【進撃の巨人】ネタバレありで61話「闇夜の列車」考察・感想【ファイナルシーズン4期2話】

当記事のネタバレ範囲
進撃の巨人TVアニメ75話以降 / 単行本32巻まで

進撃の巨人TVアニメファイナルシーズン2話目(61話)「闇夜の列車」をネタバレありで考察します。

原作派の私が、アニメ化で追加された「アニメオリジナル」表現を中心に、原作&アニメがもっと楽しくなるような情報をまとめました。

進撃の巨人アニメFinalSeason後半の内容も含みますので、アニメ勢の方はご注意ください。ネタバレなしの解説が見たい方は【進撃の巨人】ネタバレなしでアニメ61話「闇夜の列車」解説をご覧ください。

タキ

TwitterYoutube もやってます。
考察記事一覧
60話 | 61話 | 62話 | 63話 | 64話 | 65話 | 66話 | 67話 | 68話 | 69話 | 70話 | 71話 | 72話 | 73話 | 74話 | 75話

ネタバレありで進撃の巨人ファイナルシーズン4期2話(61話)「闇夜の列車」を考察

私が気になったアニメオリジナル(アニオリ)の要素は以下の通り

  1. ライナーの長話演出に「回想映像」が無い
  2. 自ら命を断つ兵士の姿
  3. 負傷兵エレン登場の角度
  4. 原作キャラ理解が深まる演出
  5. 原作より突き詰めた「戦争の描き方」

タキ

他にも色々とあると思うので、コメントください!

 

ライナーの「長話」に回想映像がない

ライナーが故郷のレベリオに帰ってきて、ブラウン一家に対して「パラディ島への様子を語る」シーンの演出が大きく変わっていました。

原作では、ライナーの回想でパラディ島の人々の様子が描かれました。しかし、アニメでは回想シーンは一切なし。

映像を切らずにズームインでライナーの顔に近づいていく演出でした。非常に不気味。そして「ライナー…突然何を語っているんだ」というカリナ・ガビの気持ちになれましたね。

 

自ら命を断つ兵士のアニオリ

自ら命を立つ兵士のアニオリも衝撃的でした。ライナーとカリナの会話の直後に兵士が屋根から飛び降りるシーンがありました。おそらく中東連合との戦いに行って帰ってきた一般兵のようですね。

戦争後、トラウマが呼び起こされて自ら命を断つことを選んだのかな…。

ライナーのシーンの直後に「兵士のアニオリ」があったのは意味深です。ライナーが「口に銃を突っ込む例のシーン」につながるのかなという予感をさせます。

 

負傷兵エレン初登場の角度

みんなお待ちかねのエレンがついに初登場です!

アニメ初視聴だと気づけないと思うのですが、ライナーと戦士候補生を後ろから見守っていました。

ちなみに原作とは少し位置が違っていて、ライナー達を上から見下ろすようなアングルで登場していました。

あと、この時点ではまだ「エレン」とわからせないために、エレンの声優(梶さん)の声を出させないのもアニメスタッフのさすがの配慮。

 

マーレ戦士の人間性を出す演出

地味に重要なのがマーレ戦士の人間性を出すいくつかのアニメオリジナル改変です。例えばポルコ・ピークの「兄」「姉」感が非常に感じられました。

ガビ・ファルコを褒めたり触れ合うシーンが意図的に追加されたおかげで、彼らも普通の人間なんだなと言う事は伝わります。

ピークが父親と触れ合う姿もありました。原作ではなかった「ピークが父さんと語りかけるシーン」がありましたね。ピークの父親が咳き込むシーンも追加されていましたし、地味な原作補完になっています(ピークは病弱な父親のために戦士になっているのが確定した)

 

あと、何といってもガビが担ぎ上げられて「私!私!私!」と叫ぶ(アニオリの)姿は非常に印象的でした。ガビはやはり純粋な少女であり、マーレ国の教育の上で「あぁなってしまっただけ」と言うことを感じさせられます。

 

原作より突き詰めた「戦争の描き方」

進撃の巨人のアニメでは原作よりも戦争とは何か?エルディア人たちはどんな境遇なのか?がしっかりと描かれています。

  • ジークがタバコをつけるシーン(マガトはコルトにタバコをつけさせる)
  • 一般兵士達にも家族がいる(レベリオの人々)
  • マーレ兵士達は夜の町に行く一方で、エルディア人兵士たちはトラウマを抱えて精神病院に行く人もいる

などなど。

タキ

細かな描写をたくさん挟むことで、マーレ編の雰囲気がより緻密に描かれているように感じます。

 

進撃の巨人4期2話(61話)「闇夜の列車」はカットシーン多数

進撃の巨人アニメ61話はカットされたシーンもたくさんありました。アニメの尺を考えると仕方ないことなのですが、驚いたファンも多かったと思います。

 

無くして平気なの?という設定関連シーン

  • コルトとジークの会話全般(脊髄液、フリッツ王家→レイス家、巨人科学の副産物アッカーマン)
  • 元帥のジークが何故「驚異の子」と呼ばれるのか?という説明
  • ファルコのガビへの恋心が描かれるシーン(「罪な女」とからかわれる箇所)
  • ガビとレベリオ収容区の門塀のおじさんの会話

