【進撃の巨人】第38話『ウトガルド城』考察・解説・感想【ネタバレ】

タキ

XYouTube もやってます。

進撃の巨人38話『ウトガルド城』のあらすじ

巨人出現より9時間(ラガコ村)

南班のコニー・ライナー・ベルトルト達は、コニーの故郷ラガコ村にて、生き残った人を探す。
しかし生存者は見つからない。唯一残っていた「動けない巨人」がコニーに「オアエリ」とつぶやく。

巨人出現より9時間(ウォール・ローゼ南側の東防衛戦)

駐屯兵団第1師団精鋭部隊のリコ達は、東防衛戦を構築。
巨人を順調に駆逐していく。

巨人出現より9時間(ウォール・ローゼ南側を出た対策部隊)

駐屯兵団ウォール・ローゼ対策部隊のハンネス達は、壁沿いを走る。
巨人出現の原因となった壁の穴を探すが、見つからない。

巨人出現より11時間(ウォール・ローゼ南側から壁沿い)

南班のコニー・ライナー・ベルトルト達は、ラガコ村を出て、壁沿いに穴を探す。
しかし穴が見つからないまま、クロルバ区から壁沿いに進んできた西班のユミル・クリスタたちと遭遇。
そのまま南班と西班は合流し、ウトガルド城跡にて休息を取る。

巨人出現より17時間(エルミハ区から南下)

ハンジ・エレン・アルミン・ミカサ達は、ニック司祭から聞いた鍵となる少女「クリスタ」のもとを目指す。

【時期】850年
【場所】パラディ島

進撃の巨人38話『ウトガルド城』で発生した伏線・謎

Qラガコ村に巨人が1体だけで、生存者どころか死体もない
(9巻38話)

A
(27巻110話)
Qコニーを心配するライナーの態度。それを見るベルトルトの目線
(9巻38話)

A
(10巻42話)
Qコニーの「巨人が母ちゃんに似ている」という言葉を遮るライナー
(9巻38話)

A
(10巻42話)
Qコニーの「巨人が母ちゃんに似ている」という想像をはぐらかす104期生ユミル
(9巻38話)

A
(10巻42話)
Qユミルが缶詰の文字「ニシン」を読めた理由は?ライナーの反応は?
(9巻38話)

A
(10巻42話)
Q月夜で動く巨人の正体は?何故動ける?
(9巻38話)

A
(23巻93話)
Qコニーが「サル」を知らないで「獣」と呼ぶ理由は?
(9巻38話)

A
(34巻135話)
Qライナーとベルトルトが「獣の巨人」を見る表情
(9巻38話)

A
(34巻135話)

関連進撃全話の伏線・謎まとめ

残された謎

Qウトガルド城は昔どんな場所だったのか?
(9巻38話)

A
(巻話)
Qウトガルド城の食料は何故あった?
(9巻38話)

A
(巻話)

