【進撃の巨人】ネタバレありで62話「希望の扉」考察・感想【ファイナルシーズン4期3話】

当記事のネタバレ範囲
進撃の巨人TVアニメ75話以降 / 単行本32巻まで

進撃の巨人TVアニメファイナルシーズン3話目(62話)「希望の扉」をネタバレありで考察します。

原作派の私タキが、アニメ化で追加された「アニメオリジナル」表現を中心に、原作&アニメがもっと楽しくなるような情報をまとめました。

進撃の巨人アニメFinalSeason後半の内容も含みますので、アニメ勢の方はご注意ください。ネタバレなしの解説が見たい方は【進撃の巨人】ネタバレなしでアニメ62話「希望の扉」解説をご覧ください。

タキ

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ネタバレありで進撃の巨人ファイナルシーズン4期3話(62話)「希望の扉」を考察

私が気になったアニメオリジナル(アニオリ)の要素は以下の通り

  1. 知性巨人の登場場面
  2. ライナー、エレン、ファルコの意思
  3. ライナーの心理と対応する演出
  4. 目と天気と時間の描き方
  5. アニのケリの強さ

タキ

他にも色々とあると思うので、コメントください!

 

9つの巨人(知性巨人)の登場場面アニオリがスゴい

知性巨人(9つの巨人)の紹介パートが良かったですね!アニメオリジナル演出で、戦士たちをプロファイリングしたようなカットが多数含まれていました

原作同様に、他国を攻め入る「演習(実戦でしょうけど)」で、新たな巨人たちの力を確かめています。

夜間の奇襲なので、無垢の巨人が使えない=新参の子供戦士たちでも足りるような相手だったのでしょう。

 

ちなみに名作映画ユージュアルサスペクツを思い出す「マグショット」的な演出がすごい良かったです。ここはアニメスタッフの腕が光りましたね

 

超大型巨人の「注射」アニオリの謎

ひとつ、謎だったのが超大型巨人の紹介シーンの「注射」ですね。ロッド・レイスが持っていたものと同じでしょうか?「サイキョウノキョジン」と書かれた瓶との関係も気になるところです。

アルミンがベルトルト巨人を継承するときに「注射」を使ったので、そこが関係しているのでしょうか?ただ、戦士候補生たちが巨人を継承するタイミングよりかなり後なんですよね…🤔

 

ライナー、エレン、ファルコの意思

今回地味に気になったのが「ライナー、エレン、ファルコ」と受け継がれる進み続ける意志です。

「何も出来ないまま終わってしまう」と思っていた3人が、自ら進み続けることを選ぶ。そして、その意思が受け継がれていく様子がスゴい良かったです。

 

もともと訓練兵時代に落ち込むエレンをライナーが助けたシーンがありましたよね。

実はここが、ファルコの「オレはなんにも出来ないまま(=ガビがヨロイの継承をするので、救えない)」という台詞と重なってきます。

そしてその背中を押したのはクルーガーの偽名を使う負傷兵エレン。

この関係性はマンガだと数話に渡り描かれていましたが、アニメだと1話に凝縮されていたので、わかりやすかったですね。

 

ライナーの父親との対峙がヤバい

原作同様にライナーが父親に拒絶されたショックで、いつの間にか「パラディ島出発日」を迎えるシーンも良かったです。

これアニメを見て、さらにYoutubeでのコメントも頂いて考え直したのですが、

  • ライナーはパレード中に父親らしき人物を見かける
  • 父親らしき人物が「兵舎(母から聞いていた場所)」に行くのを発見する
  • 「もしかしたら自分が名誉マーレ人になったので、一緒に暮らそす意思がある?」と淡い期待を抱く
  • 会いに行くと「悪魔の一家から逃げ切ってやる」と言われ、夢が絶たれる

みたいな心理の流れがあったのかも。泣ける。ライナー少年可哀想。

アニメでは「カリナからの父親と暮らせるはず」という叶わぬ夢を肯定するライナー少年のシーンが無くなっていたのは正直残念でしたね。

ここは正直言って、アニメ派の人にも原作マンガ(24巻)で読んでほしいところですね。

 

マルセルの最後のシーンを見送るライナー

マルセルが食べられる箇所も、アニメでは「ぶつぎりの映像」風の演出になっていました。

これが個人的には好きでした。ライナーは現実を直視できなかったのだろうし、食べられる瞬間を記憶からなくしていた。ある種の現実逃避から、残された記憶が断片的にしか残っていないのではないか?

