【進撃の巨人】パラディ島内外の地理・地名の解説

パラディ島の地図 世界地図

パラディ島内地理・地名の解説

パラディ島の3重の壁

ウォール・マリア

一番外側の壁。845年に巨人の侵攻により放棄されたが、850年に奪還。ローゼとマリアの間は約100キロメートル。

ウォール・ローゼ

二つ目の壁。ウォール・マリア突破後の845年から850年まで壁内人類にとって最も巨人に近い地域。シーナとローゼの間は約130キロメートル。

ウォール・シーナ

一番内側の壁。中央からシーナまでの距離は約250キロメートル。

重要な地名・施設

王都ミットラス

壁内世界の中心地。文字通り、パラディ島の王がいる場所。王政転覆の舞台。

ダウパー村

ウォール・ローゼ南区の山奥に存在する村。サシャの出身地。少数派の狩人たちが暮らす。ウォール・マリア陥落後、森や獲物は減少傾向。

ラガコ村

ウォール・ローゼ南区の村。コニーの出身地。ジークの脊髄液により住人全てが無垢の巨人となる。コニーの実家も壊滅。

ウトガルド城

ウォール・ローゼ内の古城。ウォール・ローゼ内の巨人発生騒動の際、調査兵団が野営に利用。

レイス領の礼拝堂

ウォール・ローゼ内の礼拝堂。表向きはレイス家の集会に使う場所。実際は始祖の巨人が作った地下洞窟にて「始祖の継承」などレイス家の重要行事に使われていた。

地下街

ウォール・シーナ内の遊興街。一つとは限らない。住処を失った人々が住む無法地帯でもあり、リヴァイも過去に住んでいた。巨人に備えた避難場所として使用された。

南東の山奥の村

ウォール・マリア南区に位置する辺境の村。ベルトルト、ライナー、アニの出身地とされていた。地図にも載っていないような小さな集落。ウォール・マリア陥落後の巨人の衝撃で壊滅。

巨大樹の森

樹高80メートルにもおよぶ巨木の森。壁の内外を問わず各所に点在している。ウォール・マリア内の巨大樹の森は。かつては観光地として整備されていたが、ウォール・マリア陥落以降は巨人がうろつき近づけない。立体機動装置で戦うのに適した場所であるため、調査兵団の壁外調査の際の重要な拠点となる。

パラディ島唯一の港

パラディ島南端に位置する港。マーレ国から楽園送りにされたエルディア人が巨人化する場所。

ウォール・マリア関連

シガンシナ区

ウォール・マリア南の突出区。エレン、ミカサ、アルミンの出身地。845年に超大型巨人と鎧の巨人の襲撃により壁が破られた。

クィンタ区

ウォール・マリア西の突出区。ウォール・マリア陥落の際には住民の避難や兵員の撤退が間に合わず、孤立してしまう。

※詳細は「進撃の巨人 隔絶都市の女王」

ウォール・ローゼ関連

トロスト区

ウォール・ローゼ南の突出区。850年に超大型巨人によって壁が破られるが、エレン巨人によって穴が塞がれる。リーブス商会の活動拠点。ジャンの出身地。

カラネス区

ウォール・ローゼ東の突出区。トロスト区防衛戦にて最南端のトロスト区の扉が大岩で封鎖されたため、第57回壁外調査における出発地となる。

クロルバ区

ウォール・ローゼ西の突出区。作中では特に出番なし。

ユトピア区

ウォール・ローゼ北の突出区。ゲスミンがベルトルトに「アニがユトピア区で拷問を受けているよ」と挑発した(嘘だった)。

ウォール・シーナ関連

エルミハ区

ウォール・シーナ南の突出区。ウォール・ローゼ破壊の連絡を受けたエレンはこの土地を経由してウトガルド城へ向かった。ウォール教の司祭ニックが、市民の避難する様子を見て「壁の秘密を知るヒストリアの存在」を告げた場所。

ストヘス区

ウォール・シーナ東の突出区。第57回壁外調査後、王都招集されたエレンが女型の巨人と戦った場所。街中での交戦により、壊滅的な被害を受ける。

ヤルケル区

ウォール・シーナ西の突出区。作中では特に出番なし。

オルブド区

ウォール・シーナ北の突出区。巨人化したロッド・レイスが侵攻した土地。エルヴィン率いる調査兵団と、駐屯兵団により掃討作戦が行われた。

その他

ストヘスサカバ

ストヘス区にある酒場。リヴァイとケニーが対決した。マスターは銃を隠し持っている。

旧調査兵団本部

トロスト区。森の中にある。古城を改装した施設。オルオいわく「こんなに壁と川から離れたところにある本部なんてな。調査兵団には無用の長物(ちょうぶつ)だった」。

ジナエ町

ウォール・ローゼ南区。マルコの出身地がジナエ町。

ピット・リドーズ

ストヘス区にある酒場。スピンオフ作品『進撃の巨人LOST GIRLS』Wall Sina, Goodbyeにてアニがゴロツキに聞き込みした場所。

工場都市

ウォール・シーナ領内に位置する工場街。スピンオフ作品『進撃の巨人 Before the fall」の時代に完成した。シガンシナ区以上の規模で約5万人の人口を擁する。居住区、商業施設、歓楽街、さらには造幣局も存在する。街の中央に位置する高炉は50メートル近く、都市のランドマークである。街の北端には幅500メートル落差100メートルの巨大な滝があり、工場の設備は水力によって稼動する。

