【進撃の巨人】ネタバレありで64話「宣戦布告」考察・感想【ファイナルシーズン4期5話】

当記事のネタバレ範囲
進撃の巨人TVアニメ75話以降 / 単行本33巻まで

進撃の巨人TVアニメファイナルシーズン5話目(64話)「宣戦布告」をネタバレありで考察します。

原作派の私タキが、アニメ化で追加された「アニメオリジナル」表現を中心に、原作&アニメがもっと楽しくなるような情報をまとめました。

進撃の巨人アニメFinalSeason後半の内容も含みますので、アニメ勢の方はご注意ください。ネタバレなしの解説が見たい方は【進撃の巨人】ネタバレなしでアニメ64話「宣戦布告」解説をご覧ください。

タキ

TwitterYoutube もやってます。
考察記事一覧
60話 | 61話 | 62話 | 63話 | 64話 | 65話 | 66話 | 67話 | 68話 | 69話 | 70話 | 71話 | 72話 | 73話 | 74話 | 75話

 

ネタバレありで進撃の巨人ファイナルシーズン4期5話(64話)を考察

私が気になったアニメオリジナル(アニオリ)の要素は以下の通り

  1. エレンとライナーの会話
  2. ライナーとヴィリーの対比
  3. 兵士の突入シーン(アニオリ)
  4. アニメと漫画の時間の使い方の違い

タキ

他にも色々とあると思うので、コメントください!

エレンとライナーの会話のアニオリ(カット)

エレンとライナーの会話は「カットされた部分」も多かったですが、本質的なところはしっかり残っていたように思います。

全体的に「エレンがライナーを責めている感じ」が減って、淡々とエレンが語り、ライナーが答えるという感じ。

例えばライナーが「エレン、どうやって、なにしにここにきた?」という台詞。原作では

  • ライナー「どうやって来た?」
  • エレン「最初に聞きたいのはそんなことか?」
  • ライナー「なにしにきた?」

というやりとりだったので、エレンがちょっと上からな感じがしました。

他にも、ヴィリーの演説が始まった時にエレンがライナーの言葉を遮る場面もなくなりました。これもエレンが場を支配している感が少し薄まったと言うか、あくまでもエレンは「ライナーとここに来て、話している」という印象になりますね。

 

あと、アニメで見て気づいたんですが、エレンのほうはコミュニケーションをとろうとしているけど、ライナーは自分の中で会話している感じもします。

エレンは「マルセル」のことを知らないのに始祖奪還作戦の日についての話をするライナー。それはやはり自分がもともと思っていたことであり、ライナー自身の懺悔のようなものだったのでしょう。まさしくアニメ冒頭でベルトルトが語った「誰かに裁いてほしかった」という感情そのもの。

ちなみに引き金はエレンの「ずっと苦しかっただろ」って台詞。半生を振り返り、自分がした選択はなんだったのか?を脳内で以前から反芻していた、せざるを得なかったんだろうと想像します。

 

ライナーとヴィリーの対比

エレン・ヴィリー・ライナーの3人の共通点・重なりを簡潔に描いていました。例えば「オレを殺してくれ」というライナーの台詞の直後に「私は死にたくありません」というヴィリーの台詞を持ってくるアニメ演出めちゃくちゃ良いですね。

他にもアニメならではのエレン・ライナー・ヴィリーの発言のそれぞれの温度差が印象的でした。

エレンは淡々と事実を語るけど、ライナーは感情的にどんどん強まっていく。恐怖と苦しみと後悔とごちゃまぜの感情です。

またヴィリーに関してはライナーと異なり自分の感情を「目的のため」に冷静に使っているように思います。死にたくないのは真意としても、劇の後半で涙を流すのはやはりパフォーマンスの一環なのではないかと邪推してしまいます。

実際そのヴィリーの演説で、各国の人々の心は「感情的に」動かされて、世界一致団結の雰囲気になっていました。これはヴィリーの意図通りでしょう。

逆にエレンの場合は意図せずにライナーに「自分が責められている」感じを与えてしまった…ともいえますね。

 

兵士の突入シーン(アニオリ)

ライナーがいる場所を兵士が探し当て「いざ、突入!」のタイミングで巨人化するエレン。これもアニオリですね。巨人化するならこのときしか無かった感が増幅して良いですね。

 

アニメと漫画の時間の使い方の違い

基本的に、今回はゆっくりと話が流れて、今までのアニメよりも贅沢な時間の使い方で良かったです。心情を理解しやすい。

エレン巨人化のタイミングでファルコをかばおうとするライナーの姿もスローで良かったです。

この辺りはアニメならではの時間の強制が生み出す演出ですね。

ちなみにエレン巨人化時の、ヴィリー死亡&民衆犠牲感が薄れたけど、これは来週のためでしょうか?

