この記事の目次
進撃の巨人130話『人類の夜明け』のあらすじ
地鳴らし3日目(パラディ島〜マーレ国オディハ)
オディハに向かう船の中で、ハンジはマーレ戦士に「レベリオはすでに地鳴らしの被害にあっている」と伝える。
アニは「レベリオに住む父が死んだのならば、これ以上戦う理由はない」と、離脱することを宣言。
エレンの回想
突然挟まるエレンの回想シーン。
第1話のエレンが眠っていた場面、ユミルが見ていた豚、父親グリシャの姿と様々な記憶が流れていく。
単独行動前のエレンの行動が明らかになる。
きっかけは、イェレナから安楽死計画を告げられたことだった。
エレンはジーク・イェレナに賛同するふりをせざるをえない。
その一方で、裏ではフロックに協力を仰ぎ、「地鳴らしをする」と告げる。
エレンは、憲兵団のヒストリアにジーク巨人を食べさせる企みを、ヒストリア本人に伝える。
ヒストリアは、憲兵と争いもせず、逃げもせず、自身が子供を作ることを決意する。
その後、マーレ国に潜入し単独行動を開始するエレン。
マーレ軍に潜り込み、自らの脚を切り落とし、負傷兵に扮する。
精神病院にて、ジークと会って、アッカーマンに関する会話をする。
地鳴らし3日目(マーレ国カリファ軍港)
人類の英知を結集した最大の軍事力を持つ「世界連合艦隊」が、地鳴らし巨人を待ち受ける。
地鳴らしの阻止に挑むが、敗北。エレン巨人たちの進撃は止まらない。
進撃の巨人130話『人類の夜明け』で発生した伏線・謎
残された謎
進撃の巨人130話『人類の夜明け』で解決した伏線・謎
進撃の巨人130話『人類の夜明け』の表現・対比
進撃の巨人130話『人類の夜明け』の考察・解説
進撃の巨人130話『人類の夜明け』の考察・解説動画
サブタイトル『人類の夜明け』の意味
パラディ島の壁内人類にとって、地鳴らしの侵攻で世界が滅びることは「夜明け」だと示唆している?
【時間経過】夕焼け(125)→終末の夜(127)→人類の夜明け(130)
関連進撃全話のサブタイトルの意味を考察
ポイント
どこから始まったんだという話、3つほどありました。1つ目がミカサの1話目です。あそこかところでこれ明らかにいってらっしゃいエレンと絡むような1話目の描写です。ここにまだ明かされてない、特殊な状況がありそうです。豚と自由の代償この豚の姿も描かれていましたが、これは明らかにユミルジャンの逃がした豚の話です。この始祖ユミルは、部族から追放された理由は、豚を逃がした罪から、そこで巨人の力を偶然得ていくわけですが、それが、どこから始まったんだろうという1つの可能性です。さらには、若き日のグリシャの姿も描かれていました。エレンが生まれた時のシーンです。エレンからすると、俺が生まれたところから全て始まったのかという気持ちです。グリシャは昔眼鏡をしていなかったので、その時のシーンです。グリシャにとっては、父育を犠牲にしたり、エルディア復権派の任務がある、中で、子供の誕生を喜ぶ、以外にも色々考えてしまっているかもしれないですが、このエレンが生まれたことへの喜びというものはあったのです。ただ、それはエレンにとっては、どこから始まりだろうの対象を考える、きっかけだったこの辺りはまた、今後語られていくのだと。次、エレンの記憶の断片です。全てが最初から決まっていたとしても、全ては俺が望んだこと、未来の記憶を通じて自分のところを見ているんでしょうが、全てはこの先にあると言っていました。時系列で整理してそれぞれのコマ見ていきましょう。まず850年の大冠式で、ヒストリアの手の方にキスをして、この未来の記憶を見た。この時にはまだ、レベルを襲撃とかしていない状況これは全部未来の記憶です。一つ目、853年の鉄道建設の様子が超えて記憶の断片でありました。108話です。エレンが長生きしてほしいと語ったシーンです。次、このフロックの姿ですが、が130話のエレンとフロックが話している辺りのところかなと、フロックなのは間違いないです。あと854年です。このファルコのコマは、91話中東連合との戦争の時のファルコです。鳥の視点でエレン見ているのかなと、この戦争の現場にいたのかななど、この辺り謎ですが、ファルコの記憶というのもありました。他にも、このおじいジャンの姿です。98話エレンが祖父と精神病院で話した時の、その一コマの記憶です。次4つ目、レベリオ襲撃の時の気持ちです、記憶です。全てはこの先にあるというところで一番大きかったコマは、この迎えに来てくれたミカサの姿です。