【進撃の巨人】第116話『天地』考察・解説・感想【ネタバレ】

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進撃の巨人116話『天地』のあらすじ

ピークはエレンに協力するふりをして、屋上に誘い出す。
砦の中に侵入していた顎の巨人ポルコは、エレンを奇襲するが、捕食は失敗。
マーレ軍のマガト・ライナー・コルト達は、飛行船に乗って、参戦する。

拘束されたアルミン達のもとにイェレナが訪れる。
アルミン達にジークの本当の目的「安楽死計画」を伝える。
アルミンは笑いをこらえつつ「感動致しました」と反応する。

【時期】854年
【場所】パラディ島

進撃の巨人116話『天地』で発生した伏線・謎

Qエレンが銃を持つピークに対して強気でいる
(29巻116話)

A
(32巻130話)

関連進撃全話の伏線・謎まとめ

残された謎

Q
(29巻116話)

A
(巻話)

進撃の巨人116話『天地』で解決した伏線・謎

進撃の巨人116話『天地』の表現・対比

進撃の巨人116話『天地』の考察・解説

進撃の巨人116話『天地』の考察・解説動画

サブタイトル『天地』の意味

空(天)からやってくるライナー、地上(地)で待つエレン。
関連進撃全話のサブタイトルの意味を考察

★ピークたちはいつ潜入したのか…?

ピークが「私が侵入してきたときの巨人の足跡が見つかっちゃったんでしょう」と語っています。調査兵団たちがレベリオ収容区襲撃からパラディ島に戻た後、ピークはかなり早めにパラディ島に潜入したようです。実際、27巻第110話「偽り者」のラストでピークがフードを被り新聞を読んでいる描写があります。

※この新聞には「英雄エレン求声多数」と書かれていましたね

何故ピークはエレンの居場所が分かったのか?

フレーゲルが「シガンシナ区から全住民強制退去命令だって!?」とハンジさんに詰め寄るシーンがあります。全住民に知れ渡るよう新聞にも取り上げられたでしょうし、潜入しているピークにも情報が伝わったはずです。そして、地鳴らし予行演習と勘繰ったピークは、そこにエレンがいることを確信したでしょう。

予想は的中し、シガンシナ区でエレンと敵対します。ガビと共に拘束されたピークは、兵団の人々を見下ろせる場所から「よろしくねー」とアピールします。その中にポルコが紛れていたことにも気づいたのでしょうか?ピークからポルコに対して「手筈通りに、作戦遂行しましょうね。」という合図も兼ねていたのでしょう。

イェレナVSゲスミン

イェレナから安楽死計画のすべてを打ち明けられます。エルディア人を子供が産めない体にすること、ユミルの民が消滅するまで地鳴らし抑止力で国を守ることです。

イェレナはこう語ります。

「ジークとエレン人類史があと何千年続くかわかりませんが」「これほどの偉業を成し遂げる者がこの先現れるでしょうか?」「この先何千年も語り継がれる象徴となるのです」「古代の神々がそうであるように」

このシーンではイェレナの目に光が宿る表情から安楽死計画が世界を救うと本気で信じている様子がうかがえます。

そこでアルミンは全力で笑いをこらえます。アルミンからすると幼馴染の友人が神様扱いされている状況に笑ってしまったのでしょう。この直前にジャンから冷静に「エレンにはなにか思惑がある」と言われているので、エレンが安楽死計画に賛同するわけがないと確信したと考えられます。

イェレナの目のコマの後に「それはよかった…」「嬉しいです」「あなたにもわかっていただけて」と、涙ながらに語るイェレナ。ここでコニーとジャンがアルミンを非難するようなドン引きした表情(反応)も見ものです。