進撃の巨人38話『ウトガルド城』で解決した伏線・謎

進撃の巨人38話『ウトガルド城』の表現・対比

進撃の巨人38話『ウトガルド城』の考察・解説

進撃の巨人38話『ウトガルド城』の考察・解説動画

サブタイトル『ウトガルド城』の意味

関連進撃全話のサブタイトルの意味を考察

ポイント

コニーの故郷であるラガコ村に行ったら誰もいないです。誰もいなくて、コニーの母親って後に判明する巨人が一体だけいるという状況でした。コニーとかたちは他に巨人がいない一旦ウドガルド城というところで休息をしようと、たまたま見つけた休憩できそうな場所で休憩をします。そうしていると、夜だから巨人は来ないはずだと思っていたのですが、巨人が来始めてさあどうする展開です。ここまた複雑すぎるので、状況整理すると、元々想定としては9話の始まりで壁が開けられて巨人が入ってきたんじゃないかというところでどうするって展開だったのですが、実際その巨人の数があまり多くないと。その巨人たちをどうにかしつつ一般人を避難させようと、一般人を避難させつつ壁の穴の場所を確認しなきゃいけないよねところで南と西から壁沿いに歩こうという話だったのです。実際駐屯兵団がこうやって巨人と対決してたりだとか、色々1話に出てきたエレン達のおじさんです、ハンネスおじさんがこうやってなだに一匹も巨人と遭遇しないとはなっていたり、様々なキャラクターが出てきてわかりづらいのですが、今回その巨人が現れたのはジークのせいだったので、壁に穴は開いてないです。リコ班長とかハンネスとかも、昔、今までは過去2回穴が開けられたときはアニの叫びで超大型巨人が扉壊したりして、つまり扉壊された後、大量の巨人が来てパニックに陥っていたです。でも今回はに巨人の数多くないよね、今までとパターン違うよね、さらに何々君みたいなところが扉開けられたみたいな報告もないので、少し今回おかしいなという疑問を持っています。さらにそこに追い討ちをかけるように南と西から合流していったら、穴が見当たらなかったということが判明します。コニーとユミルと、それぞれ別の南班と西班だった、西班ですけど、そこでそれぞれ行動していって、壁の穴が見つからなかったので、一旦合流して休憩しようという展開で、これつまり壁の穴が開いたぞ思ったら実は開いてなかったところで後から読み返すと分かりますけど、普通に読んでるとまず分からない。38話ですけど、ユミル関係の話が結構面白い話があって、最初コニーの母親が巨人化するって話と、次にベルトルトの出会いって話と、3つ目ユミルの優しさ、4つ目ユミルとライナーの探り合い、5つ目小ネタがあるのですが、まさしくコニーの母親が巨人化するここで描かれているのって人間が巨人化するという衝撃の事実です。コニーの母親が手足が小さすぎるように出現していると、何らかの女性の巨人が手足小さすぎて出現している。村に死体がない。巨人に食べられたら普通血が出るはずその血がないのはおかしいよねってなって、コニーの方を見ておかえりって言ってるところでこれ切なくて怖くて心に刺さりまくるシーンですが、こんな風にしてです、コニーの母親が巨人になっちゃってるってことが描かれるのです。その時に母親がいないってことを嘆いて、あれ母親なのではないかとコニーが少し感づくんです。俺の故郷はもうどこにもなくなっちまったと言って、泣いていると。あれ母親なのではないかというのですが、その時に、ライナーの表情が面白くて、ライナーは今兵士なのか戦士なのかというそこが難しいところです。ここ多分兵士だと思ってて、普通にコニーかわいそうだなって思って肩に手をかけている感じがします。一方でベルトルトはあれコニー大丈夫かなって思いつつ、これ多分ライナーの方を見ていると思います。ライナーお前悲しんでるけど正常なのかみたいな風に思っていると思います。さらにその、コニー母親のおかえり発言で、あれもしかしてさきほどの母ちゃんじゃないかとコニーが疑いだすんです。なんか母ちゃんにって言ったところで、ライナーが怒るのです。コニーお前は今がどんな状況かわかっているのか。今の俺達の働きが何十万人もの命に直接影響しているのだぞ。それともありえない妄想でもしている方が大事なのか。考えるなら今避難しているお前の家族のことだろう。兵士なら今最善を尽くせとライナーが語るのです。