【進撃の巨人】第83話『大鉈』考察・解説・感想【ネタバレ】

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進撃の巨人83話『大鉈』のあらすじ

シガンシナ区内(外側) ※エレン・アルミン・ハンジ達 vs 鎧・超大型

超大型巨人を倒したエレンのもとに、四足歩行巨人と、獣の巨人の中の人が現れる。
エレンに対して「俺達は父親の被害者。いつかお前を救い出してやるからな」と意味深な言葉を残し、リヴァイから逃げるように去っていく。
敵がいなくなり、一段落したところで、リヴァイはアルミンとエルヴィンどちらを生き返らせるか選択を迫られる。

一方、鎧の巨人を倒したハンジとジャンは、ライナーを殺すべきかどうかで意見が対立する。
そこに、エレン・リヴァイのもとから逃げてきた四足歩行の巨人が現れ、ライナーの体を奪って逃げ去る。

ウォール・シーナ壁内(内側) ※エルヴィン・リヴァイ達 vs 獣

※リヴァイが無垢の巨人を駆逐。シガンシナ区に向かい、獣の巨人の中の人を追う。

【時期】850年
【場所】パラディ島

進撃の巨人83話『大鉈』で発生した伏線・謎

Qジークの発言「(エレンは)あの父親の被害者」
(21巻83話)

A
(21巻86話)
Qジークの発言「お前は父親に洗脳されている」
(21巻83話)

A
(30巻121話)
Qミカサの頭痛
(21巻83話)

A
(巻話)

関連進撃全話の伏線・謎まとめ

残された謎

Q
(21巻83話)

A
(巻話)

進撃の巨人83話『大鉈』で解決した伏線・謎

進撃の巨人83話『大鉈』の表現・対比

進撃の巨人83話『大鉈』の考察・解説

進撃の巨人83話『大鉈』の考察・解説動画

サブタイトル『大鉈』の意味

各自が「大鉈を振るうような選択」をする。
リヴァイはアルミンではなくエルヴィンを救うことにする。
ジークは撤退を選ぶ。
ハンジはライナーにとどめをささないことを選ぶ。
関連進撃全話のサブタイトルの意味を考察

