【進撃の巨人】ウトガルド城の謎を考察 | 城の主は誰か?

ウトガルド城とは?

ウトガルド城

引用:『進撃の巨人』(諫山創, 講談社)

ウトガルド城は、9巻38話で出てきた古城です。104期生(ライナやーコニー)と、先輩兵士(ゲルガー、ナナバ)たちが巨人と戦った場所です。

この城に関する情報は以下の通り。

  • ならず者が根城にしていた
  • 看板に「ウトガルド城跡」と書かれていた
  • 古城である
  • ゲルガーたちもその存在を知らなかった
  • ニシンの缶詰が置いてあった

また、アニメ化の際には「現在公開可能な情報」で取り上げられています。

「いつ建築されたかも不明の古い城塞跡。内部に大砲なども備え付けられており、高い防御力を誇ったと思われるが、何と戦うことを想定されていたさえ分かっていない」

ウトガルド城を根城にしたのはジーク。ニシンの缶詰を持ち込んだ?

マーレ軍の威力偵察

引用:『進撃の巨人』(諫山創, 講談社)

まず、ウトガルド城を根城にしたのはマーレ軍と思われます。27巻110話によると、ジーク、ピーク、そしてマーレ兵の複数人で威力偵察に来ています。

ピークの車力の巨人の上に、ガス兵器や食材、さらには兵士たちを乗せて、パラディ島の南の船着き場から移動したのでしょう。

そして根城として、このウトガルド城を利用。ユミルが発見し、ライナーが怪しんだ例の「ニシンの缶詰」も、ジークたちが食べるための食料です(保存が効きますし)。

ここで気になるのはウトガルド城をジークたちが見つけたのは偶然だったのか?それとも最初からその場所を目指して移動していたのか?という点です。

ウォール・ローゼの中はかなり広く、偶然見つけるのは困難な気がします。

フリッツ王家は巨人大戦以前からパラディ島に来ています。当然、マーレ国側にパラディ島の地図・地理に関する情報があったと考えられます。しかも、ウトガルド城のような古くからある建造物は、地図に載っている可能性も高いでしょう。だからこそわざわざゲルガーが「古城」と言っているのではないかなと思います。

 

ウトガルド城は誰が何のために使っていた?

ウトガルド城は、誰が何のために作った城なのでしょう?

現在公開可能な情報の記述「いつ建築されたかも不明の古い城塞跡」を読む限り、パラディ島には支配者層がいて、彼らが住居兼戦いに備えた場所として使っていたのでしょう。

パラディ島の支配者は

  • フリッツ王家
  • フリッツ王家が来る前の先住民

のいずれかは不明ですが、フリッツ王家がパラディ島に来た時の根城だった気がします。島の中での文明の発達は、エルディア帝国からもたらされた知恵によるものではないでしょうか。また、パラディ島自体がエルディア帝国の植民地的な位置づけだった可能性もあります。

現在公開可能な情報の「内部に大砲なども備え付けられており、高い防御力を誇ったと思われるが、何と戦うことを想定されていたさえ分かっていない」という記述も気になります。誰を仮想敵にしていたのでしょう。

  1. 無垢の巨人
  2. 島の外から来る敵
  3. パラディ島の住民

無垢の巨人を大砲で討伐するのは困難ですので、戦う対象として想定はしていないはず。

パラディ島には友好国であるヒィズル国の将軍家が来ていることから、他国がパラディ島に来ることも昔からあったのでしょう。とすると、島の外から来る敵に備えるための場所だったとも考えられます。

また、パラディ島内で、民衆の反乱への対策としても機能しそうです。

 

結論は出ませんが、

  • パラディ島はエルディア帝国の一部だった(植民地の可能性も)
  • エルディア帝国を収めるフリッツ王家が、パラディ島の支配者でもある
  • フリッツ王家がパラディ島に来た際にウトガルド城を使っていた

というのが現在の私の予想です。

ちなみに、巨人大戦後、フリッツ王家はパラディ島に移住し、一貴族のレイス家と名前を変えて隠れます。

表の王様として君臨しないため、ウトガルド城を捨てたのかもしれません(ニセの王様に使わせればよかったのに…とも思いますが)

あるいは、ウトガルド城のある場所は、3重の壁の中心地としては適さなかったのかもしれません。