この記事の目次
進撃の巨人8話『咆哮』のあらすじ
ジャンの先導で本部にたどり着いた訓練兵達。
人が密集したために巨人に狙われるも、エレン巨人が蹴散らして窮地を脱する。
「敵巨人(エレン)を使おう」と発想し連れてきたのはアルミンの作戦だった。
進撃の巨人8話『咆哮』で発生した伏線・謎
(2巻8話)
A巨人の正体はエレンだった。「巨人への怒り」から、人よりも巨人に反応したと思われる。エレンは訓練兵団時代に格闘術を習っていたために、他の無垢の巨人と戦い方が違っていた。
(2巻9話)
残された謎
進撃の巨人8話『咆哮』の考察・解説
進撃の巨人8話『咆哮』の考察・解説動画
このブログの内容は以下の動画でも解説しています
サブタイトル『咆哮』の意味
エレン巨人の叫び。人類の怒りの体現
関連進撃全話のサブタイトルの意味を考察
ポイント
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8話目はミカサに伝わった心が、先ほど言った戦わなければ勝てないという心が伝わったところで基本的に私の解説では、基本的に伏線とか演出を中心として見ていますが、今回今少し話す話は、自分なりの解釈は結構大きいので、正しい度は限らないを少し。ミカサが、アルミンと話してるシーンで、アルミンが絶望の状態です。自分のせいでエレンは死んでしまったと思っているときに、ミカサが来てくれて、ミカサなら強いから、ミカサに全て任せて、自分は最悪死んでもいいから、ミカサに任せて、みんなを助けてもらおうと思うシーンで、アルミンが、ミカサが助けに行くって言ったときに、やることは決まっている。僕のもあまり入っていないけど、急いでこれと交換するのだって。ガスがもう、ミカサはなくなってしまったので、そのガスを自分の分をアルミンがあげるのです。アルミンが香水以外にない、僕が持っていても意味がないんだ。でも今度は大事に使ってくれよ、みんなを助けるためにと言ってます。ミカサはミカサで、ハッパをかけてみんなに戦うぞって言ったのに、自分がガス欠になって、死にかけていたところでそれをアルミンにガスをもらって、自分はそうやってみんなにハッパを賭けたが、その責任を感じないうちに、一旦は諦めて、自分の大きさ、それも自分の都合で、私はところでみんなで生き延びよう。アルミンも一緒に行こうと言うんですが、この時にアルミンが死のうとしちゃうのです。それを食い止めるというシーンです。ここ、説明が長くなったのですけど、ミカサがアルミンに助けてもらいつつも、アルミンが自分で死のうとするのを、最終的に死のうとするのをやめさせたというシーンです。ここで注目するポイントというのが、アルミンの行動の速さです。このアルミンって今、自分の能力の自信が持てなくなっている状態系のいい死に場所を求めています。自分が死ぬ以上に、自分のせいで人が死ぬのが嫌だと思ってるはずです。というのは、エレンが自分の身代わりで死んじゃったわけで、それを見て、自分が死ぬ以上に、自分の大事な人が死ぬ苦しさって、こんなに苦しいのですと思ったはず。それを感じていたからこそ、このミカサがガス欠になって、このままだとミカサはここに取り残されて、死んでしまうので、自分のガスをです、こうやって交換してあげたのです。この時、カチャっていって、カチャっていって、迅速に行動してるのが少し面白かったのですけど、それぐらい自分の行動に迷いなく、ある種、引け目もあるし、系のいい死に場所が見つかったというのもあったと思いますが、行動をしているシーンでした。一方でミカサはミカサで面白くて、先ほどまで死ぬことか諦めることを選んでいったのです。ガスがなくなって、巨人に襲われそうになって、たまたまエレン巨人に助けられたのですが、もう助けられなかったら諦めてたかもしれない。最終的に諦めかけて、諦めないことを選んだんですけど、一回は本当死を覚悟していたミカサですが、ミカサだからこそ、アルミンが、巨人に食われるぐらいなら自分で死ぬと言ったところを見て、アルミンの諦めというのも理解している。ただそれを理解した上で、自分自身その諦めの状況から、戦わなければ勝てないってことで、諦めないことを選んだので、その意志をアルミンに伝染させたのです。これが結局、どこから来てるかというと、エレンから来てる意志です。