記憶のかなり大きなところを占めていると。さらにはリヴァイのこの目線は、105話でレベリオ襲撃の帰り道、クソダメに落ちたらしいなエレンと言っている時のこのリヴァイの表情です。さらに5つ目です、パラディとナイフンマーレ軍の奇襲の時の話があるです。アニかヒストリアかわかんないですが、ヒストリア、そう考えるとこれ130話のエレンとヒストリアの会話のシーンここって言いましたが、一個前です。レベリオ襲撃する前のヒストリアとの会話なのです。次です、このボコボコになったアルミンの姿ですが、112話エレンとミカサがアルミン、ガビのこの4者の対話の時のこのアルミンの姿をエレンは、見ていたのです。次このピークちゃんが、射撃しようとする、狙撃しようとするところです。116話でライフルを向けるこのピークの姿というところが記憶の断片としてあるのです。さらにこれは、ジークが手を伸ばす119話エレンがガビにヘッドショットされた直後のジークの姿です。さらにはこのグリシャの姿は、121話兄弟仲良く、エレンとジークの記憶通話の中でのグリシャを見た時の一コマです。コマゴマあります。ただその中でも謎なコマがいくつかありました。例えば、これが過去かなと思いますが、このエレン、ミカサの顔です。1話の、いってらっしゃいの時のミカサの顔だと思いますが、これ明らかにマフラーを意図的に描いていますし、この記憶を見た未来がこれから描かれるのかというところが注目です。130話の他のコマの中でもあそこかというところでピンポイントに考えているのも意味深です。あとこの姿ですが、ベルトルトです。84話でアルミンの無垢の巨人に食べられる前のベルトルトの姿か、96話で超大型巨人の襲来日に、このダイナ巨人に見下ろされる時のベルトルトの姿どっちかです。ただどちらにしても、ベルトルトが出ているので、過去の出来事です。この辺りが未来の記憶として考えると辻褄が合わないところですが、コマがありました。他にも、鳥の描写は、これはどこでも当てはまるような描写ですが、鳥の描写もありましたし、あとは、このハンジさんが眼鏡をかけずに涙をしている、涙を流しているような描写もありました。イェーガー派に攻撃されて、リヴァイと漂流した時すらハンジさんは眼鏡をしていたので、今まではなかった描写です。今後訪れる可能性が高いかなと思ったのですが、分かんないです。過去のこの眼鏡なしのハンジさんの描写は確かにありますが、眼帯をこんな感じではしていないので、この場面とも違うのです。という謎なコマもまだ残っている、このエレンの記憶の断片でした。さらにずっと幸せに生きていけるようにというところでも記憶の断片ありました。このみんなが映っている姿。たぶんウォール・マリア奪還作戦の前の、このエルヴィンとかサシャなど、綺麗なフロックがいる、最後の楽しかった時だということです。王政転覆が成功して、ウォール・マリア奪還の目処もついて、一番幸せな時期をエレンは思い出していたのです。ずっと幸せに生きていけるようにというコマでは、ラムジー少年の姿もありますし、あとは、このサシャが死んだ時の飛行船の中での一コマです。死んでしまったサシャを守りたかったと、だけれども守れなかったことの悲しさなど、悔しさもあると。願ったのに守れなかった自分を責めて泣いているのだところも、このずっと幸せに生きていけるようにというセリフからは感じます。謎だらけのエレンの回想です。他にもなんか皆さんコメントあったらぜひください。次、エレンの行動ですが、整理していこうです。一つ目が鉄道開通祝賀会で、イェレナと、密会した時の話です。イェレナに話を持ちかけられた時に、安楽死計画に協力するって言うしかなかったエレンですが、ここから、パラディ島を救うヒストリアを犠牲にしないにプラスして、安楽死計画を防いつつ、ジーク達の協力を得るかなり、追い込まれた状況になってきます。このイェレナとの会話の中で、なんとエレン、ジークの脊髄液入りワインのことはすでに聞いていました。しかし、すでに振る舞われてしまったら仕方ないし、目的の達成のためならやむなしという、判断だったのです。ただ、脊髄液入りワインを、飲むまでは仕方ないにしても、叫びの段話で何とか止めようとしていたのかなが、この待てという、つい言ってしまった一言です。イェレナと密会したのに、エレンは、フロックとヒストリアとも密会をしていきます。フロックとヒストリアにだけ、なぜ話したのかというところが気になります。