【進撃の巨人】第42話『戦士』考察・解説・感想【ネタバレ】

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進撃の巨人42話『戦士』のあらすじ

ウトガルド城で巨人を撃退後、状況を整理するハンジ達調査兵団。
ベルトルトの「故郷に帰れる」発言から、ライナーの様子が変わる。
ライナーは淡々と「自身が鎧の巨人で、ベルトルトが超大型巨人」と語り始める。
エレンは、あえて取り合おうとしないが、ライナーは「勝負はここで決める」と決意を固める。
様子をうかがっていたミカサが、エレンの危機を察知し、敵二人に斬りかかる。
その傷をキッカケに、ライナー・ベルトルトは巨人化。エレン・ユミルを誘拐する。

進撃の巨人42話『戦士』で発生した伏線・謎

Qウォール・ローゼに穴が空いていなかったのに、巨人が発生した理由は?
(10巻42話)

A
(27巻110話)
Qハンジの発言「地下を掘る巨人が現れたんだとしたら大変だ」
(10巻42話)

A
(27巻110話)
Qライナーとベルトルトの「故郷」とは?何故帰ることができる?
(10巻42話)

A
(21巻86話)
Qライナーとベルトルトの目的はなにか?何故エレンを連れていきたい?
(10巻42話)

A
(21巻86話)
Qライナーとベルトルトが壁を壊した理由は?
(10巻42話)

A
(24巻95話)

関連進撃全話の伏線・謎まとめ

残された謎

Q
(10巻42話)

A
(巻話)