エレンが戦わなければ勝てないと言っていて、それがミカサにも伝わった。さらにそのミカサの意志というのがアルミンにも伝わっていった。この諦めるなというメッセージが、エレン、ミカサ、アルミンって幼馴染を通じて伝わっていくというのが、これは面白いなと感じたシーンでした。それによってアルミンの心理というのも変わっていて、結局ミカサとコニーにです、一緒に連れて行かれる形で、なんとかその場で殺される巨人に食べられるということがなくなったのですが、そこでアルミンは自分の意志をどうすればいいかと考え始めたのです。ここでその、エレンを身代わりにした後悔を持っていて、さらにミカサから受け継いで諦めない意志みたいなのを持って、ここでようやっとアルミンが覚醒し始めるのです。それが9話目で出てきます。あと8話目の場合だと、ジャンというキャラクターが面白くて、アルミンを置いていかないと、先ほどコニーとミカサが誓って、アルミンが危険になっても少し危なくなったとしても、コニーとミカサはアルミンを連れて行ったわけです。それと対照的だったのがジャンです。ジャンが巨人に食べられそうになっている人を見て、
他の兵団のメンバーを助けに行ったのですが、要するにもう無理だって言って、自分は助けに行かなかったのです。仲間が食べられるのを見て絶望するジャンがいますが、自分の体が動かなかったわけです。その後です、他の仲間が食べられている状況を見て、今ならガスを手に入れられる、巨人たちが引き付けられている間に自分たちが目指している場所に行けるかもしれない今だって言って、巨人が少しでもあそこに集中している隙に本部に突っ込めと言って、みんなを引き連れていくというシーンがあります。結局、着いたは着いたのですが、仲間の死を利用して、自分の今の行くぞという合図でことを悔いるというシーンです。これ結構面白いなと思っていて、ジャンって冷静な人正しいみんなが生き残るための最善策というか、少しでも生存確率を上げる選択をこの時はちゃんとしています。ここで闇雲に突っ込んだら死んでいたでしょうし、闇雲に突っ込まずに犠牲にする見殺しにしてでもガスの補給室に行くというところが正しいと判断していったと。ただ一方で、それって犠牲を伴ってしまったよねというところがあると。つまり、怒りとかやるせなさというのもあったと。なんで死んでしまったんだとか、苦しいなみたいな。一方で苦しみを、自分の弱さとかそういうのをしっかりと認識せずに逃げてしまった人々がガス補給室で籠っていた人たちです。その人たちに向かってジャンが殴りかかるというシーンがあります。こいつらが俺たちを見捨てやがったのはてめえらのせいで余計に人は死んでんだぞとジャンがブチ切れるのです。これ、その通りなんだけど冷静な行動じゃないです。この場でガス補給室に行ったら即座に準備をして巨人から逃げなきゃいけないのに、そうじゃなくて殴ったりして内輪も埋めしてるジャンがずっとここまで冷静だったのですが、ここで感情が爆発してると。この感情が爆発したのは一部で自分自身の行動を許せなくて、許せない自分が葛藤してるのに葛藤してないこいつらを見たからところも少しあるのではないかなと私は感じました。最終的に巨人に囲まれて、また改めてピンチってなるのです。ピンチになった状況で俺は夢か幻でも見ようとしていたのか、俺は知っていたはずだ現実ってやつよとジャンは語るのです。この状況って何かというと救いに行くという選択は、そのミカサがハッパを賭けたから、じゃあミカサがに行くのなら自分たちも勇気を出していかなきゃという話ですし、ミカサの発言もエレンから影響を受けているこのジャンの行動もです、冷静なジャンがあえて助けに行って、最終的にはうまくいったのですが、普通だったらいかなかったジャンというのが、この夢か幻でも見ようとしていたのはエレンの影響だったのですということがわかります。そこを考えてくれるエレンってキャラクターやっぱ凄いです。みんなに影響力を持っているザ主人公だったのですということが改めてわかります。
進撃の巨人8話『咆哮』の感想・ネタバレ
進撃の巨人8話『咆哮』の感想動画
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