そもそもカットされた理由がどちらなのか気になるところです。

  1. 諫山先生公認の「捨て設定」
  2. 時間がなくて入らなかった

「アッカーマンが巨人科学の副産物…」みたいな台詞はもしかしたら、前者の可能性もあります。

単に時間が足りなくて入り切らない場合は、シーン(情報)をまとめて描くことで対策する気もします。

【追記】門塀のおじさん、ファルコのガビへの恋心などは、アニメ63話でまとめて描かれましたね。やはり意図的な「編集」だったっぽいです。

 

演出としてなくなって残念だったシーン

  • コルトとジークの会話での「王家の血」の話のときに、ジークの目が見えず、風が吹く(=怪しさ演出)
  • 元帥の「羽の生えた巨人はいなかったか?」後の、謎の間
  • ピークの四足歩行シーン(63話で描かれました!)
  • ポルコのあくびで「ファミチキ」効果音
  • ガビのライナーへの優しい言葉
  • 「そのとおりだよピークちゃん」を2回言う
  • 盗聴に気づくライナー達の様子

こちらに関しては「あったら良かったな〜」くらいなので、仕方ないです。多くを望んでもきりがないので…。

近年の海外ドラマなどの自由度に比べて、TVアニメは「25分」という尺の制限があることが本当に良いことなのかは考えさせられます。

かと言って、マンガをそのままアニメで再現するのも違う気がしますね。それならマンガだけでいいじゃん…ともなりかねないという。

 

ネタバレありの進撃4期2話の感想【今週のライナー】

進撃の巨人ファイナルシーズン4期2話(61話)の個人的な感想をつらつら述べます。

ライナー、おまえ何考えている?

なんと言ってもライナーがブラウン一家に語るところが最高でした。「ライナーおまえ何考えている?」「本当に気持ち悪いよ」とつい言いたくなるほどに、ライナーは彼自身の世界に没頭して喋り続けていました。

104期生たちの特徴として「自分のことしか考えない」はまだしも「クソ真面目」「何があってもついていくやつら」とか普通に褒め言葉なんですよね。

そして自分の語りが受け入れられていないことにハッと気づいて「そんな悪魔たちだった」ととってつけたような一言。ライナーーーーー!!!!!

 

ライナーの孤独(アニオリによる強化)

9年ぶり(でしたっけ?)に故郷に帰ってきて、親とのコミュニケーションの断絶の姿が心痛みます。唯一本心を話せたであろうベルトルトも、もうライナーの近くにはいない。彼は彼の絶望を一人で抱えていくしか無いということが、このレベリオの地で見えました。ライナーを理解してくれる人はだれもいない。

原作ではガビが理解しようとしてくれていたのですが、その描写すらもアニメではカット。血の繋がりが強いから記憶も継承しやすい…みたいな話もなくなっていました。ライナーの孤独さがより際立ちますね。

これは邪推かもしれませんが、アニメスタッフとしては「ライナーの孤独。追い詰められた感」を出すために、ライナーへの救いの手を一個一個消していっているのかも。

諫山先生が描きたかった「ライナーの●●未遂」のシーンの前提として、そもそも必要だったとか…。恐ろしや。

 

ライナーがどう思われているかまとめ

それぞれのキャラクターのライナーへの感情を書き出してみました。

  • ベルトルト → 死亡
  • アニ → 嫌われている&パラディ島
  • ポルコ → 嫌われている
  • ピーク → フラット
  • ジーク → フラット
  • ガビ → 心配(原作より弱め)
  • ファルコ → 信頼しようか迷う
  • カリナ → 「何考えているんだ息子」感

うーん、ライナーは誰にも相談できないんですよね、こうやって考えると…。

4年間の中東連合の戦争中は、目の前にやることがあったので、自分の実人生について考えなくて済んだ。何故生きるのか?何故生きてしまっているのか?については先送りで良かった。

しかし、微妙にできてしまった「暇」がライナーにいろいろなことを思い出させて、絶望の淵へと追い込む。そして、再びパラディ島に行くことへの深層心理での拒否感からの逃避行動が銃を口に突っ込む例のシーンに繋がる…。

タキ

こうやってライナーの心情に寄り添っていくと、マジで泣きそうになりますね

…と、61話の感想と言いつつライナー語りになってしまいました。

 

漫画(原作)は23巻〜24巻収録

今回の話は、漫画原作の23巻・24巻に収録されています。原作との違いもたくさんあるので、まだ読んでいない方は必見です!

 

ちみキャラ4コマ漫画「調査兵団-ファイナル」

 

まとめ

進撃の巨人アニメ61話について考えたことや思ったことをつらつら語りました。もっと詳しい話は以下の2本の動画で語っていますので、興味あればどうぞ

進撃アニメ61話 アニオリ表現まとめ

進撃アニメ61話 気づくとゾッとする話

そもそも話の内容がわからないよー!という人はネタバレ無しの61話解説記事もあるのでそちらをどうぞ。

また、原作のマーレ編(23巻以降)は、過去動画でかなり深堀りして話しているので、もっと細かく内容を理解したい人は見ていただくと、より理解度が深まると思います😁

ちなみにアニメ全話を見返したい方はAmazonPrimeがオススメです。放送翌日の昼12時に最速公開されますし、初月無料&月額料金も最安なので。
AmazonPrimeで全話見られます

タキ

進撃の巨人を布教するために記事もシェアしてもらえると嬉しいですw
考察記事一覧
60話 | 61話 | 62話 | 63話 | 64話 | 65話 | 66話 | 67話 | 68話 | 69話 | 70話 | 71話 | 72話 | 73話 | 74話 | 75話

コメントはご自由にどうぞ!