【進撃の巨人】第50話『叫び』考察・解説・感想【ネタバレ】

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進撃の巨人50話『叫び』のあらすじ

エレンの回想から始まる。
母カルラが生きていた頃の会話、845年に無垢の巨人に食べられたことを思い出す。

当時カルラを助けられなかったハンネスは、再び巨人に立ち向かう。
しかし、健闘むなしく死亡してしまう。

エレンは体力の限界から巨人化ができず、自身の無力さに苦しむ。
ミカサは落ち込むエレンに「マフラーを巻いてくれてありがとう」と感謝を告げる。
エレンは再び奮起し巨人に立ち向かい、巨人を殴る。

その瞬間、ライナー・ベルトルト・ユミルたちにビリビリと電流が走る。
更には大量の巨人たちが密集し、カルラを食べた巨人に襲いかかる。
謎の力で窮地を脱したエレンたちは、そのまま全軍撤退。

ユミルはヒストリアに謝罪し、ライナー達を助けることを選択する。
そして夜。ライナー・ベルトルト・ユミルは、ウォール・マリアのシガンシナ区まで退避する。

【時期】850年
【場所】パラディ島

進撃の巨人50話『叫び』で発生した伏線・謎

Qエレンの回想でカルラとの会話
(12巻50話)

A
(34巻139話)
Qミカサの発言「マフラーを巻いてくれてありがとう」
(12巻50話)

A
(34巻139話)
Qエレンの発言「そんなもん何度でも巻いてやる」
(12巻50話)

A
(34巻139話)
Qエレンが能力を発揮した時、ライナーにビリビリが来た理由は?
(12巻50話)

A
(27巻106話)
Qライナーの読み「(エレンは)一番座標を持っちゃいけねぇ奴」の理由は?
(12巻50話)

A
(24巻96話)
Q何故ユミルは「この壁の中にも希望がある」と判断したのか?
(12巻50話)

A
(27巻106話)

関連進撃全話の伏線・謎まとめ

残された謎

Qミカサがエレンに感謝の言葉を掛ける前の「視線」に意味はあったのか?
(12巻50話)

A
(巻話)
Qエレンが始祖の巨人の力を再度発揮できた理由は?
(12巻50話)

A
(巻話)

