この記事では、進撃の巨人世界の大きさについて確認します。
この記事の目次
パラディ島の3重の壁と日本列島の比較
パラディ島の3重の壁の大きさは下記の通り。
- ウォール・シーナの半径250km / 直径500km
- ウォール・ローゼの半径380km / 直径760km
- ウォール・マリアの半径480km / 直径960km
日本列島と比較すると、進撃世界は意外に広く感じます。
パラディ島の元ネタ「マダガスカル」と3重の壁の比較
進撃の巨人世界は、世界地図を反転させて作られています。
- マダガスカル島→パラディ島
- アフリカ大陸→マーレ国
- 中東の国々→中東連合
上記のような対応関係になっています。
パラディ島とマダガスカルの大きさの比較
パラディ島のモデルとなったマダガスカル島に3重の壁を設置すると上記の通り。
3重の壁はマダガスカル島をはみ出る大きさであり、パラディ島はマダガスカル島より大きいと分かります。
パラディ島はマダガスカル島よりどれだけ大きいか?
進撃の巨人アニメ63話で、ライナーが広げた地図(右図)を見てみましょう。
3重の壁はパラディ島の中央に位置していて、壁の左右の余白は3重の壁がもう一つほどの広さがあります。
そのため、パラディ島はマダガスカル島の数倍どころか、10倍近くある可能性があります。
進撃の巨人世界の大きさ
マーレ国はパラディ島より更に大きい
こちらは進撃の巨人 Season3第56話「地下室」で判明した、パラディ島とマーレ国の大きさです。
パラディ島の何十倍もマーレ国は大きいことが分かります。
進撃世界はどれほど広大なのか?
一旦整理すると、
- 現実世界を反転させて進撃世界はできている
- パラディ島はマダガスカル島より10倍近く大きい
- マーレ国はパラディ島よりも更に大きい
ということが分かります。
ただし、パラディ島とマーレ国の外側に関しては、明確に地図で描かれておらず、その大きさは不明です。
ハンジの地鳴らし速度の発言
ここから先は、見なくても大丈夫です
もう一つ世界の大きさを理解するのにヒントとなりそうなのが、ハンジの発言です。
「地鳴らしの進行速度は…馬の駆け足よりも速いくらいだった。
(中略)半日もあれば、巨人が上陸した海岸からおよそ600kmは…被害に…
すべての大陸を踏み潰すまでには4日…掛かるだろう」
※32巻129話「懐古」より引用
地鳴らし巨人はずっと歩いたわけではなくパラディ島から海を渡ってマーレに向かっています。
- パラディ島からマーレ大陸まで泳ぐ X時間
- マーレ大陸海岸から歩く Y時間
ハンジの「半日」が12時間を指すなら「X+Y=12」ですが、何時間(X)泳いだかはわかりません。
ただし、Y時間で600km進むため、地鳴らし巨人の歩く速度は50km/h以上です。
ちなみに諫山先生が影響を受けているゴジラが走ると150km/hとのこと(Wikipediaより)。
仮に地鳴らし巨人の速度を100km/hで、進撃世界の水陸を考慮せずに考えると、4日(48h)あれば4,800kmを踏み潰すことになります。
我々の地球の半径約6,400kmですが、進撃世界の大きさは前述の通り、不明です。パラディ島とマーレ国は現実(のモデルのマダガスカル島)より大きいことは確認できます。ただし、それ以外の地域も同じ様に大きいかは不明です。
- 「進撃世界=地球」なら、地鳴らし速度130km/h
- 「進撃世界>地球」なら、地鳴らし速度130km/h以上
- 「進撃世界<地球」なら、地鳴らし速度130km/h以下
ハンジの地鳴らし発言の真偽
そもそもハンジの発言が、正しいか分かりません(それを言ってはお終いですが)。
それぞれ間違いのケースと反論を考えてみました。
(1)世界の大きさの理解が間違い→ヒィズル国との交友があるため、世界地図を見て世界の広さは確認していそう
(2)「すべての大陸」が間違い→アニメや単行本でも「全ての大陸」と言っているから、全世界のことを指していそう
(3)ハンジの計算が間違い→賢いキャラのハンジがそんな単純な間違いをするとは思いづらい
地理関係の解説まとめ | |
パラディ島の地図 |
世界地図 |
地図でストーリー解説 | 地理・地名まとめ |
歴史・エルディア帝国 | 世界の広さを考察 |
地名の元ネタ |