【進撃の巨人】北欧神話の関係を解説

書きかけです…🙇

諫山創先生は「進撃の巨人は北欧神話から影響を受けている」と公言しています。

この記事では、実際に「どのような点が共通しているのか?」という点を分析していこうと思います。

ユミルの存在と名前

北欧神話の物語の中で一番最初の巨人に生まれる「原初の巨人」の名前はユミルです。

「進撃の巨人」の世界で最初に巨人化した「始祖ユミル」の名前はここからきているでしょう。

 

ユミルの子どもたち

北欧神話では、氷の中から神ブーリが現れ、名のない巨人との間に息子ボルをもうけます。そして、ブルは巨人ベストラと結婚。3人の息子(オーディン・ヴィリ・ヴェー)が生まれました。そして原初の巨人ユミルはオーディンに殺されてしまう…というお話です。

一方で、進撃の巨人では、ユミルが3人の娘(ローゼ、マリア、シーナ)を生みます。死ぬきっかけは、自分の娘…ではなく、フリッツ王を庇った行動でした。

このあたりは「3人の息子と3人の娘」と無理やりこじつけられますが、あまり関係なさそうですね…。

 

壁に囲まれる世界

北欧神話は「人間はミッドガルドに暮らしていて、その外側に巨人たちが住むウトガルド(危険な地域)がある」という世界観です。巨人の襲来を防ぐために、人間の国は「柵」で囲まれています。

※柵は、原初の巨人ユミルのまつ毛で作られています…

一方で、進撃の巨人は「人間は壁の中に暮らしていて、壁の外は巨人たちが跋扈する」という世界。壁の中身(正体)は、大量の巨人でした。

このあたりは、やはり共通点がありますね。

 

今後の展開で絡むかもしれない

北欧神話の世界樹

北欧神話の世界は「世界樹」を中心に世界が形成されています。

進撃の巨人にも「大きな木」は出てきます。例えば、最初にエレンが目覚めたシーンでは気がクローズアップされています。

また、始祖ユミルが巨人の力を得た場所も「大きな木」でした。

 

ラグナロク

北欧神話は「世界がどのようにできたのか?」という始まりから、「大きな戦いがあって世界が滅びました」という世界の終わりまでが描かれています。

最後に行われる大きな戦いは「ラグナロク」と呼ばれ、巨人と神たちが戦った結果、主要人物がほぼ全て滅びるという衝撃的な結末となっています。

進撃の巨人で現在行われている「地鳴らし」も、もしかしたらラグナロクを元とした「世界滅亡」の姿なのかもしれません。

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