しかし、アルミンたちは、ダズにすら世界を救うような人間だと思われていると、相談しても反対されるだけと思っていたところもあるでしょうし、フロックとヒストリアに明かしたのは、例外的な話だったのです。基本的には、エレンの一番の思いとしては、単独行動でやる予定。周りを話き込まずに、大事な仲間だからこそ、話き込みたくなかったという気持ちが大きかったのです。一方で、フロックは協力を仰ぐんですが、安楽死計画の阻止と、兵団を脱し抜くためには、仲間が必要ところでフロックに声を賭けたのです。このイェレナとの密会に関して、フロックが、後ろで援助していたということもあるので、フロックを仲間にするしかなかった。このフロックという人物は、巨人を滅ぼすことができるのは悪魔だと、悪魔が大事だ、悪魔を蘇らせることが目的達成のためには必要だという考え方パラディ島のためなら、世界を滅ぼすという手段にも乗ると考えた、フロックの人間性を見抜いていた。実際に世界を滅ぼす時に、
フロックは、この目がぼんやりした感じから、光が灯ったような、感じがして、フロック自身の何をするべきかというところが明確に決まったと。エレンからすると、悪魔を蘇らせること、これを肯定できる人間だからこそ、フロックと協力した。次、ヒストリアに目的を話していました。獣の巨人の形状を防ぐために、ヒストリアに会いに行ったのですが、その時に、自ならしをするとまで言わなくてもよかったのになぁとも、思ったのです。何故言ったのか気になりました。一つは、ヒストリアが、人類の敵だけどエレンの味方って言ってくれたね。それがあったからかもしれないです。実際このヒストリアに会いに行って、30話のエレンの記憶の断片であった通り、ヒストリアは泣きながら、話をしてくれたわけですが、あなたを止め、何としてでも止めないと二度と胸を張って、生きていくことができないと言っていました。このエレンとヒストリアの会話は、色々と解釈難しいなぁと。まず一つ目が、良い子になろうとするヒストリアです。エレンがこのままだとジークを食べる羽目になると、憲兵と争うがここから逃げるしかないと言うのですが、ヒストリアは、私はそのジークを食べること、私達の子供たちが代々受け継いでいくことを選ぶよと言います。それに従うと言っていました。実際です、過去にも獣の巨人の継承を受け入れますと、断言していたのですが、これはヒストリアは良い子になろうとしているようにエレンからは見えたのかなと、ユミルが言っていました。ヒストリア自身、本心ではことしたくないが、王という立場からそれをするという気持ちが勝っていると。エレンはヒストリアを犠牲にしない方法を、模索していたのですが、ヒストリアの心情に気づいていたからこそ、気持ちを持っていたのです。ヒストリアの心情に気づいていたからこそ、そう言ったのです。この回は謎です。ヒストリアが私はそれに従うと言って、エレンはお前は良くても俺は違うと言った。フロックとの対話が平行で描かれて、世界を滅ぼすという話があるのですが、これヒストリアにも言っています。ヒストリアにもお前は良くても俺は違う、世界を滅ぼすと言っているので、ヒストリアは、の間違っていると言っているはずです。ヒストリアとしては、複雑になってきましたけど、王の立場から巨人継承を受け入れるつもり、本当は嫌な気持ちもあると。エレンは1話してヒストリアの犠牲に否定的手段として地流しを選択しようと考えています。中でエレンは世界を滅ぼすと、一方でヒストリアは止めないと胸を張って生きていけないと言うのですが、エレンは、できるさ、お前はあの時俺を救ってくれた世界一悪い子なんだからと言っていました。この胸を張って生きていくという話ですが、このユミルです、ヒストリアとしては元々はクリスタ的な生き方、父親に認められ、父親の望む通りに生きて、周囲に与えられた使命に従う生き方をしていたのですが、このユミルに言われた一言によって、自分のために生きること、運命に抗うこところを選択したわけです。それがあるからこそ、胸を張って生きていくという言葉がありました。それにエレンは、お前は世界一の悪い子なんだからと言っていたのですが、こちらも、このエレンとヒストリアのやり取りです。むしろ人類なんか嫌いだ巨人に滅ぼされたらいいんだ、つまり私は人類の敵、最低最悪の超悪い子と言っていたこの言葉を思ってです、言ったと。エレンの意図としては、過去にも、世界を救うよりも自分の意思を優先したし、人類滅ぼすために巨人に滅ぼされたらいいんだってお前言ってたじゃないかと言っています。