきます。

「イキタカツカアレ」

引用:『進撃の巨人』(諫山創、講談社)

クリスタの言葉を聞いて、ユミルは覚悟を決めます。

「イキタカ ツカアレ」は「生きたきゃ(私に)掴まれ」と言うことです。塔に取り残された104期たちはユミル巨人の髪の毛に掴まります。塔が崩れ落ちるも、ユミル巨人のお陰でなんとか助かったという展開です。

進撃の巨人41話『ヒストリア』の感想・ネタバレ

進撃の巨人41話『ヒストリア』の感想動画

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