進撃の巨人50話『叫び』で解決した伏線・謎

進撃の巨人50話『叫び』の表現・対比

進撃の巨人50話『叫び』の考察・解説

進撃の巨人50話『叫び』の考察・解説動画

サブタイトル『叫び』の意味

関連進撃全話のサブタイトルの意味を考察

ポイント

余談ですが、この50話の最後の4ページ、単行本でありますが、この4ページは後から書き足された部分らしくて、ライナーたちとユミルの助かった後の会話がありますが、これは後から必要ですと思って書き足された部分のようです。この話の見どころが結構いくつかあって、エレンは何もできないままだったって話と、ミカサにありがとうって言ってマフラー話いてあげる話とか、始祖巨人が発動するというこの辺のエレンの話と、ユミルが女神様になるというところが少し面白かったのと、最後コネタという話です。最初そのエレンの今回50話は、エレンのある種覚醒の話ではありますが、エレンの心情を追うと結構面白くて、エレンの母親を殺したのってカルライーターです。女性、女型、女型って言ったらあれですが、女性型の巨人がエレンの母親を殺しました。そのカルライーターって何者かというと、グリシャのマーレ国時代での前哉、ダイナ・フリッツです。王家の血を引くダイナ・フリッツという女性が、グリシャと結婚してジークの母親でもあるそのダイナ・フリッツが、パラディ島に来て巨人化させられてしまった姿がこのカルライーター、通称カルライーターです。こいつです、この女性です。このこいつはもう本当エレンの母親の仇ハンネスさんとかもキレて攻撃しに行くんです。見てろよ、お前らの母ジャンの仇を俺がぶっ殺すところ、本当に会いたかったぜお前に、と言っています。ハンネスさんはエレンの母親を見捨てて、エレンたちを助けたという過去があって、復讐だし、仇討ちだし、再戦だし、俺もハンネスさん活躍するのだろうなって思ったら、普通に食べられて死亡してしまう残酷な世界ですということが現れていると。中でエレンが、自己否定というか自信をなくすんです。何にも変わってねえなお前は、何にもできねえじゃねえかよ。母さん俺は何にもできないままだったよ、とハンネスさんが死んでいる姿を見て語るのです。ここでの注目は手を噛んだ跡がある今、ライナーたちに誘拐された後で体力が回復しきってない状態巨人化しようとしてもできないです。できないけれども手を噛み続けて、一応挑戦をしていたということがこの一コマから分かります。この手を噛む、手を見るエレンが実は一旦の描写と結構似てるなと思って、一旦で母親が食べられた直後、なんで俺が助けられなかったんだって時に、手を見ながらどうしてこんな目に、人間が弱いから弱いやつは泣き喚くしかないのかとエレンは語ります。ここをあえて重ねて手を見てるんじゃないかなって感じもするのですが、自分の弱さを自覚して、手を見てるけれどもこの手には何もないんだ、巨人の力を得たが巨人化できない、泣き叫ぶことしかできないまんまですという姿のエレンです。この時も一旦の時も泣いてるし、今だって助けられなくて泣いてるという感じです。エレンにミカサが勇気づけるのです。これは好きなシーンなのであんまり考察とかないですが、絶望するエレンを励ますミカサの感動的な言葉があって、ミカサは両親が殺されてしまって、エレンに助けてもらったと。中で寒くて帰る場所がないって言ってる時に、エレンにマフラーを話いていただいたと。中でミカサが、エレンに私と一緒にいてくれてありがとう、私に生き方を教えてくれてありがとう、私にマフラーを話いてくれてありがとうという、なミカサスマイルでこんなことを言います。マフラーを話いてくれてありがとうと語ると。これつまり孤独な私を助けてくれた、絶望から救ってくれたのはあなただよという話だと思いますが、それにエレンが少しまた気力を取り戻すんですが、もん何度でも話いてやると言うと。ここ本当に名シーンです。ミカサのマフラー何度でも話いてやるところでこれからもずっと俺が何度でもと言うのですが、これ本当にいいシーンですと。これがこんな名シーンがあるからこそその後です、進撃の巨人の後半戦でエレンがミカサを罵倒して、お前のことが嫌いだったと言って、ミカサがマフラー外しちゃうんですが、そのシーンに意味が出てきます。エレンがマフラーを話く、もう一度話くシーンが出てくると、もちろんもん何度でも話いてやるという言葉がまた、伏線じゃないですけど表現として重なっていくんで、嬉しいです。油断ですが、仲間たちってこのシーンの時、食べられそうになっている姿が描かれていて、そこの時にあんまり音とかしない感じで、世界は残酷だけど美しいという感じが、漫画表現としてあるかなと感じました。