ヒストリアとしてはつもりで言ったんじゃないというところはあるでしょうけどね。深掘りで考えると、その超悪い子と語るエレンの気持ちは、あの時言った通り人類の敵だけど、俺の味方だろう的な脅迫なのか、あの時、人類の敵になってくれて、俺の味方になってくれてありがとう、今度は俺が地鳴らしをして、人類の敵になってでもお前の味方になるよという感謝の気持ちなのか、あの時のお前と一緒で人類の敵になってでもお前を救おうとしてるのだからわかるだろう共感なのか、あのーこの辺り正直言って、全然分からない。エレンとヒストリアのこの会話は、そのありがとう的なところで伝えたのかなという感じもするのですが、深い会話なのです。是非、皆さんのコメント待ってます。一番ナツなのは、私が子供を作るのはどう?という、ヒストリアのこの発言です。あの時俺を救ってくれた世界一悪い子なんだから、とあって、余白があった後にヒストリアが、エレン、私が子供を作るのはどう?と言います。先ほどまで、地鳴らしを止めなきゃ胸を張って生きていけないと言ったヒストリア、これを考えると、地鳴らしを止めるために子供を作るという手段を選んだのかという話ですが、それは、子供がいることによって地鳴らしを止めることには繋がらないので、なんで言ったんだろうと。地鳴らし本気で止めるつもりなら、他の104期生に行って計画止めてなど、言うべきだとも思うんで、この辺り描かれてない会話もあるのです。この私が子供を作るのはどう?という発言は、単純に、エレンが言う通り、地鳴らしを止めず自分がこの地域を、食べなくて済むようにする、その手段として子供を作るのはどう?と言ったのかなという可能性もあるのですが、正直まだ謎です。最終話で明かされるのかなって気もしますけれども。あとはこの地味な伏線回収もありました。ナイルとローグがヒストリアに告げ口をした奴がいると言っていたのは、これはエレンだったということが確定しましたし、イェレナの幸いにしてヒストリア女王は四次を授かっておりますというのも、エレンが言ったからこそ、イェレナからすると幸いにしてという表現でした。ハンジさんの確信もありました。私は確信していた、君がヒストリアを犠牲にすることはないエレンは、地鳴らしをしてでもヒストリアを救おうとしていたので、その辺りもハンジさんの読み通りだった。この辺りとっちらかった話だったのですが、ヒストリアは以上です。話し戻して、エレンの行動としては鉄道開通式が書いてイェレナと密会して、その後フロックとヒストリアと密会してマーレ国に入って単独行動して失踪してその後レベリオ襲撃する前にジークと会話をしていくという話でした。この時には負傷兵に憤してです、レベリオで病院に入ってジークと色々と話していたのですが、この負傷兵に憤する時も、エレンの自傷行為本当に痛そうでした。レベリオの病院に入るためにあえてやったのですが、誰にも助けを求めず自分の力で行動する地鳴らしの覚悟など、読者がするとこの感情が見えないエレンにも苦しみがあるところも伝わってきます。気になるのがエレンの行動の流れです。23話なんか見直すとエレンは、ずっとライナーたしかえてつけていたことが分かります。25話のライナーの回想だと、目の傷がついていなかったので、これ作画ミスです。レベリオに戻った後には、負傷兵モードのエレンになっていました。このエレンの不祥は、注目ポイントは2つほどあるです。左目と左足です。自分で傷つけていたのですが、始祖ユミルも左目と左足を、巨人化する前に怪我していたユミルの影響も無意識ながらあるのだと。あと、エレンとジークの会話で、アッカーマンの習性についても、話がありました。ファンブックのAnswersの中では、このアッカーマンに、諫山先生が、リヴァイとケニーとミカサに関して誰かを守るために戦っていたのは、血筋には関係なくそういう性分だったボスみたいな存在を見つけて、その人のために働くことが性に合っていたんでしょうと言っていました。アッカーマン家の本能的な部分としても、ミカサにも言えることですが、アッカーマン家には、宿主に使えることで力を最大限に発揮する人が多いと。リヴァイの場合は、エルヴィンだという話をしていたのですが、こちらは、微妙に力が目覚めるタイミングと宿主というところは食い違ってます。まず、アッカーマンが力が目覚めるタイミングは、使える相手とかは無関係に目覚めるということが、このリヴァイの話からも分かりますし、ミカサもそうでした、きっと。