【進撃の巨人】第48話『誰か』考察・解説・感想【ネタバレ】

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進撃の巨人48話『誰か』のあらすじ

それぞれの思惑が交差する。
ライナー・ベルトルトは、エレンを誘拐し壁の外に向かう。
ユミルはヒストリアを説得し壁の外に連れて行こうとする。
ヒストリアは「自分が助かるためにお前を攫った」というユミル嘘を信じ、彼女に寄り添う。

エレンを追って来た104期生は裏切り者のベルトルトを責め立てる。
ベルトルトは「誰が好きでこんなことをしたいと思うんだ」「誰か僕らを見つけてくれ」と涙を流す。

ライナー達が優位な状況だったが、エルヴィンが無垢の巨人を連れてきて、状況は更に混沌に。

【時期】850年
【場所】パラディ島

進撃の巨人48話『誰か』で発生した伏線・謎

Qユミルの発言「生まれてこなけりゃよかったのに」の意味は?
(12巻48話)

A
(13巻52話)
Qベルトルトの寝相が悪い
(12巻48話)

A
(24巻97話)
Qベルトルトの発言「誰か僕らを見つけてくれ」
(12巻48話)

A
(巻話)
Q104期生が「裏切り者」のベルトルトを責め立てる
(12巻48話)

A
(32巻128話)

関連進撃全話の伏線・謎まとめ

残された謎

Q
(12巻48話)

A
(巻話)