その中でエレンは始祖の巨人の力を発動します。偶然ながら飛び出すパンチで、ダイナ・フリッツ、カルライーターに触れた時に、カルライータは王家の血を引く人間、巨人王家の血を持つ巨人と、始祖の巨人を持つエレンが触れたことで、始祖の巨人の力が一瞬目覚めるのです。この50話の中で、最後助かったタイミングで、エレンが回想するシーンがあるのですが、ハンネスさんにこうやって手をパンチするのようなもので、ここと完全に一致していて、無意識に出た行動なんだろうなということが分かります。自分より大きなハンネスさんに手で止められながらの攻撃をするこの時はじゃれてるだけですが、それと全く似たようなポーズで、ここは少し見てて、意識してるのかなって感じがしました。その始祖の巨人の発動をしたユミルとベルトルトとライナーという知性巨人を持ったこの3人がビリビリってなるのです。ビリビリの描写は謎ですが、
命令されたことがわかったのか、始祖の巨人の道が通じたのかわかったのか、少し不明ですが、いずれにせよ地勢巨人は操られなかったので、始祖の巨人使っても地勢巨人操れないって描写かもなと思います。ここら辺はまた今後の展開の中で描かれていくかなという気も少しします。それを聞いて、それを体感して、ユミルがそういうことか、だからライナーたちは必死こいてエレンを、この壁の中にも未来があると語るのです。ユミルからすると、パラディ島の中はこれ以上、反映頑張って戦ってたりしてても、世界から滅ぼされてしまうから、未来はないと思っていたのですが、エレンが始祖の巨人を持っているということを知ったので、それなら始祖の巨人を操れば、地鳴らしとか含めて兵力もあるし、なんとかなるんじゃないか。この壁の中の人々も生き残れるんじゃないかと思って、未来があると言っています。この時ライナーたちは必死こいてエレンをと言ってますが、これライナーたちはもう始祖の巨人をエレンが持ってるって知ってたって予想してる風に見えるのですが、それは間違いです。この後の描写であるように、ライナーが最悪だ、よりによって座標が最悪のやつの手に渡っちまったと語ってます。つまりこれもうライナーたちはここで初めてエレンが始祖の巨人座標を持っていることを知っています。エレンが進撃の巨人持っているとは知ってただろうけど、始祖の巨人座標は壁の中の王様とかが持っているのだろうなと想像してたはずです。でも実はエレンの父親であるグリシャがすでにレイス家を食べてしまって、始祖の巨人を持っていたが裏話です。この後も気になるのがエレンが来るんじゃねえ、てめえらクソをぶっ殺してやると言って、また始祖の巨人パワーが発動して、無垢の巨人たちが、先ほどのカルライーターを食べていた無垢の巨人たちがライナーとベルトルトに向かってくるというシーンがあります。この辺少し謎で、9つの巨人は操れないとして、なぜ接触してないのに無垢の巨人また操れるのかなって気になるところです。一度操作可能になったら操れるのかなとか、この辺は描かれない気がするのですが、こんな描写がありました。がエレンの変化、変化のというか始祖巨人発動までの流れでした。最後50話のこれ好きなエピソードなのがユミルが女神様となるという話で、ユミルって元々クリスタを救うことが自分にとっての第一優先順になったのです。中で、壁の中は地獄だ、世界に滅ばされてしまうその後はどうする。今この状況を生き延びることができたとしても、もうじきこの壁の中が地獄になってしまうのは避けようがない。ヒストリアをあっち側に送れるのは今しかないのに、私の力じゃ守りきれるとは思わないと始祖の巨人発動する前です。ユミルはこんなことを考えて迷っています。壁の中が地獄はマーレ国とか世界中から攻撃されるということだし、今しかないは、ユミルがマーレ国とコンタクトできるのは、今ライナーとかベルトルトという人たちがいるから、そこを介してコンタクトができるだけで、今しかないはそういう状況です。中で、クリスタ側の気持ちも少し変化があって、ユミルにお前を作ったのは自分のためだって言われていたのですが、それが嘘ということに気づくんです。コニーが、ユミルがクリスタを守るために行動してるに違いないじゃん。ユミルが大事にするのはお前自身だぜって、のバカでも気づくぜと言ってました。コニー自身がバカなキャラクターなのでバカでも気づくぜというセリフが少し面白かったのですが、中でそれに気づいたクリスタがユミルにまた守られるのと語るのです。人のために生きるのはやめよう、私達のために生きようよと語ると。シーンがありつつも最終的にユミルは人のために生きてしまったという最後です。ベルトルトとライナーこの2人を助けたような展開になります。