ミカサの時は強盗等の戦いでし、リヴァイとかケニーの場合は謎でしたが、使える相手はいなかったと思います。このアッカーマンの習性としては、その後に、ボスに使えると力を発揮できる人が多いという話なのかなと、力が目覚めるタイミングとは別ということです。さらには分かりにくいですが、エレンが言っていた、アッカーマンの覚醒には宿主の認識が必要で、アッカーマンは宿主を守ろうとする本来の自分が宿主の声を強いられる時に頭痛がするのだというあたりは、エレンの考えた嘘の設定だった。アッカーマンの習性です。複雑になってきましたが、あとです。次、エレンから見たミカサの姿ですが、エレンから見たミカサの印象です。順番に見ていきましょう。まず、失踪前です。俺はお前のなんだと、みんなでマーレ国に潜入した時に聞いていましたが、ジークへの質問を考えると、自分が助けたせいでアッカーマンの特性、宿主を守る習性って、エレンが考えていたこれが発動して、自分への行為を持ってしまってると、エレン勝手に思っていたと思います。この質問があった後に、やってジークと会ってです、わざわざこのことを聞いているので、自分のせいでミカサを不自由にしてしまった、それは、自分が助けたこともあるが、アッカーマンの特性なのではないかと、この時のエレンは思っていた気がします。しかし、レベル4に入って、ジークと会話する中で、行為の正体を知りたいのですと見抜かれるとミカサの行為がアッカーマンとは無関係だと認識し直したはずです。しかし、その後に、パラディ島に戻ってきて、ミカサと会った時には、ジークの居場所を探すためとやっていたのですが、明らかに、ミカサたちと話すために会っています。その時に、頭痛を起こすのはアッカーマンの関係だと嘘を言っていたり、さらにはお前が嫌いだったと言っていますが、会話をすることで、自分のことを好いて理由もなく好いてくれているミカサに、嫌われたいという気持ち。アルミンたちが、自分のことを諦めて、自分の元に行動しないでほしいということです。さらに深読みすると、このミカサが、エレンのことを一回助けたアルミンのことを、組み伏せたところを見て、いまだにアッカーマンの習性疑っている可能性もありますが、分からない。エレンとジークの記憶ツアーです。ここではジークと接触したタイミングで、この昔のエレンとミカサの姿を見て、何か考えありげに見ていました。ミカサを縛ったことを今更ながら後悔しているのかなと、自分への好意を理解しつつも、自分のことを嫌いになってほしいと。自分はどうせいなくなるし、自慣らしをした人物としてまともに生きられない、ミカサを大切に思うからこそ、自慣らしをしたし、自分についてきてほしくない、しかしそれを直接伝えたらついてくるからという、葛藤がエレンの中にはあったのです。この辺りが複雑な話ゾーンだったのですが、ここから先はサクサクといきます。1つ目、マーレ戦士の反応です。まずこれキャラクターの表情の描き分け凄い良かったです。レベリオがもうなくなってしまうところでアニが絶望的な表情をしていました。あえてミカサとジャンを映すことで、このアニの絶望が大秘的に映っていました。後ろのライナーとかピークの表情も見えなかったですが、そこからこのガビの表情のアップです。遠くから近くにカメラが寄ってくることで、絶望勘が出るなという感じ。ライナーはガビを心配する、装備があるのがさすが。ライナー自身も家族を失うところで悲しみがあるはずですが、ガビのことを思っていました。ピークちゃんも、同様に親のために戦士として活動しているので、親が死ぬことは辛いはずですが、ガビの精神が崩壊しないように傍らにいてあげて、手をかけるという優しさがありました。129話の時もマガトの死でショックを受けるガビに抱きついていたのはピークの優しさだったということです。ガビの絶望ですが、ハンジの言葉を聞いて何かに気づくような表情をしていました。このマガトという人物が最終的には、殿を務めて名も知らぬ人々を一人でも多く救えと自分たちに託したんだという言葉を聞いて、世界を救うために動くことを決めたのです。サシャの父親から森から出るという話を聞いたり、さらにはマガトから人々を救うという話を聞いたりして、その気持ちを受け継ぐ子供としてガビが今後動いていくのではないかというところが見えてきます。他のキャラクターと違う経験することで変化をしている人物。あとハンジさんとアニの対比。