…と、そんな風に感じました。

逃げたライナーはもちろん悪いですが、10歳そこそこの少年が信じていたものを立て続けに壊されたら、精神崩壊しますよね。

 

エレンとライナーの目

アニメならではだなーと思ったのが、キャラクターの表情の描き方。マンガの良さもありますが、アニメは色や光がつく分、ギャップがを感じやすいです。

例えば、キラキライナー(キラキラした目のライナー)が、銃を口に咥えて絶望するシーンへの移行部分とかすごかった。目の輝きが一切失われている。

 

負傷兵エレンも同様で、このときのエレンはいろいろな物を経験しすぎているので、

  • 進撃の能力で未来の記憶を見る
  • ●●と暗躍
  • 地鳴らしやる選択
  • マーレ国の人と宴会など
  • ジークを騙す覚悟

みたいな感じで、完全に覚悟決まりきっているんですよね。

それが現れたのがこの光沢を失った目にあらわれている気がします。MAPPAさん良い仕事してますね。

 

エレンとファルコの会話と「道」

少し気になったのが、エレンとファルコの会話のシーン。原作では殺風景だったのですが、アニメだと「木」が生えています。

単なる雰囲気作りかもしれませんが、木といえば「道」を思い出します。枝分かれしていくユミルの意思もまるで木のようでしたね。

エンディング映像を見ても、ファルコと道の関係性が示唆されている感じもして意味深。何かありそう。

 

更に言うと、「ネタバレありで60話「海の向こう側」考察・感想」でも語ったファルコの発言

「さっきまで剣持って飛び回ってなかったか?」

「ギューンッ!てさ 巨人を…」

これは、諫山先生がアニメ化にあたり注文した台詞っぽいですし、単なる「状況説明台詞なのか?」というところも気になるところ。

 

ネタバレありの進撃4期3話(62話)「希望の扉」の個人的な感想

【今週のライナー】

メインディッシュ(?)に入る前に、前菜としてのライナーの名場面を見ていきましょう。

なんと言ってもアニにボコボコにされるライナーの姿がすごかった。

アニオリでも描かれている通り、アニのケリは「壁を破壊するほどの威力」。それを食らっても生きて意識があるライナーの生命力たるや(まあ、頑丈だしな…)。

アニが手加減した可能性もありますが、それ以上にライナーの意思の強さがあるのでしょう。ちなみに巨人化したら傷は修復されるので、アニも心置きなく蹴られましたね(そこまでは考えられる精神状況では無かっただろうけど)

他にも、ポルコと口論する姿とか、異常に怯える(ユミル巨人から逃げた後の)姿も良かったです。

ただなんといってもメインはこれですよね。

ライナーが銃を口に咥えるシーン。これを見るために、原作派はアニメを見ていたと言ったら過言でしょうか。

しかもMAPPAさんの粋な計らいでアニメのエンドカードでも使っている。「終」の文字が意味深に見えます(ライナーが終わること示しているような…)。制作陣からも愛されている、ライナー…。

原作と違って過去の回想(良いところ、頑張ったエピソード)が無かったので少し情緒は消えました。ただ、その分「突然感」がありましたね。これはこれで良いアニメ演出だった気がします。ありがとうございます(?)。

タキ

ただ、もう少し「ゆっくり」描くというか、銃を口に咥えてから「止め」の時間を長くしたら(尺が取れたら)、もっと伝説的なシーンになったかなあとも想像しますw

 

 

戦士候補生7人の関係性についての考察

ジークの「行こう、ピークちゃん」という台詞、ちょっと特別な距離感感じました。車力&獣ペアになる前から仲良かったってことですよね。

聡いジーク&ピークは話があったのか?あるいは恋愛感情的な何か? はたまた無配慮な年上男だっただけ?

ピークは「ジークはエレンに初めて本音を話した」という台詞を後に語ります。この辺りから、ピークもジークのことをよく観察していたことも気になります。嫉妬的な感情があったら面白いですけどね。

 

あと、当時の戦士候補生は7人なんですよね。奇数なので「2人でペア組んでください」って言われたら

  • ジーク&ピーク
  • マルセル&コルト
  • ライナー&ベルトルト

でアニが一人だけ余る感じかな(アニはあまり気にしなさそうですねw)

 

マーレ国の「戦士候補生」の採用状況

性別意識してなかったですが「女型」はそもそも女性しか受け継げないのでしょうか?