もちろんこれはその一番の優先順位であったクリスタが助かるということが少しわかったからです。壁内人類にも未来があると思った。エレンが始祖の巨人を持ってるということがわかったんで、それなら壁内人類も未来があるのでクリスタを壁内の人に預けてもいいんじゃないかと考えた。そうなってくると今度は自分のために生きる、自分が助かる道を選べばいいのにベルトルトたちを助けたのです。先ほども話したのですけどお前の声が聞こえちまったからなと助かった後にベルトルトに語ります。お前らがこの壁を壊してこなければ私はずっと覚めない悪夢を見ていたんだ。私はただその時借りたものを返しているだけだよと語ります。先ほど言ったようにこれは誰か僕らを見つけてくれというベルトルトの助けを求める心の声という声を聞いたのがユミルに影響したと私は考えています。最終的にユミルはこんなことを言います。女神様もに悪い気分じゃないねと語るのです。女神様ってどういうことかというと自分を犠牲にして人のために行動しているユミルは昔のクリスタと一緒です。自己犠牲で生きてきたクリスタ、ヒストリアの前のクリスタ、いい子だった時代のクリスタは女神クリスタとユミルに一回バカにされてたです雪山での回想のシーンの中でユミルはですクリスタにこんなこと言います。さきほどお前危ないって言ってたらこのままじゃ自分も死ぬって自覚があるのだよな。お前このまま死ぬつもりだったんだろう。なあそんで私に女神クリスタ様の伝説を託そうとしたんだろう。いやこれは考えすぎかと語るのです。つまりその自分の命を使ってでも周りの人のためとかになろうとしてるし、それで褒められたいんだろうみたいなそういう発言ですが、何かこの女神クリスタ様はバカにして皮肉で言っています。ユミルが女神様はに悪い気分じゃないねというところでそういうクリスタの生き方と最終的にそうなってしまって、この後死んでいくというところが見ていて面白かったです。女神クリスタということは自分に帰ってきて女神様になったって感じです。ユミルが女神様になったという話でした。あと最後ゴジロコネタが2つほどあって、まず最初ライナーが巨人を投げた理由ですが、ライナーがエレンに巨人を投げて逃走を阻止します。あの無垢の巨人たちにはあって襲われてしまったので、その巨人たちをどかすためにエレンたちに巨人を投げて妨害すると。それって何かなと思ったら、獣の巨人、戦士長のジーク、この彼の影響で投げるという戦法を考えていた。それがノーリーにあったから投げたって気がします。逃げたエレンに巨人を投げるっておかしいのです。アルミンがその様になんで投げるのだって、エレンが食べられてもいいのかと語るのですが、これアルミンの疑問は当然ながらで、ライナーたちって今までエレンを連れて帰ろうとしていたのです。その前提は、ライナーたちにとってはエレンが生きた状態でライナーとかベルトルトとか食べないで持って帰るということが重要だと仮定していたのです。中でエレンを連れて帰ろうとしてたはずなのに、これ投げてきたらエレン食べられちゃうじゃんって。生きてられないし、誰かに食べられちゃってそれでいいの?と思ったのです。これなんでかというと、ライナーたちにとってはエレンの中の巨人が重要エレンを食べさせてもいいのです。他の巨人に食べさせても、指定巨人がその無垢の巨人に受け継がれればいいので、そこで作戦を変更した。逃げられそうだから、逃がすぐらいならエレンを殺して、誰かに食べさせて、その巨人をまた連れて帰ればいいじゃないかと考えを変えたと思います。なんで最初からそうしなかったのかなって、エレンって気絶してたタイミングとかもあったんで、最初からそうやってエレンを誰かに食べさせれば、あるいは自分たちが食べればよかったのですが、そういう発想にはいたらなかったんだなということが分かります。これエレンが仲間だったとか、ことも感情的に影響していて、そういう発想に至らなかったのかなということでしょう。あるいは現実的にはエレンが無垢の巨人に食べられて、その無垢の巨人をまた回収するのが大変だからとか、そういうのもあるかもしれないですが、エレンが仲間だったから、そういう食べさせるみたいな発想に最初は思い浮かばなかったのかなって気がします。最後、謎のミカサの目線この12話で気になるのがエレンを励ますミカサがいますが、その直前に謎の目線を送るのです。これもうずっと進撃の巨人では謎ですが、

進撃の巨人50話『叫び』の感想・ネタバレ

進撃の巨人50話『叫び』の感想動画

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