進撃の巨人48話『誰か』で解決した伏線・謎

進撃の巨人48話『誰か』の表現・対比

進撃の巨人48話『誰か』の考察・解説

進撃の巨人48話『誰か』の考察・解説動画

サブタイトル『誰か』の意味

ベルトルトの台詞「誰か僕らを見つけてくれ…」
「誰かがやらなくちゃいけないんだよ…誰かが」
関連進撃全話のサブタイトルの意味を考察

ポイント

ライナーたちを追うために巨人を連れてきて、鎧の巨人に特攻する作戦をエルヴィンは行うのです。時にこんな風に憲兵団に言われています。エルヴィンこの悪魔め、また俺たちをおとりにするつもりか。エルヴィンはつもりはない。憲兵団はよく戦っている。兵士の本分に努めよ。これは悪魔呼ばわりされる。なぜかというと、犠牲を払ってでも目的達成という考えです。調査兵団の世界をずっと見てきたので、それだんだん普通かなと思っちゃうんですが、この憲兵団もう少し内側の一般の人からすると、俺たちを犠牲にしてという気持ちがあるというところが面白いです。あとは憲兵団に兵士の本分に努めよとエルヴィンは語るのです。これつまり、心臓を捧げよということです。己を捨てて心臓を捧げよ、目的のために自分を犠牲にしてでも進めという話ですが、これを言うのがエルヴィン、賢いというか、強気です。確かにそうだけど、この死にそうな場面でそれをちゃんと言うかというところです。巨人を連れてくるってもちろん、巨人に対応する暇があるなら、エレンを追った方がいいという状況判断ではありますが、これ少し悪魔的な発想かなと思っていて、は今までその敵だった巨人、この巨人をよく利用しようと思うなという感じです。ライナーに巨人をぶつけに行くんですが、今まで敵だった巨人をぶつけるみたいな発想をよく思いつくなって。これ個人的な想像ですが、その女型の巨人戦があったです。森での女型の巨人戦で、あの時、一旦捕獲したのですが、様々な巨人を叫びの力で呼ばれてしまって、情報を消滅させられて、一旦敗北したみたいなところがあります。その時エルヴィンは自分の覚悟が足りなかったと語るのですが、その中からエルヴィンは学習したと。そこからさらに発想を得たと思います。この時です、敵には全てを捨て去る覚悟があったまさか自分ごとを巨人に食わせて情報を抹消させてしまうとはと言っていたのですが、この時のダメージというか経験を受けて、巨人をライナーにぶつけるようなことを思いついたと私は思います。これがエルヴィンの発想です。二つ目がミカサの覚悟とアルミンへの影響という話で、ミカサは、エレンを救うためであれば元々の仲間やユミルすらも殺すと語るのです。こんな会話をしています。いや何か手をあげる、今度はためらうことなく奴らを必ず殺す。どんな手を使っても必ずと語ります。これユミルを、ユミルとか含めてミカサを殺すという風な覚悟をしていたのですが、実際どうだったかというと、クリスタに言われて躊躇するが面白かったです。クリスタが、ユミルだってライナータッチに従わないと殺されるの選択肢なんてないんだって、というと私が尊重できる命には限りがある。その相手は6年前から決まっているので、私に情けを求めるのは間違っているとミカサは語るのです。これさきほどまでこの絶対やすらを必ず殺す、ユミルすらもみたいに言ってたのに、実際そうはならなかったがこのミカサの意外と心に動かされてしまうところが表れています。あとは、ライナーとかベルトルトにの発言、相手が何を考えているか知らなくてもいいけど、彼らの首を跳ねることだけに集中してと104奇声に言います。このみんなが戸惑ってる中、お前ら仲間だったじゃねえかよとコニーとかジャンが心で迷っている中で風に言ってる。ミカサって人にとか自分に異性の良いことは言うのですが、意外とその場になっちゃうと戸惑うというか、行動ができなかったりするところもあります。何も知らない敵には幼少期のように殺したりするということはするのですが、周りの仲間とかには情が映ってるのかなというところが見ていて面白いです。このミカサの発言を受けてアルミンの変化が起きてるなと。例えばこのコマもどんな手を使っていても必ずと言って、アルミンがミカサの方を見て何か考えています。さらにこいつの首を跳ねることだけ集中して一瞬でも躊躇すればもうエレンは取り返せないと言われて、アルミンも考えていると。そっかエレンは取り返せないのかと考えています。躊躇したいわ。これつまり何かを選ぶことはもう片方を捨てることですということをアルミンは改めに理解し始めた。つまりエレンを天秤にかけている感じです。エレンを取るのかライナー、ベルトルトへの昔の思い出とか情を取るのかどちらにするのだと考えている場面かなと思います。なんでこのミカサの様々な発言は徐々に自分も選択しなきゃなというところでこの後語るんですけどもアルミンがゲスミンになるその覚醒に影響を与えたと私はこの話を読んで思いました。次3つ目です。クリスタを助けるためのユミルの嘘ユミルがクリスタを連れ去ろうとしているタイミングで2人が会話します。イカヒストリア、クリスタの名前です。イカヒストリア、壁外屋はに悪いところじゃない。お前のことを生まれてこなきゃよかったのになという奴はいないしな。それが巨人はこと言わないだろうけど凄い勢いで食べようとしてくるじゃない。誰にでも端緒の一つや二つはあるだろう。そこさえ目を瞑れば割とイヤスラなんだよとユミルは語るのです。これ凄い勢いで食べようとしてくるの端緒の一つや二つは片付けられねえだろうと読者は誰もが思ったと思いますが、そういうギャグの描写とはさておき、全力でユミル嘘ついてるのも面白いです。お前のこと生まれてこなきゃよかったのになという奴はいないというけど、それはいるでしょう。壁外人類ってユミルの民をみんな憎んでるのだからこれ普通に嘘です。
