【進撃の巨人】歴史的に見る進撃世界地図【エルディア帝国とマーレ国の支配】

進撃の巨人世界の状況を大きな歴史の流れで確認します。

パラディ島とマーレ国の支配体制の変遷を確認します。

マーレの大陸支配(約2000年以上前)

単行本30巻122話の始祖ユミルの回想にて、進撃の巨人世界の一番古い情報が確認できます。

エレン達の物語の約2000年前、大陸の支配者は「マーレ」。一方、初代フリッツ王率いるエルディアは、大陸の中の小さな部族の一つでした。

そんな中、始祖ユミルが巨人の力を得ることで弱小部族が成り上がります。圧倒的な巨人の力により、マーレを滅ぼし、大陸を支配します。

※ちなみにこの時期にマーレ大陸の外や、パラディ島には、移動不可能でしょう。エルディアの支配下ではなかったと思われます。

 

エルディア部族の支配・エルディア帝国誕生(約100年前)

エルディア帝国は大陸の支配後、約1700年にわたり他民族を弾圧し、ユミルの民との混血児を強制的に産ませ同胞を増やしました。

進撃世界の歴で言うと、743年の巨人大戦までの期間です。

この時期、パラディ島はエルディア帝国の植民地だったのでしょう。この時期のエルディア帝国はヒィズル国と同盟を結んでいます。ヒィズル国国の将軍家子息はフリッツ家と懇意にしており、パラディ島に逗留しています。しかし、巨人大戦後にヒィズル国は敗戦国として立場を追われ、その混乱の中、将軍家の忘れ形見は島に残されました。

 

マーレ国の支配(約100年前から物語本編 | 743年〜853年)

進撃の巨人1巻1話における状態です。大陸の支配者はマーレ国、パラディ島の支配者はレイス家です。

話は743年に遡ります。「始祖の巨人」を保持する145代目の王カール・フリッツと「戦鎚の巨人」を管理するタイバー家が結託して始まった「巨人大戦」は、カールの策略によって終結。カールは「巨人大戦」での戦いを拒否し、数多くのエルディア人を引き連れてパラディ島へ避難します。パラディ島で三重の壁(ウォール・マリア、ローゼ、シーナ)を築き、名前をレイス家と変えて、地方の一貴族に扮します。

一方、大陸の支配権はマーレ国に移ります。マーレ政府はエルディア帝国の「九つの巨人」のうち「七つの巨人」の力を奪って管理します。

その後100年間、マーレの巨人の力に叶う存在は現れませんでした。しかし、854年のマーレ国と中東連合との戦いで、他国の科学力の発展が、マーレ国の巨人の力を超えることが明らかとなりました。

そこでマーレ政府は、845年に失敗に終わった始祖奪還作戦に続き、854年に再びパラディ島の始祖奪還に向けて動き出します。

マーレ国を裏から牛耳るヴィリー・タイバーはパラディ島に宣戦布告します。追い詰められたエレンは「地鳴らし」を発動し、侵略を拒みます。

※851年以降のパラディ島は「エルディア国」あるいは「新生エルディア帝国」を名乗ります。

新生エルディア帝国の支配(物語最終話 | 854年)

最終話の「天と地の戦い」から3年後の854年。

パラディ島は、イェーガー派が取り仕切る軍を結成し、他国の報復に備えます。

地鳴らし直後は各国が復旧で精一杯であり、支配勢力は変わっていないでしょう。

しかし時が流れて、パラディ島では再び戦争が発生(最終巻の加筆部分)。

巨人の力が無くなっても国同士の争い、奪い合いは終わることはありません。

地理関係の解説まとめ

パラディ島の地図

世界地図
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