この記事の目次
無垢の巨人(奇行種)とは?
無垢の巨人の中には、予想外の行動をする「奇行種」と呼ばれる巨人たちがいます。
奇行種の行動の特徴
- 最も近くにいる人間を狙わない
- 言葉を発する(巨人の口の構造上、完全には発話できない)
- 特定の場所に意思を持って向かう
奇行種ごとに振る舞いは異なりますが、通常種では行わないような行動をする巨人がいます。
月光の巨人(ジークの脊髄液の巨人)は奇行種か?
王家の血を引くジーク・イェーガーの脊髄液で巨人化した無垢の巨人は、日光が当たらない時間帯(月夜)にも動くことが可能です。ジークの「獣の巨人」の言葉・命令に従う性質も持っています。
しかし基本的には通常種と同じように、目の前の敵を襲う習性があるため「通常種」と考えて良いと思われます。
作中に出てきた奇行種一覧
ダイナ巨人
エレンの母親を食べたためカルライーターとも呼ばれる。
その正体は王家の血を引くダイナ・フリッツが無垢の巨人化した姿。
グリシャとの約束を果たすため「グリシャの家」に向かったと思われたが、最終話のエレンの告白で別の事実も浮かび上がる…
イルゼイーター
「ユミルのたみ」「ユミルさま よくぞ」と発言。パラディ島に送られる前の104期生ユミルと、調査兵団のイルゼを見間違えた。その正体は104期生ユミルのマーレ国時代の従者。
コニー母巨人
ラガコ村で手足が不完全なまま巨人化した。コニーに「オアエリ(おかえり)」と発言
トーマスイーター
トロスト区でトーマスを食べた奇行種
ロッド・レイス巨人
レイス家の当主ロッド・レイスが巨人化した姿。「サイキョウノキョジン」とラベルに書かれた注射器を使用して巨人化した。超大型巨人よりも大きい体で大勢が住むオルブド区に進む。
ユミル(無垢の巨人)
104期生ユミルの無垢時代。土を被って寝ていた
少女が見た世界
トロスト区で門に向かって走りミカサに倒された。
開口@木の下
巨大樹の森でくつろぎながらもしっかり人間を見ていた。
悔いなき選択
OVAオリジナル。兵士たちを大量に殺害、リヴァイに討伐された。
奇行種の謎・発生理由は?
奇行種になる原因は諫山先生のインタビューが答えだと私は考えています。
最初は巨人のアイデアをさらに発展させようと思っていた。
通常の巨人もいれば、異常な巨人もいます。
無垢の巨人はプログラムされた存在のようなものだと考えていましたが、そのうちのいくつかは工場からの欠陥品のような「 glitch(不具合 / 欠陥?)」を含むのではないかと考えた。
物語を書いているときにあの巨人について考えたのはそれだけです。
その他の説としては
- 巨人化する際に体に負傷があるか
- 脊髄液の摂取方法が特殊
- 巨人化する直前の明確な目的意識
- 王家の血を引く
- エレンが操った
などが候補としてありました。
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