これはもうその発言に明らかに顔癖に言っているので、コニーが母親が巨人になったって気づかせないって気持ちもあって、兵士半分一方で人間が巨人になるってことを知っているんで、戦士だなぁとも少し思って。ここのライナー少し微妙なところです。行くぞってなって、ライナー、コニーの方を心配しながら見ていますが、走っています。時ベルトルトもコニーを心配してるのかなって、この二人の正体知らないだけ思っていたのですけど、正体知った上で見返すと、俺ライナーの方を見ています。ここが結構見てて面白かったです。ベルトルトはこの時からライナー大丈夫かな、兵士モードのライナーのことをずっと心配してるってことがこの9話でさりげなくずっと描かれています。コニーの母親が巨人になったのですけど、ユミルが、城に着いた後にコニーと色々会話していて、ラガコ村どうなった?お前の故郷どうなった?と聞くんです。コニーが壊滅してしまったよと語ると。その時に、そうか、それはでも誰も食われてないと言って、この時ユミルが悲しそうな顔を少ししています。ユミルって優しい気持ちが凄いあるけど、少し表現が特殊で、例えばそのコニーの母親が巨人化した真相にたどり着きそうになった時にそれを笑い飛ばすんです。コニーがずっと気になっているのが俺の家にいた巨人だ。自力じゃ動かせない体でなぜか俺の家で寝てやがった。そんでよ、母ちゃんに似てたんだ。あれは一体なんだ?と言ってる時に、バカじゃねえの?とユミルがかぶせてくるのです。お前の母ちゃん巨人だったのかよ、コニー。なんでお前はチビなんだよって。お前それは辻褄が合わねえだろうが、お前バカだって知ってたけど、これ逆に天才なんじゃねえかと、少し違和感のある笑顔で笑うという描写があります。人の優しさって様々な種類あると思いますが、苦しいよねみたいに。長くおむらなくなってかわいそうだねと寄り添うものとか、いや、母親はいないかもしれないけど、私たちが頑張るしかないよって頑張ろうよみたいに言う優しさとか、あるいはユミルみたいにジョークにして元気づけるそういう様々な優しさがあるのですが、ユミルの場合は少しわかりづらい。ジョークにして元気づけるという優しさの種類です。ユミルって多分人との接し方が少し不器用なのかなって勝手に妄想していて、昔、子児でずっと育っていて、子児というか誰も親もわからないし、道端で暮らしているみたいな状況で、ユミルと名付けられて、千夜保養されて、その後その人々に裏切られて、楽園送りされ、パラディ島に送られるという人生あんまり人間を信じきれていないし、人間にとっての優しさがある。
その、苦しさとかはわかるけど、接し方が少しわからないんじゃないかなところでこんな風に、笑い飛ばしてると思います。ユミルとライナーとの探り合いが、今回の9話で一番面白いかなところでライナーは、ユミルがコニーの母親の巨人化神僧の、ライナーもユミルもコニーの母親が巨人になったって知ってるわけです。その発言もろもろからです。それにライナーがユミルにこう言います。コニーの村のケンダがお前をわざとはぐらかしてるなと、できればその調子に続けてほしい。あいつが家族のことで、ゆっくりな心配をしないように。ユミルが何の話だと、お互い、シラを切ってるというか、ライナーはもちろんコニーの母親の巨人化の神僧を知っていて、それをユミルがたまたま言ってくれたから、ありがとうぐらいの気持ちで言っています。ただやや、「…」のようなもので、探りを入れてる感じもします。それにユミルは何の話だと言い出すところで地味に高度な心理戦じゃないですけど、繰り広げられていて、少しユミルに疑いを持っているのかなって感じです。その後、缶詰を漁る時に、ユミルが缶詰の文字が読めてしまうのです。これはいけそうだ。ニッシンは好みじゃないが。びっくりマーク。ライナーが他にもあるか見せてくれって言われて、「…」、ほらよってなって、ここでユミルの心境としては、つい読んでしまったのようなものだと。マーレのその。これって、ジークが持ってきたものそれを読めてしまった。マーレ国の文字が読めてしまった読めてしまった。読んでしまったというのでびっくりです。渡していいのかなところで「…」、自分が読めたことは違和感あるよなということを思いつつも、バレないだろうぐらいの気持ちで、ほらよってやってるんじゃないかな。さらにニシンって海のものです。