南アーヘン

ストヘス区にある「ストヘス区の掃き溜め」と呼ばれる地域。スピンオフ作品『進撃の巨人LOST GIRLS』Wall Sina, Goodbyeにてアニがゴロツキと戦った場所。

アインリッヒ大学

王侯貴族や富裕層の子息子女が通う大学。スピンオフ作品『進撃の巨人LOST GIRLS』Wall Sina, Goodbyeにて、失踪した女性カーリー・ストラットマンが三年前に卒業した。

世界地図・マーレ国の地理・地名の解説

マーレ国

巨人の力で壁外の世界を事実上支配する大国。パラディ島に比べて工業化が進んでおり写真機・電池・自動車・蒸気船・飛行船・複葉機などの機械が実用化されている。巨人化学研究も進んでいて、巨人化薬の大量生産も可能。しかし近年では他国の科学力の発展に伴い相対的に力の差が縮まり、巨人の力以外の軍事力拡大が急がれる。莫大な化石燃料や地下資源を埋蔵するパラディ島の奪取に動く。軍部からなる「党」と呼ばれる組織が国政を担っていると推測される。ライナーは95話で「英雄国マーレ」と呼ぶ。

レベリオ収容区

マーレ国に住むエルディア人の収容区。グリシャ・ジーク・ライナー・ベルトルト・アニ・ファルコ・ガビ等の出身地。エルディア人が屋外に出るには腕章の着用が義務付けられており、壁で隔てられた市内に出るには外出許可書が必要。違反した場合は強制労働か制裁が科せられ、「楽園」送りとなる者もいる。エルディア帝国時代の名残で「かつて世界を滅ぼしかけた悪魔の根城」と称される。

本部

レベリオ収容区の壁外はマーレ人の居住区や、「本部」と呼ばれる軍の施設が存在する。エルディア人戦士隊の訓練や打ち合わせが行われる。

精神病院

レベリオ収容区内にある精神病院。ファルコが負傷兵クルーガーさんと会った場所。

タイバー家

アズマビト家屋敷

31巻123話でマーレ国に潜入した調査兵団がキヨミと打ち合わせた場所

難民キャンプ

ラムジー・ハリルが暮らす難民キャンプ。エレン達と幸せな宴をした。

討論会場

31巻123話にて「ユミルの民保護団体」が国際討論会に登壇した場所。

ラーゴ

作中の1200年前程前にエルディア人(巨人)によるマーレ侵攻の1つ『ラーゴの惨劇』があったと言われている場所。

モンテ

作中の1200年前程前にエルディア人(巨人)によるマーレ侵攻の1つ『モンテの惨害』があったと言われている場所。

ヴァレ

作中の1200年前程前にエルディア人(巨人)によるマーレ侵攻の1つ『ヴァレの惨禍』があったと言われている場所。

マーレ国関連施設

カリファ軍港

マーレの北にある軍港。世界連合艦隊が集結し、地鳴らし巨人に挑んだ。

スラトア要塞

マーレの南にある要塞。天と地の戦いの舞台。

オディハ

マーレの東にある海岸都市。アズマビト家が保有する飛行艇の格納庫がある。

スラバ要塞

中東連合の軍港を守る軍事施設。装甲列車や対巨人野戦砲などの最新兵器を多数装備していたが、マーレ軍に制圧されてしまう。
軍港近くの市街地にも流れ弾による被害が発生したが、「スラバ講和」締結後は市民生活が回復している。

ラクア基地

マーレの西側にある基地。イェレナが来たとピークに語った場所。

諸外国

パラディ島(エルディア国)

物語の舞台。大陸近くにある巨大な孤島。三重の壁の中に多数のエルディア人が住む。壁の外にはマーレ国から楽園送りにされた巨人が闊歩する。氷爆石・巨大樹・黒金竹など独自の生態系を持ち、豊富な地下資源を有している。詳細はパラディ島の地図・地名を参照。

ヒィズル国

東洋にある国。旧エルディア帝国時代は同名を結んでいた。ヒィズル国将軍家とフリッツ王家は懇意にしており、パラディ島へ逗留することもあった。

中東諸国

マーレ国に隣接する国々。連合を組み、マーレ国に挑んだ。

イギリスのような国

33巻134話で地鳴らしの被害にあった国。ビッグベンやロンドン橋を意識して描かれた背景が特徴的。

地理関係の解説まとめ

パラディ島の地図

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地図でストーリー解説 地理・地名まとめ
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地名の元ネタ