「エレンが巨人化する」

その一点にフォーカスされた演出な気もします。エレンの行為の意味・結果は来週以降、丁寧に描かれそう。一級地獄制作会社MAPPA様に期待。

 

マガトの台詞が追加された

マガトの「この収容区で宣戦布告を行うことになるとは」はアニオリ台詞ですかね。エルディア人を心配していると捉えられなくもないですが、状況説明的な感じも。

ヴィリーとの密談は来週改めて描かれる(カットではない)と予想していますが…。

 

進撃4期5話(64話)「宣戦布告」のネタバレ感想

【恒例企画:今週のライナー】ライナーと圧迫面接

ライナーの溢れ出る苦しさが満載の今回。特にエレンとの最初の会話での

「えっ、えっ、、え…」

が最高でした。細谷さんの演技、好きです。

そして地味にファルコの「裏切った台詞」がライナーに突き刺さるとかもしっかりありましたね(漫画と違ってライナーの顔が映ってはいませんでしたが)。

とにかく圧迫面接を見ているような印象。エレン試験官の方にはその気はない。むしろ、原作よりも優しくはなったのですが。

エレン役の梶さんの声色もどこか優しかったですよね。漫画原作同様に「エレン何を考えているのか?」感を出すためには、強めの口調にしたいですが、そうすると後から辻褄が取れなくなる。

ということで、アニメ演出(不穏なBGM)で代替したのかも。エレンの声色自体は淡々と、どこか優しく感じます。早くアニメ後半でライナーが「あれはそういうことだったのか…」と気づくシーンが来てほしいです。

【進撃の巨人128話】ライナーが理解した「オレはお前と同じ」の意味を考察

 

ライナーと会ったエレンの感情

エレンの目の光沢が改めてなくなっていますね。絶望と諦観。ライナーに会いに来たのはパズルの最後のピースのような「覚悟」を埋めるために思えます。

そもそもレベリオ襲撃時にライナーを無力化するなら、ピークとポルコと一緒で良かったと思うんですよね。わざわざライナーを呼ぶ必要はなかったんですよね。

だからこの対面での会話はエレンが望んだものだと思う。ファルコに話を聞かせたいし、自分の最後の決意を固めるためではないか?というのが個人的な想像。

ちなみにエレンがファルコを外に出さずに同席させたのは、ライナー副官の場所がマーレ側にバレたらまずい&ファルコを襲撃の被害から守るため(ライナーなら守ってくれるという期待)。

狡猾な女豹・キヨミ様のヴィリーとの対話

演劇の直前に楽屋にいけるキヨミ様の権力スゴいですね。アニメ版のほうが、狡猾な女狐的な印象が強い。表情動かさず「あなたがたは勇敢」と語っているのは意味深ですね。

タイバー家の歴史のことも知っていると思うんですよね。そう考えると「勇敢=本当は裏から操っているだけの一族のくせに」みたいな皮肉も取れますが…。

いずれにせよこれからヴィリーが死ぬことを知りながらも「逃げ出さないか確認しに行った(後押しした)」というキヨミ様の行動なのだと思います。

アニメ冒頭のベルトルト・名誉マーレ人

ベルトルトの「裁いてほしかったんじゃないかな」という最初の台詞があるから、ライナーのエレンの懺悔に一方的なニュアンスが含まれるのもわかります。ちなみに現在公開可能な情報でベルトルト・フーパーになっていましたが、フーバーが正しいですね。

【進撃の巨人】TVアニメ4期の「現在公開可能な情報」のまとめ

ちなみにベルトルト・フーバーの親が「マーレの手厚い看護を受けていた」という情報がアニメでカットされました。

「ベルトルトが何故戦士になったのか?」が垣間見える情報だったんですけどね。尺の問題で仕方ないカットですね。結果、原作と比べて、マーレ国の酷さが少し増す方に働いています。