名も知らぬ人を救おうとするハンジさんたちに、アニ達は大事な人、特定の誰かを救おうとしていたところも見えてくる。この辺りでアニの心が折れて、もう戦いたくない、あんたと殺し合いたくないアニは一旦戦線を離脱することになりました。このアニの離脱ですが、今までのアニと変わったなという印象がありました。この表情もそうですが、この女型の巨人と発覚した時なんかを見ても、ずっと戦士であることを隠して、偽りの姿で生きていた、なんとかアニこうあるべきという姿とアニ本来の姿というところが乖離したまま生きてきたところがあるのだと。諫山先生自身もブログの中で、もう嘘をつく必要がなくなった開放感みたいなところをこの笑顔には託したと言うが、その16歳の普通の女の子になったと、今まで自分を支えていた父親と会うというそういう心の支えが折れた瞬間に、普通の女の子になってしまったのです。この女型の巨人の涙も、過去の動画で語っていますが、それらも絡んでくるでしょうし、このアニの心境の変化、これ以降のアニの動きが戦士とは違う動き方をするところも一つ注目です。最後です、進撃の巨人と世界ですが、まず巨人が泳いでいました。無垢の巨人というか、壁内巨人たちどうやって海渡るのだろうと考えていましたが、まさか泳ぐところでこれ笑いました。重さが軽いと、水よりも密度が大きい物体は沈んで、密度が小さいものは浮くということを考えると、以前ハンジさんが言ってた通り、ことです。密度が小さかったのです。巨人が海の向こうから徐々に姿が見えるとか、船の形など、巨人が泳ぐこの一連の姿なんかを見ると、視聴者の方に教えてもらったのですが、ゴジラvsビオランテを、諫山先生好きな映画らしいので、それを元にしているのではないです。私も映画見てみたのですが、確かに船の形など、このゴジラというか巨体が泳ぐ姿は参考にしている気もしました。次、エレン巨人の姿です。繋がっていて、糸らしきもので繋がれている。顔だけが、前に向かされている鳥かごを意識します。つらつるされているところで不自由の象徴かなとも思いますし、運命に操られている鳥かごの中で不自由な存在として動いていると感じもします。鳥と鳥かごというところで自由と不自由も対比しているでしょうし、あと今回の話で出てきた、豚というか家畜も不自由の象徴で、鳥との対比というところでもあるかなというエレンの今の状況を象徴的に表しているのがこの一コマなのかな。次、エレンと軍隊ですが、世界連合話隊、奇跡を叶えた話隊が阻止できないなら人類にマジナラシを止める手段は存在しえないという話ですが、説明的です。物語的な意味としては、エレンを止めるしかないは、普通の軍事力じゃ止められないよ。この進撃の巨人を見た時の人々が指を指して叫ぶ反応ですが、一話の時の巨人だところを意識しています。さらには、2話目の母親の彼らが食べられるシーンも、あえてセルフオマージュと言いますか、諫山先生が再登場して描いていると。絵が、違うので見比べてみると面白いです。進撃の巨人ですが、このタイトルが秀逸です。最初は巨人が進撃してくるという恐怖があったのですが、今度、巨人を使ってこっち側がエレンたちが巨人を使って進撃するのだと。主人公の知性巨人の名前が進撃の巨人なのかと思っていたら、最後になんと、世界の敵として進撃の巨人が描かれる、再び恐怖になるこの辺りの進撃の巨人というタイトルの凄さがあります。さらに言うと、マーレ編以降は、人間対巨人の話から人間対人間に、普通はなっていきそうですが、最後まで、巨人と戦う話ところで描いているのが、進撃の巨人という作品の凄さです。小ネタ2つほどです。1つ目がジークの怖さで、エレンとジークの兄弟仲睦まじい会話があったのですが、怖かったです。というのも、安楽死計画に賛成したフリをエレンはしているので、ミカサがエレンのこと好きなのかという話に関して、お前はどう答えるのだってジークが聞くのです。お前はどう答えると。その時にエレンは、何言ってんだアニさん、俺は長生きしてもあと4年しかないんだぞと言ってるのですが、仮にエレンが俺はその思いに答えたいんだと言っていたとしたら、安楽死計画やる気ないじゃんかってバレるので、その後です、その辺り考えると、際どい会話だったということです。
進撃の巨人130話『人類の夜明け』の感想・ネタバレ
進撃の巨人130話『人類の夜明け』の感想動画
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