進撃の巨人42話『戦士』で解決した伏線・謎

進撃の巨人42話『戦士』の表現・対比

進撃の巨人42話『戦士』の考察・解説

進撃の巨人42話『戦士』の考察・解説動画

サブタイトル『戦士』の意味

ライナーとベルトルトが壁を破壊した戦士(巨人)であることをカミングアウト。
39話「兵士」と対比。
関連進撃全話のサブタイトルの意味を考察

ポイント

やるんだな今ここで

進撃の巨人、この10話ある中で、一番の衝撃のポイントです。ライナーとベルトルの正体が巨人ってことが判明します。これは本当、衝撃的すぎました。ずっと一緒にいたあいつらが、巨人だったのかって衝撃だったのですが、ここからエレンとの戦いになるよ、というところの助唱があって、10話は終わりですという話です。42話は、もう本当、ライナー、ベルトルトの隔閣を、追っていくだけで面白いので、そこについて少し見てみたいのですがライナーは兵士モードと兵士モード、行ったり来たりする人物で、今この、みんなが、そのユミルのおかげで、塔からのです、危機から脱出したタイミングでは、兵士モードです。ライナー兵士モードですと。具体的には、あの時、すでにもう、2回も死にかけたこのペースじゃ、あの世まであっという間だ、自分で選んだ道だが、兵士をやるはどうも、体より先に心が削られるみたいだ、と言ってるのですが、心が削られてしまって、自分のことを兵士って思い込んでる、ライナーです。ベルトルトも、なんとも言えない表情をしてるのですが、その中でベルトルトか、着物の巨人いたじゃん、もう故郷に帰れるよ、故郷だ帰ろう、と言っています。もう帰れるじゃないか、今まで苦労してきたことに比べれば、あと少しのことだよ、と兵士モードのライナーに言います。今まで苦労してきたことって何あるかなというと、マーレからパラディ島に潜入して、必走探し求めて、壁を2回も壊して兵士を3年やってとか、ずっと確かに苦労してるなって感じですがライナーはそうかと言って、自分が兵士モードだったのですが、そのことをもう忘れて、もうすぐに戦士に切り替わるのです。ここで少し気になるのは、もう帰っていいのかみたいなところですが、元々この彼らの目的は、始祖の巨人を奪還することです。そういう作戦だったのですが、その知性巨人であるエレンを発見したので、知性巨人を持って帰れば、一応手柄にはなるかなところで帰っていいかなというところだと思います。あとは獣の巨人が来たまぁこれはなんか、本国からの連絡でもあるし、合流しないといけないと考えて、帰れると考えています。この、元々の始祖巨人は、壁の中の王が持ってる前提まぁその王が始祖巨人を持ってるはずだ。でも、フクロウ・グリシャが侵撃の巨人の能力を奪ったということも、グリシャのことは知らないですが、フクロウが侵撃の巨人の能力を奪った、マーレ国から奪っていったってことも、ライナーとベルトルトは知ってるはずまぁエレンは侵撃の巨人だろうけど、始祖の巨人持ってるかもなということは少し考えていたかなと思います。この後の話で、あいつが持ってるのだみたいに衝撃を受けているので、そこまでこう考えてはいないだろうけど、少なくとも侵撃の巨人能力は持ってるだろうという可能性に欠けています。実際は両方持っていますが。その中でこの、漫画史上一番地味なカミングアウトライナーとベルトルトがエレンと、俺たちは5年前、壁を破壊して人類への攻撃を始めた。俺が鎧の巨人で、こいつが超大型巨人ってやつだ。と語りますと。このシーン衝撃でした。これ読んでて読み間違いかなみたいな。今の、え、なんだろうみたいに感じてしまったのですが。この衝撃的すぎるカミングアウトのシーンがあって、凄いです。普通は見開きでこう、俺が鎧の巨人で、こいつが超大型巨人ってやつだって、このこっちの、こっちの視点から、ライナーとベルトルトの顔を見せて、見開き1ページでバーンってやるはずなのに、こんな地味にあえてやるという、アンチ少年漫画じゃないですが、諫山先生のこう、チャレンジスピリッツが感じられます。とはいえこの、俺がーみたいな話はこう唐突だったのです。ライナーがいきなり戦士モードに戻ってしまって、そこでもうつい発してしまった言葉で、ベルトルトが何を言ってるのだライナーとこうなんだろう、ごまかすというか、ような感じです。でそっからライナーがエレンを説得するのですが、この説得術がひどすぎて、あの見ていて面白かったのですが、俺達の目的は人類に消えてもらうことだ。しかし、エレンお前が俺たちと故郷に来てくれたら、それはやらないで済む。壁の破壊などの恐怖が減って、人類のためになるからお前来た方がいいよねって言うのですが、エレン視点で考えると、いや故郷ってなんだよとか、壁の外の世界あるのかよとか、なんで自分が行くと壁壊さなくなるのだとか、信じる根拠どこなんだところでこうまともに信じられないです。ライナーの説得術、これも少し頭が混乱していて、かなり雑すぎる、ひどすぎるなと感じます。ベルトルトもこれを聞いて、一回はごまかそうとします。ライナーは疲れてるのだみたいに話すんですが、そのタイミングでライナー自身も疲れてるというか、自分自身のおかしさに気づくんです。これ結構心痛むしんですが、俺たちはガキで何一つ知らなかったんだよ。こんな奴らがいるなんて知らずにいれば、俺はこんな半端なクソ野郎にならずに済んだのに、と語るのです。ライナーが後でガビに語ったように、マーレ国での教育を受けて、ガキで何一つ知らなかった。マーレ国からするとパラディ島のみんなは悪魔だ、悪魔の末裔だと教育をずっと受けていた。でも実際に入ってみるとことはなかったこんな奴らがいると知らずにいれば、中途半端に兵士にならずに、そのまま作戦を敵が単純な悪魔だと考えて、攻撃できたんだけどなと語るのです。クソ野郎にならずに済んだと言ってます。でももう、マーレ国を飛び出してパラディ島に来てしまって、今まで散々様々な人も殺してきたし、悪いことしてきた、悪いこというか、破壊工作です、ヒスト巨人を奪うために色々やってきた何が正しいかわからないけれども、自分がした行いや選択した結果に、戦士として最後まで責任を果たすと言って、巨人化します。この戦士として最後まで責任を果たすが格好良いです。この戦士ところで戦士として改めて覚醒したのですというのともに、元々3年間の生活で兵士の人格が生まれてしまった。教育のせいでパラディ島はみんな悪魔って聞いてたけど、過ごす中で悪魔じゃない同じ人間だと気づいた、前提の上で何が正しいかわからない。この段階では何が正しいかわからないけれども、戦士として責任を取る。それは普通の人々もいるってことがわかったし、悪魔って教えられてた人々も全然悪魔じゃなかった。なんか単純な二言論で、味方と敵とか白と黒とか正義と悪と、割り切れればいいと思ってたけど、割り切れないってことに気づいちゃったのです。これ結構物語のその進撃の巨人って物語通じて、視点がこう変わるです。ずっとパラディー島の中の話が描かれていた後に、今度は周り側からの視点に移るので、こんなことを作品のテーマの一つとしてはあると思います。ただ状況の中でも行動しなきゃいけない残酷な世界です。どちらかを選ばないと進むことができないライナーは戦士として始めた物語だから責任を取ると言って、戦士として最後まで責任を果たすことだというので、巨人化します。この10話のサブタイトルは4もあるです。4もある中の最初が兵士です。ライナーの色々が描かれて、最後10話のこの最後の4つ目のサブタイトルが戦士です。つまり兵士から始まって戦士で終わるとてもこのサブタイトルが秀逸です。凄い凄い感です。本当10話は進撃の巨人でもナンバートップ3に入るぐらいの、いい感だということです。最後注目ポイントとして、ミカサのためらいです。そのライナーとかベルトルトが女型の巨人の関係者であるということを、エレンたちは事前に知っていました。その上で警戒をしていたのです。ミカサはエレンの近くにいて警戒していたのですが、ライナーとかベルトルト達の会話も絶妙な距離で聞いていたと。絶妙な距離で聞いていました。その中でその2人の、俺たちが巨人だみたいな話を聞いて、躊躇なく2人を霧にかかるのです。霧にかかって実はためらいがあって殺せなかったところが、後々分かります。その2人は傷ついたことで巨人化して生き延びるのですが、ミカサは、十二感で、あの時しっかりと仕留めておけばと後悔を語るのです。ライナーとベルトルトがエレンを連れて逃げた際に、今度はためらうことなく、奴らを必ず殺すと決意を改めているこれミカサって冷静なキャラクターに思えて、実は躊躇があったりだとかする人間性があるキャラクターです。例えばアニが女型の巨人って確定した時とかも、なんかもう自分からこれ以上聞いてられない不毛をズタズタにしてやる女型の巨人みたいに言って、先制布告みたいに仕掛けるところで普通に切りかかりに行った方が本当はいいけど、しっかりセリフを言って敵対するところでその時に比べるとこのライナー、ベルトルトが巨人ってわかった時の対応は、もう少し割り切っていますが、それでも躊躇があって殺しきれなかったって感じです。この後も基本的にミカサの行動に着目すると面白くて、結構実は相手を殺せなかったり、ためらいがあるキャラだなってことが読んでいると分かります。

進撃の巨人42話『戦士』の感想・ネタバレ

進撃の巨人42話『戦士』の感想動画

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