あ、名誉マーレ人が前列にまとめて座っているのは、演劇のSランク席みたいなもの。こういうところでも地味に待遇良いはず。

ゾフィアとピークの仲の良さ

ピークとゾフィアのキャッキャしたやり取りが漫画より目立ちますね。ウドもゾフィアも来週で死ぬとは信じられないと言うか、むしろアニメで「感情移入」できるようになったおかげで、地獄度が増します。

ピークちゃんが「怪しいからつけてきて」と言ったパンツァー部隊に抱きつくシーン。これもピークがゾフィアとキャッキャと遊んでいたからこそ、何気なく見える描写かもですね。諫山先生の伏線の貼り方素晴らしい。

ちなみに、ヴィリーの「巨人大戦の真実」の話に一番大きく反応しているのはガビ。アニメで動きがつくとよりわかりやすかったですね。ガビの純粋さが垣間見える。教えられてきた教育との違い、信じるものが強ければ強いほど、心のグラつきに転換する。シンドいところ…

イェレナの声優は斎賀みつきさん

イェレナの声、本当に良かった!登場時点では女性とわからないようにする必要があるので、女性だけどすぐにはわからない絶妙な声が良かったですが、高いハードルクリアですね。

コレ以上無いキャスティングな気がします、MAPPAさんスゴい!

ちなみに、イェレナの付け髭は「付けている」感が強くて笑いました。漫画よりも露骨ですね…😁

ケニーとウーリの並ぶ姿

ケニーとウーリが湖を二人で並んでみている描写、スゴい好きです。ともに並ぶ=理解する二人って感じがします。

もちろん、フリッツ王の話とウーリの言葉が同じもの=ヴィリー発言の信憑性ってカットなんでしょうけどね。

アニメだと朝焼け感(?)があるし、希望が漂っているのも好き。最強すぎるケニー・アッカーマンと、理想通りに物事を進められるウーリレイス。

この二人だからこそ、持っている孤独がある。だからこそ二人は唯一並び合える、その孤独を含めて理解し合えるんだろうな、と思います。

アニメ64話「宣戦布告」個人的な感想まとめ

  1. 巨人大戦を演じている車力の巨人役と思われる「四つん這いおじさん」の姿を見ると、車力の中身がおじさんからピークちゃんに変わってよかったと思いました。
  2. エレンの足にょきにょきはアニメならでは。気持ち悪い@アニ
  3. おまるシーンがカット。
  4. ヴィリーの「お前を犠牲にした…」発言もなくなっていましたね。
  5. 地ならし巨人、アニメで色がつくと怖い。ただ、数が少ないので、そこまで脅威な感じもしない。その演出が逆に怖い。
  6. 予告の「暴虐を尽くすエレンに戦鎚が振り下ろされる」の言葉遣い最高。
  7. 「名はへーロス」でマガトが映るのも意味深。やはりマガトとヴィリーの英雄が必要という会話と、その後の握手は大事ですよね。
  8. パンツァー隊の眼鏡の「ピークちゃん(高音)」がツボりますね。

漫画(原作)は25巻収録

今回の話は、漫画原作の25巻に収録されています。原作との違いもたくさんあるので、まだ読んでいない方は必見です!

ちみキャラ4コマ漫画「調査兵団-ファイナル」

まとめ

進撃の巨人アニメ64話について考えたことや思ったことをつらつら語りました。もっと詳しい話は以下の動画で語っていますので、興味あればどうぞ

【進撃の巨人アニメ64話】宣戦布告の裏側のエレンとライナーの考えを解説【ファイナルシーズン4期5話 ※単行本ネタバレ】

そもそも話の内容がわからないよー!という人はネタバレ無しの64話解説記事もあるのでそちらをどうぞ。

また、原作のマーレ編(23巻以降)は、過去動画でかなり深堀りして話しているので、もっと細かく内容を理解したい人は見ていただくと、より理解度が深まると思います😁

ちなみにアニメ全話を見返したい方はAmazonPrimeがオススメです。放送翌日の昼12時に最速公開されますし、初月無料&月額料金も最安なので。
AmazonPrimeで全話見られます

タキ

進撃の巨人を布教するために記事もシェアしてもらえると嬉しいですw
考察記事一覧
60話 | 61話 | 62話 | 63話 | 64話 | 65話 | 66話 | 67話 | 68話 | 69話 | 70話 | 71話 | 72話 | 73話 | 74話 | 75話

コメントはご自由にどうぞ!