【進撃の巨人】戦鎚の巨人とは?能力・継承者の解説

【戦鎚の巨人】能力・継承者

「戦鎚の巨人」とは?

全身が白い外皮に覆われている巨人。

「硬質化(結晶化)」能力を持つ。巨人対硬質化に留まらず、硬質化を応用して戦鎚やボウガン、鞭、剣といった武器を操って戦います。撒菱やランス(槍)など様々な武装を瞬時に創造する地形変化の攻撃も特徴的です。また武器だけでなく、地中に武装を作成するや巨人と同じ大きさの体を作って操作することも可能です。 (キャラクター名鑑FAINAL P.175、アニメ第65話「戦鎚の巨人」)

レベリオ収容区での戦いにおいては、戦鎚の継承者ラーラ・タイバー本体が水晶体として地中に隠れ、そこから巨人の体を遠隔操作していました。

水晶体ラーラ本体と、戦鎚の力で作った造形物(巨人や武器)は、一本の根のようなもので連結しています。

※エレンがラーラ本体から根を切り離すと、巨人は脱力し戦闘不能となりました

 

戦鎚の結晶化(硬質化)能力は、鎧の硬質化すら超えた硬度を持ちます。鎧を砕いた雷槍やエレンの硬質化パンチでも「戦鎚の結晶体」には傷ひとつ付けられません。破壊するには「顎の巨人」の爪で引っ掻くか、顎で噛み砕く必要がありました。一方で、剣やボウガンなどの創造物は、そこまでの強度を持たず、他の巨人の力で叩き割ることが可能です。

弱点としては消耗が激しく、持久力に欠けることです。 

マガト「『戦鎚力』は強力だがすぐに力を使い果たす」(第117話「断罪」)

ラーラ・タイバーもまたエレンとの戦いで力を使い果たして水晶体のまま、なす術がなくなりました。

ちなみに、造形物は切り離しても消滅することはなく、戦場の跡地には多数の戦鎚の造形物が残ります。 (第108話「正論」)

 

また、自身が巨人化しないでも能力を発動できる力は唯一無二と言えそうです。

通常、地下の密閉空間での巨人化は圧死する危険性を伴います。例えばレベリオ収容区で罠にかけられたピークとポルコは巨人化できませんでした。

ピーク「この狭さじゃ巨大化できない」 ポルコ「あぁ、最悪圧死だ」(第100話「宣戦布告」)

一方、パラディ島の地下牢に幽閉されていたエレンは「戦鎚の能力」により一瞬で抜け穴を穿ちそこから逃走した後、穴を塞ぎ追跡から逃れました (第107話「来客」)

人間の状態でも能力を発揮でき、どんな物でも作れる、とにかく汎用性に優れた能力です。

 

「戦鎚の巨人」の能力

  • 自身の結晶化(強固な結晶化で身を守る)
  • 硬質化(物質の創造と操作)

 

「戦鎚の巨人」の継承者まとめ

ラーラ・タイバー
タイバー家が代々継承する「戦鎚の巨人」継承者。ヴィリーの妹
エレン・イェーガー
レベリオ襲撃時にポルコの顎を利用してラーラを捕食して戦鎚を継承

※「戦鎚の巨人」はマーレの実質的な最高権力を握るタイバー家が代々受け継いでいましたが、エレン・イェーガーに奪われました

【戦鎚の巨人】ストーリー上の主な登場話

マーレ編(23〜26巻)

第101話『戦鎚の巨人』〜第104話『勝者』

レベリオ収容区でエレン巨人に応戦するためラーラ初の巨人化。力を使い果たして水晶体のまま反撃せず。エレン巨人に捕食される。

※戦鎚継承以前のエレン巨人の登場話は「進撃の巨人」解説記事をご覧ください。

パラディ島紛争編(27〜30巻)

第110話『偽り者』

パラディ島の地下牢に投獄されたエレンは戦鎚の巨人の力で脱獄する。

第117話『断罪』〜第119話『兄と弟』

エレン巨人vs鎧の巨人・顎の巨人。戦鎚の能力を使って抗戦。

地鳴らし編(31〜34巻)

第135話『天と地の戦い』〜第136話『心臓を捧げよ』

歴代の9つの巨人が登場。ミカサ達に襲いかかる。戦鎚は投擲と弓矢を使う。

第139話『あの丘の木に向かって』

光るムカデと共に巨人の力が消える。

巨人解説まとめ
始祖 進撃 超大型
女型 車力
戦鎚 終尾 継承者 詳細解説
無垢 奇行種 歴代巨人 巨人化学

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