なんで、他にもなんか、クリスタに、ライナー、ベルトルトに脅されてるんでしょうって聞かれて、そうだのようなものですが、いや実際逆でユミルがベルトルトとライナーをこう、クリスタ助けねえと自分は逃げるぞと脅してるというので、そこら辺もこう見てて面白かったです。ここでの感動的なのはユミルが、あのクリスタに嘘を語る、語り続けるのです。クリスタはお前はウォール教の秘密を知ってると、壁の中の情勢が変わった時に保険になると思って連れ去ってきたんだ。だから、私を助けるためについてきてくれと言います。これは嘘です。保身のためにクリスタを連れてきたわけじゃないので、クリスタを助けたくて連れてきたので嘘ついていますが、なんでかというと、クリスタを助けるためだと直接言ってしまうと、クリスタは絶対ついてこないからです。それはクリスタは今壁の中の重要人物であるエレンを助けようとこの調査兵団と一緒に来てるのだから、クリスタを助けるためだって言ったら、いやそれよりエレンを助けてと言うはずなんで、ユミル、自分自身のためなんだと言うことでクリスタがついてきてくれることを期待していると。とはいえその最終的にクリスタは何があってもあなたの味方って語ったのがこのユミルの今後の行動に影響を与えてます。がクリスタを助けるためのユミルの嘘という話でした。4つ目の話です。ベルトルトと104期生の会話で、なんとか鎧の巨人に追いつくんです104期生たちが。その中で鎧の巨人に守られているベルトルト、エレンを捕獲しながら動かないようにしているベルトルトを104期生たちが会話で追い詰めるのです。そのシーンにベルトルトを可哀想ですと思っていて、ベルトルト悪いやつだ、超大型巨人で人々いっぱい殺してというところで騙してたのかよという104期生達の言葉。最初見た時はそうだよな、ベルトルト悪いよなって思ったのですが、2週目とか3週目してマーレ国の情勢指律やベルトルトにも色々あるのだよって感情移入する場所が変わっちゃうのが読んでいて面白いです。ベルトルトにジャンがこんなことを言います。けどよ、お前、あんなことした加害者が被害者達の前でよくぐっすり眠れたもんですと語ります。これ果たしてベルトルトとかライナーって一方的な加害者なのかみたいな話です。実際その教育によってそうならざるを得なかったりだとか、世界は残酷なのでそうなってしまったところで確かに加害者ではあるのだけれどもある種被害者でもあるところが、この時点ではわからないけれども実際そうだところでそういう苦悩をベルトルトも持っているという感じです。ベルトルトは、日々、兵士だった日々全てが嘘ではない。好きでこんなことするわけないじゃないかと語ります。中でこの象徴的なセリフです。頼む誰かお願いだ、誰か僕らを見つけてくれと語るのです。このセリフ、こんな考察されてて、過去とか未来への継承者へのメッセージの可能性も確かに少しあると思いますが、それの話を始めると少し妄想、考察になってしまうので、このシーンのまんまです、このコマが描かれた後にユミルの顔が映るのです。誰かお願いだ、僕らを見つけてくれところでつまり助けてくれということかなと思っていて、このベルトルトのお願いだ、助けてくれ、僕らをって言ってるところで、誰かは自分のことですとユミルは思ったと私は思います。それがあったからこそユミルは最終的に、クリスタと共に行かずに、無垢の巨人たちにやられそうになっているライナーとベルトルトを助けたのです。ユミルなんで僕を助けてくれたの?とベルトルトが最後助かった後に聞いて、お前の声が聞こえちまったからかな。お前らがこの壁を壊しに来なければ私はずっと覚めない悪夢を見ていたんだ。私はただその時の借りたものを返しているだけだよと語るのですが、ここでお前の声が先ほどのこの声です。ここは正直、今後また描かれない限りは全部推測でしかないですが、あとはもちろんエレンに操られた無垢の巨人たちにやられているわーというシーンがあって、ここでユミルがそれに気づいて助けに行ったりしていますが、その声はここの可能性もあるのですが、文脈的にはお前の声はさきほどのわーというよりは、この心の声のことかなと誰か僕らを見つけてくれという心の声のことかなと感じています。ベルトルト達の孤独とか苦しさをわかるのが唯一の存在がこの時にはユミルだけです。ユミルの根底にあるのって他者への優しさであって、マーレ国時代もみんなのためにユミルという役を演じてあげたりだとかしてましたし、ヒストリアにも言葉は悪いけれども優しさが根底の部分にあるので、その優しさがこのライナー、ベルトルトに向かったって。誰かを救いたいとか優しくしてあげたいという気持ちがあって、誰かと言われたからその誰かって誰だろう、今自分しかいないんじゃないかというところで助けたということです。これがベルトルトと104期士、特にユミルとの会話でした。最後、小ネタで丁寧な膝裏攻撃これとてもどうでもいい話ですが、鎧の巨人って膝裏を柔らかくすると動きが速くなるって話が前回の鎧の巨人とエレン戦であったのですが、今回こう平坦に追いつかれてしまったのです。その時、膝裏が硬いなということが見てわかったので、それを伝えたかっただけですが、アンネスさんが鎧の巨人の攻撃するのですが、膝裏を丁寧に攻撃しています。カチンというので刃物が通らなかったが描写ですけども、丁寧に膝裏攻撃してて刃物が通らないって描いてるので、前の鎧で膝裏を柔らかくすると防御力が落ちるけど、機動力が上がるというところの話をまた回収してるなというところが面白かったです。

進撃の巨人48話『誰か』の感想・ネタバレ

進撃の巨人48話『誰か』の感想動画

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