この記事の目次
進撃の巨人49話『突撃』のあらすじ
エレンを誘拐するライナーとベルトルトは壁の外に向う。
しかし、エルヴィンが連れてきた無垢の巨人で進むのが困難に。
更にアルミンの「アニは拷問を受けている」という嘘に動揺したベルトルトはスキをつかれてエレンを奪われてしまう。
ライナーは諦めずに、エレンに巨人を投げて状況を挽回しようと試みる。
混乱する状況の中、エレンの母親カルラを食べた無垢の巨人が現れる。
進撃の巨人49話『突撃』で発生した伏線・謎
残された謎
進撃の巨人49話『突撃』で解決した伏線・謎
進撃の巨人49話『突撃』の表現・対比
進撃の巨人49話『突撃』の考察・解説
進撃の巨人49話『突撃』の考察・解説動画
サブタイトル『突撃』の意味
エルヴィンの凄さ
エルヴィンが兵士たちに発破をかけて、巨人を引き連れて突撃します。そして、先頭を行くエルヴィンが右腕を巨人に食われます。右腕を食われた状態にも関わらず、兵士たちに「進め!!」と叫びます。
目的達成のために手段を選ばないエルヴィンは、自分の体を犠牲にしてでも作戦を続行させるという凄さがあります。その姿を見て兵士たちの覚悟が決まる表情が描かれます。特に変化があったのはアルミンです。
アルミンの捨てた「人間性」
エルヴィンが腕を食われても指揮を続ける姿を見て、アルミンは何か決心したような表情をしています。
第27話「エルヴィン・スミス」でアルミンがジャンに語っています。
「何かを変えることのできる人間がいるとすればその人はきっと…大事なものを捨てることができる人だ」
このことを悟ったアルミンは自分が今、何をするべきかということをずっと考えています。第48話「誰か」で104期生がベルトルトを責めたり、エレンを離すように説得しています。ここでアルミンだけは声をかけずにいます。アルミンはここでどんな対応をすればエレンを取り返せのか、ということを考えていたのはずです。
そして、エルヴィンの捨て身の攻撃を見て覚悟が決まります。
「(何を捨てればいい?僕の命と…他に何を捨て去れば変えられる!?他に何を…)」
アルミンはここで考えて捨てるべきは「人間性」だと気づきます。
何かを変えるには何かをすてなければならない、という言葉には続きがあります。
「化け物をも凌ぐ必要に責められたのなら、人間性をも捨て去ることができる人のことだ」と言っていました。アルミンはいつか自分も人間性を捨てる必要があることを予感していいたかもしれません。そのタイミングが今まさに来たという場面です。
ゲスミン爆誕
ここでいう人間性は元仲間の心理を壊しても厭わないということです。具体的にはベルトルトの恋心を利用した精神攻撃です。
腹黒い性格で下衆な考えや表情をするアルミンのことは「ゲスミン」と呼ばれます。これは諫山先生のブログ「現在進行中の黒歴史」に書かれています。
別マガの進撃の最新話で修正した所があります
アルミンのゲスミン描写が過剰だった為です
今、掲載されてるのが、ちょうどいいゲスミンで
↓これが書き直す前の、いき過ぎたゲスミンです
詳しくはブログ記事を読んでいただきたいのですが、元のゲス顔があまりに「いき過ぎたゲスミン」だったので少しマイルドなゲス顔にしたそうです。
ベルトルト大ダメージ!
アルミンはベルトルトに語ります。
「いいの?二人とも…仲間を置き去りにしたまま故郷に帰って…」「アニを置いていくの?」「アニなら今…極北のユトピア区の地下深くで拷問を受けてるよ」
「彼女の悲鳴を聞けばすぐに体の傷は治せても痛みを消すことができないことはわかった」「死なないように細心の注意が払われるなか今この瞬間にもアニの体には…休むヒマも無く様々な工夫を施された拷問がー」
アニの現状を知らないベルトルトはkショックを受けて激怒します。
「悪魔の末裔が根絶やしにしてやる!!」
ベルトルトたちは、マーレ国の教育によりパラディ島の人間は「悪魔の末裔」であると思い込まされていました。しかし、実際にパラディ島の人々と一緒に暮らす中で同じ人間であることを知りました。そんな中であまりにもゲスなアルミンの一言を聞いて、今までのマーレ国の教育がつい出てしまったという場面です。
進撃の巨人49話『突撃』の感想・ネタバレ
進撃の巨人49話『突撃』の感想動画
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