魚なんで、海を知ってる前提になっちゃうから、そこら辺も含めてです、おかしくなっちゃう。整合性が取れなくなっちゃうなというところがあったのです。それに実際ライナーは、なんだこの文字は俺には読めない。ニシンって書いてあるのか。お前よくこの文字が読めたなユミルと言います。これはライナーは、なんで読めるのだとかまをかけているとも取れるのです。ライナーが兵士でも戦士でも成り立つ会話ですと思って、兵士だとしたら、つまり普通に自分で文字が読めなくて、読めないのに読めるユミル凄いな。なんで読めるのだという質問とも取れるし、一方でライナーが戦士だとしたら、コニーの母親の件もなんか知ってそうだし、自分この文字読めるけれども、読めないふりしてなんでお前読めるのだと、尋問じゃないけど聞いているような感じです。その様にも捉えられますが、ここ少しライナーのその変種度、戦士度がはっきりしたことがわからないので、代言はできないですけど、どっちでも取れる表現です。いずれにせよ、このシーンの面白さって、マーレ国にいた2人が、壁内人類のふりをお互いにするという、コント番組そういう状態が見ていて面白いです。お互いにこのマーレの人の中でパラディ島の中の壁内人類のふりをしているというところが面白いです。あと余談としては、当時のユミルってやっぱ怪しすぎて、イルゼの手帳のユミルという単語とか、あとは王政に関連するクリスタに近づこうとしている、ヒストリアに近づこうとしているとか、あとはこの缶詰の文字が読めるで、ユミル何者なんだと思っていた記憶があります。最後に少しした小ネタで、ウトガルド城に今104期生の一部の人々がいますが、ここにジークは暮らしていたと思っていて、壁の近くだというのに、最近まで誰かが住んでいた跡はあるぞと書いてあるので、これジークが拠点としていたという気がします。さらに酒があるのですが、こんなものまであったぞ、なんて書いてあるのだ、ゲルガーそれは酒かい、まさか今飲むつもり、バカいいえこんな時にと言ってますが、このラベルの文字が読めないジークが持ってきたという気がします。ここ、昔からあったとかという可能性もありますが、普通に考えるとジークが持ってきたと。このゲルガーは、この次の話で酒が飲めなくて、自分で死んじゃうので、その時に後悔する話があるのですが、それもまた後ほど、次の話で語ります。あと、獣の巨人の登場シーンが結構、実は伏線というか見どころかなと思っていて、その獣の巨人を見た時にみんなの反応がそれぞれ違うのです。伏線というかなんかありゃ獣じゃねえかなとコニーが聞くんですけど、みんな少しそれぞれ変わった表情をしています。それでなんだ彼らはところを理解しきれないコニーがいますが、このそれぞれの表情って、3人とも多分考えが違っていて、まずベルトルトは、戦士長が来た。戦士長であるジークが来た。迎えに来たのか。なぜだ。でも多分少し喜んでるのです。帰れるのようなもの。ライナーは、これ多分兵士モードだったライナーが戦士モードになって、マーレの趣味が思い出したという感じかなと思いますが、一方でユミルは、あれは無垢の巨人じゃなくて、知性巨人だマーレ国から獣の巨人ってやつが来たのかなみたいな。マーレ国とかの事情はは知ってるはず獣の巨人だって思ったって気がします。ユミルは少し微妙ですけど。この獣の巨人登場のワンシーンにとってもです、それぞれのキャラクターの心理描写というか、思っていることがそれぞれ違うんだなってことが分かります。

進撃の巨人38話『ウトガルド城』の感想・ネタバレ

進撃の巨人38話『ウトガルド城』の感想動画

関連記事

35話『獣の巨人』
36話『ただいま』
37話『南西へ』
38話『ウトガルド城』

1 COMMENT

ただの進撃ファン

進撃の巨人の漫画の9巻の「ウトガルド城」のゲルガーと104期の5人が暗闇の中、穴の位置を特定しようとして、反対側から回ってきたナナバさんたちと出会うところ(ゲルガーが「おかしくなりそうだ」って言ってる次のページ)のとこの、真ん中に160、161と書かれてるんですけどこれって伏線なんですかね?、調べても出てこなくて、何度も見間違いかなと見直すんですけどあるんですよね、気になって夜も眠れません(( というより怖すぎて死にそうです((

返信する

コメントをするのは「自由」だ…