ポイント

ピークたちがいつ潜入したのかという考察ですが、あのピークが、エレンとの会話の中で、私が侵入して来た時の巨人の足跡が見つかっちゃったんでしょ?と語ります。詳細、多分わからないですが、港から小舟で来ていて、車力の巨人の力、移動力あるです。それを使って、潜入していたと。実際です、これ時間経過少しわかりづらいのですが、レベリオ収容区の襲撃からパラディ島に戻って、そこから、1ヶ月以上あります。その間に、ピークちゃんは、かなり早めにパラディ島に来て、潜入していたのです。実際27話の時点でこのようにピークの姿があったりします。この新聞なんかでも、英雄エレン求む声多数とか、その様に書かれていたりします。この新聞にエレンがどこにいるかという判断材料があったと思います。具体的には、シガンシナ区全住民強制退去命令です。新聞に載っていたと思います。あのフレーゲルがこのように言っていました。ハンジさん説明してくれ。シガンシナ区から全住民強制退去命令だってと、なんでだと語ります。当然これは新聞で取り上げられるでしょうし、あのシガンシナ区をあえて開けるなんて、特になんか理由があるのではないかと勘ぐるです。あの地鳴らしの予防練習というかやるのではないかところがあるとピークちゃん勘が鋭いので察したと思います。ピークちゃんはこのように言ってエレンと敵対していきますが、この時よろしくねって言ってるこのシーン実はこれポルコが紛れてるって気づきましたかね。ぜひ見返していただきたいのですが、このよろしくねは実はポルコに手筈通りに作戦このまま遂行しましょうねという合図だったという感じがします。他にもパンツ与えらしき男もいるかなみたいなこのポルコのです真横というか手前にいる人物パンツ与えかなみたいな気が少しします。ここは少しわかんないですけど。次です、イェレナvsゲスミンという話で、イェレナが安楽死計画で子供を埋めない体にすると語ります。ユミルの民が消滅するまで地鳴らし抑止力で国を守るとも言っています。中でこのイェレナの感情が明らかになるのです。ジークとエレン、人類史があと何千年続くかわかりませんが、これほどの意義を成し遂げる者はこの先現れるでしょうか。この先何千年も語り継がれる象徴になります。古代の神々のようにと言っています。イェレナは多分本気で信じています。目が光が灯っているので本気でこの自分の理想を語っているのではないです。それにアルミンが全力で笑いをこらえていると。イェレナ多分気づいています。そのアルミンが笑いこらえていること。アルミンからすると直前まで会っていた昔からの幼馴染の友人が神様扱いされるという状況に笑ってしまったと。皆さんも、自分の幼稚園からの友達が誰かに突然あの人は本当神様のような人ですって言われたら、いやいやさすがにそれはないでしょうと思うはずです。そういう感情です。でもちろんです、この直前に会話劇としてジャンの冷静な一言があります。エレンには何か思惑があると言われていたので、エレンが安楽死計画に賛同するわけがないとアルミンは確信していたと。つい笑ってしまったのです。イェレナは冷静モードで一瞬見て目の細かいあった後に、それは良かった、嬉しいです、あなたにも分かっていただけてと、少し目の光が消えている感じで涙ながらに一応語るのですが、この時点でこいつ信じてないなは見破っていたと思います。実際にその周りにいるコニーとかジャンがもうアルミンのことを非難しているような目で、ドン引きした感じの顔で見ているので、イェレナにも分かっていたと思います。小ネタです。も5個ぐらいあるのでサクサクいきます。エレンの癖。エレンは、マーレ編以降常にポケットに手を入れています。なぜかというと、いつでも巨人になれるように刃物がポケットの中に入っているです。ピークと実際話した時も指に、傷をつけていましたと。以前手をもっと深く切っていたシーンが、ライナーと会った時とか、アルミンミカサに食堂で会いに行った時も切っていたのですが、これはここまで切る必要は実際ないけれども、威嚇のためです。俺はいつでも巨人になれるのだぞを、誰がパッと見てもわかるようにこのように手を切っていたと思います。次、ピークとエレンの高度な頭脳戦。基本的にピークは半分本当のことを言っています。このままではユミルのために未来はない、親を救いたい、これはピークにとっての本心です。ただ、それだけじゃなかったが明らかになる。仲間を信じていたがピークの最終的な決断だったのです。実際エレンはピークが信頼にならないと見抜いていました。なのでピークが、ジークにはなぜ特別な能力があるのか知ってると聞いた時に、さぁな、あんたは知ってるのかと秘密を探る質問にも答えなかった。信頼してなかったということが見て取れます。高度な頭脳戦が行われていたと。次です、仲間を信じるか自分を信じるか。ピークは一緒に戦ってきた仲間を信じてるマーレ軍としてです、エレンと敵対することを選ぶんですが、仲間を信じるという選択です。ただこれって失敗してしまうわけです。レベリオ収容区での時もそうだし、このパラディ島での戦いもそうですが、ピークちゃんは合理的な人物ですが、その合理性だけでは勝てないが進撃の巨人のベースとなる、残酷な世界でのルールです。例えばエルヴィンなんかが女型の巨人を逃した時も合理的にはそれでよかったのですが、相手の信念というかものが勝っていて、一回取り逃してしまったりする。自分で何かを捨てなきゃいけない。そうじゃないと勝てないです。さらにこの自分を信じる仲間を信じるという選択は、エレンが過去に旧リヴァイ班を仲間を信じて殺してしまったという出来事がありました。それ以来エレンは自分をもっと信じればよかったと後悔をして、自分を信じる決断をずっとしています。27話での解説でも語ったのですが、エレンは自分を信じて行動している。一方でピークは仲間を信じて行動してしまったというところで差があったということです。次グリーズです。イェレナに殺された男性ですが、誰かというとニコロと一緒にいた少し変な髪型の男です。サシャを愛する人々の前での侮辱がひどかったので殺されてしまうのです。悪魔の末裔の異目性女なんぞに鼻の下伸ばしやがってと語って、イェレナに殺されてしまいます。次幸いにして。イェレナがヒストリアの妊娠を幸いにしてと語ります。幸いにしてヒストリア女王は四次を授かっております。幸いにしてって自分の意図してないという言い方です。もちろん期待はしていたんでしょうけれども、自分が何かやったというよりは、偶然にもニュアンスの言葉です。なのでヒストリアに会いに行ったのはイェレナではなくエレンなのではないかとローグが語っていたです。ジークを食べさせないためにヒストリアを妊娠させた、その様にそそのかした奴がいるという話ですが、これはエレンがその情報を伝えに行ったということです

進撃の巨人116話『天地』の感想・ネタバレ

進撃の巨人116話『天地』の感想動画

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