そうなるとピークとアニ、どちらを「女型」にするかはマーレ軍も考えてそう…。

戦士候補生が欠員しても平気なように募集している可能性が高いですよね。 戦士候補生に女性は常に2名以上いるように。ピーク&アニ、ガビ&ゾフィアもそうですね。

すごい余談ですが、候補生からすると「女型継承=当たり」なのか気になりますw

「超大型」は期待の現れな気がするし、「鎧」はちょっとハズレ(壁役は大変)的な印象ありそう。

タキ

アニはピークじゃなくて自分が「女型」を継承できたこと喜んでいたんですかね?w

 

ドベライナーとポルコの差は?

あとポルコとライナーは意外と「ドベ争い」していた気も。

「オレはドベだし…」というライナー発言に、鋭いベルトルトが「そうかなあ?」と返しているのが印象的。

つまり大きなドベ差はなさそう。 そもそもマーレ軍人を欺けるほど、少年マルセルの情報操作能力がスゴいとも考えづらいw

 

マルセルが裏でライナーを持ち上げたり、弟を貶めたりしている様子が気になりますね。

  • 「ライナー、忠誠心半端ないっすよね!」
  • 「あいつ、意外とチームプレイ向きなんすよ」
  • 「逆にポルコはダメっすね、生意気だし、まだガキっす」
  • 「いやー、ライナーが巨人になってくれたらマジ助かるな〜〜〜(チラチラ)」

的な感じでしょうか?🤔

マルセルがポルコを貶めるにしても「反逆思想持っていますよ」って言ったらポルコが危うくなる。なので、かなり絶妙なバランスで貶めていることに…。

あるいは「ポルコの生意気な性格」をうまく伝えて「忠誠心低めですよ」というくらいのアピールにしたかも。同じくらいの成績二人なら「反抗するかもしれないポルコより、絶対忠誠なライナーのほうがいいか」という判断はありそうなので。

 

ただマルセルどこまで賢いかは謎ですね。頭脳はピークが評価されていましたし。「体力がすごい」マルセルの詳細は語られないまま退場してしまい、残念ですね。

タキ

機転が利くから頭は良かったのかな…

 

戦士候補生たちが「戦士(名誉マーレ人)」を目指す理由

戦士候補生たちが「戦士(名誉マーレ人)」を目指す理由を整理しました。これが思いの外「家族」というファクターが大きいことに気づきました。

  • ライナー 母親のため
  • アニ 父親のため(強制的に戦士に)
  • ピーク 父親の治療
  • ベルトルト 親の治療?
  • ジーク 両親の尻拭い(裏の意図あり)
  • コルト、ファルコ 親族の尻拭い(グライス家)

この辺りはみんな「家族・親族・誰か」のため。

 

ポルコ、マルセル、ウド、ゾフィアは「謎」だけど、彼らもそういう事情があったのかもしれないですね。ガビに関しては「同胞のため」という名目はあるけど、承認欲求だったり「憧れ」みたいな側面も意外と大きいんじゃないかな。親戚のライナーが戦士になって羨ましい、私も褒めてもらいたい…みたいな少女の純粋な願いとか。

※クサヴァーさんは「贅沢な●●」と言っていたけど、あれももとを正せば「家族の死」というのも大きい(とはいえ、ちょっと一人だけ毛色が違うっちゃ違う)

 

漫画(原作)は23巻〜24巻収録

今回の話は、漫画原作の23巻・24巻に収録されています。原作との違いもたくさんあるので、まだ読んでいない方は必見です!

ちみキャラ4コマ漫画「調査兵団-ファイナル」

 

まとめ

進撃の巨人アニメ62話について考えたことや思ったことをつらつら語りました。もっと詳しい話は以下の動画で語っていますので、興味あればどうぞ

進撃の巨人アニメ62話 ライナー!!と叫びたくなる心理描写がスゴい

そもそも話の内容がわからないよー!という人はネタバレ無しの62話解説記事もあるのでそちらをどうぞ。

また、原作のマーレ編(23巻以降)は、過去動画でかなり深堀りして話しているので、もっと細かく内容を理解したい人は見ていただくと、より理解度が深まると思います😁

ちなみにアニメ全話を見返したい方はAmazonPrimeがオススメです。放送翌日の昼12時に最速公開されますし、初月無料&月額料金も最安なので。
AmazonPrimeで全話見られます

タキ

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