ポイント

まず一つ目、ジャンのためらいがライナーを生かすという話ですが、ライナーが、捉えられている状態。ミカサたちにやられてしまって、捉えられている状態ですが、ライナーの左胸からです、手紙が出てきます。ライナーの登場シーンでも実は左胸を叩いて、ユミルの願い叶えなきゃなんていう風に言っていたので、そのシーンからです、ユミルの手紙を持っていると分かります。ハンジが、君が手足を切り落とされる前、最後の力で取り出そうとしたものだぞ。自血用の薬それとも爆弾か?と聞くんです。それに手紙と、ライナーが答える本当これだけは絶対に約束を果たさなきゃいけないんだと、ライナーが思っていたことが分かります。本当ユミルに義理堅いというか、思っていたことが分かります。ライナーに、ハンジが殺そうとするタイミングで、ジャンが殺すなと待ってくださいと止めるのです。無意識ですが、待ってくださいと言います。殺してもどうしようもないですよ、力を奪いますし、それに何より、調査兵団は、それにハンジさんは、分からないものは分からないと蓋をして、この先どうやったら巨人に勝ていますか?と問いただすんです。によって、ハンジは少し考えを変えて、私の判断だ、君らは判断材料と言いつつも、ライナーを一旦生かして、誰かに試させるかどうかを判断します。この時ジャンは、俺はなんだ、まさかこの後に及んでと、自分の思考について考えるジャンはライナー殺したくなかったんだな、ということが無意識に出てきてしまっていると分かります。ジャンの選択が、ライナーをまだまだ続く地獄に連れてしまったということです。助かったライナー、その車力の巨人に連れ去られて、ライナーは助かるのですが、ライナーにジークは運が良かったなと語ります。ライナー、お前は運が良かったねと語るのです。もちろんベルトルトと対比してですが、ライナー運が良かったのか悪かったのかというと、悪かったというか、この後続く地獄を見続けなきゃいけなくて、さらにはそのマーレ国に戻った後、自殺を考えるほどです、精神的に追い詰められてしまうこの時ライナー、実は死んでいた方が気持ち的には楽だったというところがありますが、諫山先生はライナーを生かし続けて、地獄を見せ続けたという話です。二つ目、リヴァイの迷いリヴァイは、エルヴィンとアルミンどちらを救うかを迷うんですが、その迷う最初の段話です、黒焦げになったアルミンに、エレンが兵長、注射を早くと言って、生き返らせてくれと頼むんです。それにリヴァイ、動かないです。ガチャッガチャッと言って、全然急がず注射を取りたどるとしないと。何でかというと、次の話でエレンが語っていますが、ためらいがあります。エレン、エレンじゃなくて、アルミンじゃなくて、エルヴィンを生かそうかなとリヴァイは考えているからです。彼の元にエルヴィンをフロックが連れてきます。エルヴィンを見たことによって、リヴァイは、俺は人類を救える方を生かすと考えるのです。この話がこの後に続いていきますような、伏線みたいな話です。次、小ネタでして、小ネタいくつかありますが、まずはジークの父親グリシャという話で、ジークがこれまで語っていた父親はグリシャのこと分かります。グリシャが壁外から来たという話というのもここに繋がってきます。ジークが、俺たちはあの父親の被害者、お前は父親に洗脳されていると語るのです。この時、ジークとグリシャは本当似てるという感じで、さらにジークの巨人化痕です。巨人化痕がまわりで眼鏡のように見えるので、似ているなと思って、その父親の被害者って言ってるのは、グリシャによってジークはマーレ国の戦士としてエルディア復権しろと言われて、洗脳というか教育を受けてきたのです。父親であるグリシャのことをジークは憎んでいます。憎んでいるグリシャに唯一わかり合えると思っているのがエレンという弟子だったのです。だからこそエレンにいつかお前を救い出してやるからなと言って、これなんかエレンの始祖巨人を奪いたいとかじゃなくて、本気でエレンを救い出したいという気持ちです。もちろん始祖の巨人も必要ですが、自分自身のそういう苦しみとかを分かち合いたいみたいなところもジークにはあったはずです。このセリフはちゃんと車力の巨人ピークも聞いているので、ジークの行動で少し疑問というか、ジークとエレンの関係って何なんだろうと疑問を持つという展開につながっていきます。2つ目、勇敢なアルミンへの思い幼き日のアルミンとの思い出をエレンは思い出します。いじめっ子から逃げなかったアルミンを見て、こうなることは分かっていたはずなのに、お前の力に頼るしかなくてこいつを捉えることができたのも全部お前の手柄だよと、黒焦げになったアルミンに語るのです。こうなることは分かっていたはずは、幼少期のそのアルミンの勇敢さを知っていたからです。ベルトルトを捕獲した時に、ベルトルトの手足を切断しています。は自分がベルトルトとかライナーにされたことを覚えているからです。ライナーもこの後手足を切断されているので、兵団としてこの情報を共有済みだと思いますが、巨人化から蘇らないように、回復に時間がかかるように手足を切り落として、さらに動けないようにしている、脱走しづらくしているという話です。あとミカサの頭痛もあって、アルミンが死にそうになっている時に、アルミン疾いってなっています。アルミンを失いそうになって起きている頭痛エレンが後にミカサに語っている言葉が嘘ですということが分かります。このコマ以外にもミカサの頭痛を見れば大体分かるのですが、エレンは、ミカサに力に目覚めた悪寡慢は、突発性の頭痛を起こすことがよくあったらしい。本来の自分が宿主の護衛を強いられることに、抵抗を覚えることで生じるらしいが、心当たりは?と聞くんです。別にエレン関係ない状況で、アルミンの死にそうになっているのを見て好きとなっているので、これってミカサの家族を失うトラウマみたいなところで頭痛になっているとか、そっちなのではないかなって感じはします。あとハンジが生きていた理由ところで超大型巨人の爆風に副長のモブリット・バーナーに助けられたということがここで判明します。ハンジは調査兵団に入った時から、別れの日々だという回想の中で、モブリットに背中を押されて井戸に投げ込まれた。その井戸に投げ込まれたおかげで、超大型巨人の爆風を避けることができた。一方でモブリットは、死んでしまったということが分かるのです。がハンジが生きていた理由という話です。

進撃の巨人83話『大鉈』の考察・解説

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